不用品を整理して部屋を片付けたい
null「来年引っ越しをする予定なので、年内にいろいろと不用品を処分したい」(57歳/主婦)
「物置の整理。段ボールが積み上がっているので、いらないものは捨てたい」(33歳/総務・人事)
「不用品のメルカリ出品。少しずつ取り組んでいますが、まだ処分したいものが多いので」(30歳/営業・販売)
「不用品の処分。何かに使うかもと置いている箱などで物置が狭いので、捨てて気持ちもスッキリしたいです」(42歳/主婦)
「大掃除。不要な物品を一切なくしてスッキリ新年を迎えたい」(42歳/その他)
もっとも多かったのは、整理・収納・掃除に関することでした。いつのまにか増えてしまった不用品の整理を放置していたので、「年末こそ片付けたい」という回答が続々。
フリマサイトなどに出品してリサイクルする方法を考えている人もいました。
具体的にどんなアイテムを減らしたいと皆さんが考えているのか、次にご紹介します。
重点的に処分したいアイテムはコレ!
null「服や靴など大きなもののゴミ出し」(36歳/主婦)
「洋服の整理。何年か着ていない服は思い切って処分したいです」(47歳/自営業)
「大量の洋服をタンスに入るくらいの量まで処分する」(49歳/総務・人事)
「キッチンの収納をすっきりさせたいなと思っています」(43歳/主婦)
「乱雑になってしまっているキッチンを整理したい」(59歳/主婦)
「溜まりに溜まった、いただきものの整理。いらないものは処分する!」(58歳/主婦)
処分や整理を検討しているものとして、特に多かったのは“洋服”でした。着ることのない洋服を処分すれば、収納スペースばかりでなく、服を選ぶ時間やメンテナンスの手間もカットできそうです。
同じく、キッチンを整理したいとの声も。整理整頓されたキッチンは、気持ちよく動けて、家事効率もアップしますね。
そして、処分しにくいのが、いただきものの類。生活の中で活かすことができないのならば、贈ってくれた気持ちに感謝して、潔くお別れするのもやむを得ないですよね。
アプリや写真などデジタルデータを整理したい
null「スマホのアプリ整理。年明けに取り込みたいアプリがたくさん出そうだから」(47歳/主婦)
「写真の整理」(36歳/広報・広告・デザイン)
「子どもの写真整理。一年ごとにちゃんとやっておきたい」(40歳/事務職)
そのほか、“整理したいもの”として挙がったのが、スマホのアプリや写真です。
写真はデジタルで保管していれば、物理的な場所はとらないものの、意識的に整理していかないと、どんどん増えていく一方……。
年末のタイミングを利用して、1年分の写真やアプリを整理して、スマホやパソコンの中もスッキリさせたいですね。
普段手が回らない場所を掃除したい
null「普段あまり掃除しない箇所を徹底的に掃除する」(37歳/その他)という回答のように、日々の掃除でおろそかになりがちな場所を、新年を迎える前にきれいにしておきたいと考えている人が多いようです。
場所別にみていきましょう。
窓・ベランダまわり
「カーテンの洗濯。年に一度しか洗濯しないので、きれいにしてスッキリしておきたい」(50歳/主婦)
「窓のサッシをきれいにしたいです」(37歳/主婦)
「窓ガラスをきれいにする。いつも洗濯物を干すときに汚いなと思いつつ、できていないので」(32歳/主婦)
「ベランダの掃除と不用品の廃棄」(51歳/総務・人事)
洗濯物を干すときや、カーテンを開けたとき、気になるのが窓やベランダの汚れ。しばらく洗っていないカーテンは、目には見えにくくても、たっぷりとホコリを吸い込んでいるはず……。
こういった日々の“気になる”に徹底して向き合うには、年末がチャンスです。1年の汚れを落とせば、心までスッキリ、ピカピカの窓やベランダで新年を迎えたいですね。
キッチンまわり
「台所まわりの掃除。特にガスまわりの油汚れをどうにかする」(51歳/主婦)
「大掃除。換気扇まわりや高いところのお掃除」(41歳/自営業)
「冷凍庫の古い食材を整理する」(41歳/主婦)
「冷蔵庫の掃除。でも本当は、春になってからしたい」(37歳/パート・アルバイト)
毎日使うキッチンは、ちょっと掃除を怠ると、水アカ、油汚れなどが発生し、放置すればするほど、さらに落ちにくい汚れとなってしまいます。
五徳のこびりつきや、換気扇の汚れなど、今年の汚れは今年のうちに解消したいですね。
年末年始の食材を保管するにあたり、冷蔵庫内もきれいにしておきたいところ。食品の整理や拭き掃除をおこない、清潔に整った冷蔵庫で新年を迎えたいという声も目立ちました。
自分の健康・身だしなみのメンテナンス
null「健康診断に行くこと。つい子どものことで、自分の身体まで気を遣えていなかったから。健康診断をちゃんと受けて新年を迎えたい」(28歳/主婦)
「子どもが生まれて自分のことがおろそかになっているので、散髪と歯医者の定期検診に行くこと」(30歳/営業・販売)
「何十年かぶりに虫歯になってしまいました。歳をとると怖いもので、なんと歯が欠けてしまったので、早く治さなければと焦っています。出来れば年内に治したいと思っています。歯が痛いまま新年を迎えるのは辛すぎます」(54歳/パート・アルバイト)
「美容院。キレイな髪色で新年を迎えたい」(39歳/主婦)
「美容院に行きたい。もう1年半以上美容院に行っていないので、勇気を出して行きたいと思うから」(41歳/主婦)
「顔のしみとり。早くきれいになりたいです」(37歳/主婦)
さて、ここまで“家”に関する回答が続きましたが、最後は、自分自身の健康や美容に関する回答です。
虫歯は放置しておくと怖いですし、健康診断も定期的に受けて、自分の健康状態をきちんと把握しておきたいですよね。美容室でヘアスタイルやカラーを整えれば、見た目も気持ちもスッキリとします。
忙しかったり、子どものことで手一杯になっていたりすると、自分のことが後回しになりがちですが、しっかり“自分自身”もいたわってあげたいですね。
皆さんが「スッキリした気持ちで新年を迎えるために、年内に終わらせたいこと」をご紹介しました。いかがでしたか?
家事、仕事、子育てなど多忙な日々の中、“やらなくちゃ”と思いながら、なかなか行動に移せないまま、あっという間に1年が過ぎてしまいがちですよね。
年末のこの時期に、一念発起して終わらせておきたい“家まわり”のことや“自分に関すること”の回答に、読者の皆さんも思い当たることがあったかもしれません。
ちょっと気合を入れて済ませておけば、ピカピカのお正月が待っています。来年も、片付いた部屋で美味しい食卓を囲み、健康で過ごせるよう、2022年の心残りをスッキリと解消させたいですね。
ライター、J.S.A.ワインエキスパート。札幌の編集プロダクションに勤務し、北海道の食・旅・人を取材。夫の転勤で上京後、フリーでライティングや書籍の編集補助に携わる。小学生のころから料理、生活、インテリアの本が好きで、少ない小遣いで「憧れに近づく」ために工夫し、大学では芸術学を専攻。等身大の衣食住をいかに美しく快適に楽しむか、ずっと大切にしてきたテーマを執筆に生かしたいです。小学生のひとり息子は鉄道と歴史の大ファン。