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【2022年版】紙派orデジタル派?女性347人「スケジュール管理の方法」実態調査

仕事の打ち合わせ、子どもの学校行事、美容院の予約、さらにはクリーニングの受け取りなど細々したタスクに至るまで、日々のスケジュール管理をみなさんはどのように行っているでしょうか? 最近は、便利なアプリもたくさんありますが、「私はデジタルよりやっぱり紙の手帳がしっくりくる!」なんて人もまだまだたくさんいそうです。

今回は、20代~50代の女性347人を対象に、“2022年のスケジュール管理の方法”をテーマにアンケート調査を実施しました。紙(手帳、カレンダー)派かデジタル派か、多いのはさてどっち!?

2022年のスケジュール管理は紙(手帳、カレンダー)派orデジタル派?

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まず、スケジュール管理の方法について、4つの選択肢の中から最も近いものを1つだけ選んでもらいました。その結果は以下の通り。

紙派(手帳)・・・114票(32.9%)

紙派(壁掛けカレンダー、卓上カレンダー)・・・91票(26.2%)

デジタル派・・・93票(26.8%)

ツールを使ってスケジュール管理はしない・・・49票(14.1%)

一番人気は昔ながらの紙の手帳ですが、票数や割合的にデジタルも拮抗しています。紙かデジタルのどちらがスケジュール管理に適しているかは、各人の好みやライフスタイルによりけりかもしれませんね。

続いて、なぜそのツールでスケジュール管理しているのか、みなさんのコメントをご紹介します。

紙の手帳のここがおすすめ

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自由にカスタマイズしやすいから

「普通のノートなので自分でカスタマイズすることができます」(24歳/学生・フリーター)

「スケジュール以外にもメモをとったり活用の幅が広い」(58歳/総務・人事・事務)

「1日のマスがでかいと家計簿にもなる」(32歳/主婦)

紙の手帳の推しポイントとしてまず多かったのはこれ。レイアウトの自由度が高く、文字を書く以外にも、イラストを描いたり、シールや付箋を貼ったりなど、使い込むほどに自分にフィットしていくのはアナログ手帳ならではの魅力ともいえそうです。

手書きのほうが記憶に残りやすいから

「手書きでメモをするので大事な予定を忘れない」(38歳/その他)

「手書きの方が馴染みある字で頭に入る」(25歳/主婦)

「書くことによって頭に入る。書くことが好きなので、手帳を書く時間が楽しい」(34歳/営業・販売)

タイピングやフリック入力よりも、たしかに手書きのほうが記憶に残りやすい気はしますよね。また、書き込むという行為自体が好きという声もいくつかありました。

紙の手帳のほうがスケジュールを確認しやすいから

「パラパラめくって見ることができ情報へのアクセスが良いからアナログ」(30歳/弁護士)

「紙の方が見やすいし過去の予定なども見返して思い出す事ができるので、楽しい」(34歳/金融関係)

「電話しながらスケジュールの確認が必要なときにすぐ確認できる」(30歳/その他)

「仕事中にスマホを見るのは気が引けてしまうので、紙の手帳の方が見やすい」(49歳/総務・人事・事務)

デジタルも検索機能などが使えて便利ですが、自分でページをめくったほうが知りたい情報を早く見つけられるという人も。また、自分が使いやすいかどうかだけでなく、人からどう見られるかもひとつの判断基準になりそうです。

デジタルは使い勝手がよくないと感じるから

「パソコンは立ち上げに時間がかかるし、スマホは慣れていない。紙の手帳だと、すぐ書けるし、すぐ見れる」(53歳/主婦)

「紙の手帳なら、バッテリーが切れているときも充電しないで見られる」(52歳/主婦)

「スマホはデータが消えてしまうことがあるけど、手帳に手書きしておけば、そういう心配がない」(49歳/金融関係)

「スマホアプリの手帳では、アプリが繋がらなかった時に困るので紙の手帳派です」(56歳/その他)

のちほどご紹介するように、デジタルにはデジタルならではの利便性もありますが、反面、デメリットもないわけではありません。慣れ親しんだ紙の手帳のほうが何かと使い勝手がいいと感じている人も少なくないようです。

