約2人に1人がネットで家具を買った経験あり!後悔経験も多々ある様子
null20~60代の男女500人に「実物を見ずに家具をネットショップで購入したことはありますか?また、その結果後悔したことはありますか?」とアンケートしたところ、結果は以下のようになりました。
購入したことがある・後悔したことがない・・・147人(29.4%)
購入したことがある・後悔したことがある・・・112人(22.4%)
購入したことがない・・・241人(48.2%)
約2人に1人がネットショプで家具を買ったことがあると回答。そのうち、後悔したことがあると答えた人は112人で、約3人に1人が何らかのモヤモヤを経験したことがある結果になりました。
一体どんなポイントが後悔の種になっているのでしょうか? 早速その理由を詳しくみていきましょう!
こんな安っぽい作りだったとは…素材や作りのチープさ
null「縫い目の雑さが目立っていて、写真よりも安っぽく見えた」(41歳女性/その他)
「無垢の木目調と思ったが安っぽい合板だった」(60歳男性/会社経営・役員)
「すぐに壊れてしまった」(38歳男性/その他)
「材質が思っていたものと違っていて自分の好みには合わなかった」(65歳女性/その他)
「座椅子を購入したが、写真と違ってちゃちで安っぽい作りだったこと」(50歳男性/その他)
後悔のコメントが最も多く寄せられたのは、素材や作りの安っぽさに関するものでした。実際に届いたものは安っぽく見えて残念だったというがっかり経験が大集合。ネットショッピングだけに現物を自分の目や肌で確かめられないことが、想像していた家具像とのギャップになっている様子です。
部屋の雰囲気に合わない…色味の差異
null「サイトの画像より家具の色が薄く、部屋にある家具と色合いが合わなかった」(29歳女性/その他)
「写真と実際に届いたものの色にギャップがあって残念に感じたことがある」(30歳女性/その他)
「テーブルの色合いと木目調が、写真とは違いすぎたので交渉して返品した」(67歳男性/その他)
「画像と実物の色味がかけ離れていた」(31歳男性/その他)
素材や作りの安っぽさと同様に色味についての後悔もちらほらと。商品説明の画像の画質が粗かったり画質が低いものだと、実際の色味との違いが生じてしまいがち。場合によってはサイトの片隅に“画像はイメージです”と小さく書かれていることも。
現物を見ないで買う分、サイトの隅々までチェックすることが事故を防ぐポイントといえるかもしれません。
思っていた大きさや規格と違うものが届いた…サイズのミスマッチ
null「説明よりも小さいサイズのものが届いた」(44歳男性/総務・人事・事務)
「高さと奥行きを見間違えてしまい、高さの違いで結局使わず仕舞いに」(45歳女性/その他)
「想定していたよりサイズが大きく、置きたい場所に収まらなかった」(52歳女性/主婦)
「サイトにあった寸法が2cm違っていて配置したいところに配置できなかった」(48歳男性/その他)
家具を配置するにあたって最重要項目といえるサイズについてのコメントも多く集まりました。中にはサイトに書かれているサイズ自体が違ったというケースも。購入前に寸法をしっかり測っても、こうときたらお手上げ状態……。購入時に返品や交換の規約のチェックも忘れずにしたいところですね。
届いてびっくり!その他にはこんなコメントも
null「組み立てに同封してあった接着剤を使ったところ、耐えられないほどの強烈な臭いが。注文先に引き取ってもらうことになり手間だった」(34歳男性/コンピューター関連技術職)
「高評価レビューが多いベットフレームを買ったが、木の触り心地が軽く安っぽい感じがした」(28歳男性/学生・フリーター)
「説明書通りに組み立てても部品の数が合わない」(53歳男性/コンピューター関連以外の技術職)
素材や色に関する後悔以外にもたくさんの後悔エピソードが。レビューや口コミをチェックできるのはサイトならではのメリットですが、やはり自分の目で確かめるまではあくまでも第三者の参考意見。自分の住まいの空間や趣味に合うかどうかのジャッジ力が大事なポイントといえそうです。
今回は、家具をネットショップで買って後悔したことと気をつけたいポイントについてお届けしました。購入サイトによってはポイントシステムや割引セールといったお得な特典があり、お店に足を運んで買うよりもお財布に優しい場合もありますが、大事なのは届いた後で暮らしにフィットするかということ。
安物買いの銭失いになってしまわないように、ネットショップをうまく活用していきたいですね!
三上 六花(みかみ ろっか)。ライター。
美容ジャーナリストのアシスタントを経て独立。持ち前の旺盛な好奇心をアンテナに美容ワールドを探索中。
映画と漫画をこよなく愛し、帰宅後は隙あらば即エンタメタイムの多趣味人。週に15番組ほど聴く、生粋のラジオリスナー。