手帳というアイテムが好き

「毎年新しい手帳を買うとやる気が出る」(48歳/主婦)

「紙の手帳の重みと、手触りが好きです」(48歳/その他)

「手帳だと、オシャレなものが沢山売っているので持ち歩くだけでも気分が上がる」(22歳/学生・フリーター)

毎年、どの手帳にするのか吟味したり、まっさらのページに書き込んだりする瞬間のワクワク感! スケジュール管理は自分のためにすることですから、気分が上がるツールを用いるのがベストですよね。

紙のカレンダーのここがおすすめ

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「管理するほどスケジュールが詰まってないのでカレンダーに書き込むだけで十分間に合っている。壁掛けカレンダーだと大きいのでぱっと見てすぐわかるし満足している」(49歳/その他)

「冷蔵庫に大き目のカレンダーを貼っている。必ず毎日見るところなので、夫のスケジュールも一目で分かるし、私が忘れていたら夫が声をかけてくれるので便利です」(50歳/総務・人事・事務)

「カレンダーに家族の予定を書き込んでいるので、自然に予定の共有ができる」(49歳/主婦)

紙の手帳同様、「手書きのほうが印象に残る」「デジタルよりも使いやすい」という点のほか、紙のカレンダーならではのメリットとして、家族とスケジュールの共有をしやすいという声が多く上がりました。

特に、サイズの大きな壁掛けカレンダーは視認性も抜群。冷蔵庫やリビングなど、家族が必ず目にする場所に貼っておけば、うっかりスケジュール忘れのリスクを大幅に下げることができそうです。

デジタルのここがおすすめ

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さまざまな便利な機能があるから

「スマホのリマインダーやカレンダーでスケジュール管理をすると通知機能が使えるから、忘れる心配がない」(40歳/その他)

「ネットで予約したものなどが、自動的にスケジュールに追加されるため」(39歳/主婦)

「カキコミの移動がコピペでラク」(56歳/主婦)

「夫と共有できるので、いちいち報告しなくて良い」(24歳/主婦)

「Googleカレンダーを使っています。パソコン、スマホ、タブレットで同期できるので、何をしている時でもスケジュールを確認・編集できて便利です」(53歳/その他)

さきほど紙派からは「デジタルは使いにくい」との声もありましたが、反面、デジタルにはさまざまな便利機能があります。特に、リマインダー機能を重宝しているとの声が多く聞かれました。

デジタルのほうがかさばらないから

「荷物にならないからデジタル派。1年だけじゃなく3年前のスケジュールとかも見れるからそっちの方がいい」(21歳/その他)

「紙ベースだと持ち歩きに不便だし、予定をすぐに確認したいときにペラペラめくるのも面倒なので、スマホのアプリで管理しています」(30歳/その他)

「思った時にすぐに入力できるし、持ち物も増えない。スマホで済むので、わざわざ毎年お金を出して買わなくても良い!」(49歳/主婦)

もうひとつデジタルの大きなメリットとして、スマホ一台で完結するという点も挙げられます。機器の紛失や故障にはくれぐれも要注意ですが、常にスマホを持ち歩いている人にとっては、スマホでのオール・イン・ワン管理が楽ちんですよね。

複数のツールを併用している人も…

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どのツールも一長一短があるため、複数のツールを併用しているコメントも見られました。

「未来の予定はデジタルに入力し、終わった予定を紙の手帳に書いて保管している」(35歳/その他)

「メインは手帳だけど念の為スマホのスケジュールアプリにも登録はする」(25歳/学生・フリーター)

「手帳でも管理をして、アプリでも管理をしています。手書きが好きというのもあるけれど。持ち歩くことができないのでアプリでも管理するようにしています」(33歳/主婦)

「カバンが重くなるのが嫌なので卓上のカレンダーに予定を書いてスマホで写真を撮っています」(54歳/主婦)

ほかにも仕事の予定はデジタル、家族との予定は壁掛けカレンダーなど、さまざまな併用がありそうです。

 

以上、“2022年のスケジュール管理の方法”について、アンケート調査結果をご紹介しましたがいかがでしたか? スケジュール管理が得意な人も苦手な人も、みなさんのコメントをぜひご参考にしてみてくださいね。

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