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1万円台で購入可能!「Kodak」のコンデジは、ちょっと懐かしい「平成風」の写真が撮れる【本日のお気に入り】

iPhoneカメラの性能が良くなってから、すっかり出番をなくしたコンパクトデジタルカメラ。以前使っていたものは、すでに手放してしまったのですが、最近新しくコンデジを購入してみました。選んだのは「Kodak(コダック)」の「FZ55」です。

高性能カメラがついたスマホがあるのに、なぜ、今更コンデジを?と思った方も多いと思いますが、その理由はアナログっぽい写真を撮りたいと思ったから、です。

とにかく手軽!サイズはiPhoneよりも小さい

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iPhone12よりも小さいコンパクトさが魅力。
手のひらにもすっぽり収まります。

「Kodak」にした決め手は、このコンパクト性にあります。重量は約106gで、手のひらに収まるサイズです。3歳の子どもがいる私にとって荷物が増えるのは、何よりも避けたいこと。首からカメラを下げてもいいけれど、公園遊びなどで傷がつくのも心配……。これなら、ポケットや小さいバッグにも入れておけるので、負担になりません! 大きさを理由にカメラを諦めていた方にもおすすめできます。

ボタンを押して起動させたら、すぐ撮れるので、iPhoneで撮影するときと操作性もそこまで変わらないように感じています。

充電は、USB-AからUSB-B端子で直接行なえ、バッテリーの持ちも十分です。

緩急のあるレトロな写真が逆にすてき!

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天気のいい日に公園で撮った1枚。バチっときれいに写りすぎないところに懐かしさを感じます。

コンデジが欲しいと思った最大の理由がレトロな写真が撮りたいと思ったからでした。一時期フィルムカメラで撮ろうと思い、インスタントカメラを購入したのですが、フィルムも現像代も想像以上に高い! インスタントカメラはひとつ2000円はしますし、現像には5000円近くかかります……。

「Kodak」のコンデジはSDカードに保存できるので、失敗してもOK。何枚でも撮れ、カードリーダーを使えば、簡単にスマホ転送もできます。フィルムカメラよりコストもかからずに、手軽にレトロな写真が撮れるのは、魅力ですよね!

【比較実験】同じ条件でiPhoneとコンデジで撮影

iPhone撮影。すべてが均一でフラットな感じ。フィルターやアプリは未使用。
「Kodak」コンデジ。少し黄色みがかった色味が「Kodak」らしさ。

5倍までズームが可能で、動画も撮れます。画素数は最大で1635万画素なので、パソコンで見たり、プリントしても十分なサイズ。それに少しあらいぐらいがコンデジの良さでもあります。

シーン別の撮影モードやパノラマ撮影もできます。実際に使ってみて、いちばんアナログっぽいと感じたのは、フラッシュ撮影したときです。スマホでは撮れない味のある写真が撮れます。

少し離れるとフラッシュが届かないので、夜は至近距離のみの撮影を推奨。
シーン別の設定も可能。

価格は1万円台!カメラ初心者にも優しいお値段がうれしい

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起動も早め。「今だ!」と思ったときに逃さず撮れます。

私は、家電量販店にて1万8,000円前後で購入しました。なんでも値上げが続く昨今、この価格でコンデジが買えるとは思わず、ビックリです。高価なカメラと比べてしまうと、画素数も機能も劣りますが、カメラ初心者の私は難しい機能を使いこなせる自信もないので、何もないぐらいでちょうどいい。自動オートで撮れて、サクッとiPhoneに転送できれば、それでOK。それが1万円台で叶うのであれば、十分すぎます。

TikTokなどで話題の「平成デジカメ」と言われる写真は、40代の私にとって懐かしいものですが、若い世代にとっては新しい感覚だそう。自分が若い頃に撮っていた雰囲気で、子どもの写真を撮るという新しいムーブメントに楽しさを感じています。

【Kodak FZ55 スペック】

  • 5倍光学ズーム
  • 1,635万画素CMOSセンサー
  • 1,080p フルハイビジョン動画撮影
  • 28mm(広角)
  • パノラマ撮影可能
  • 充電式リチウムイオン電池
  • 自動シーンモード、夜景、ペットモード、風景ほか11モードあり
  • 2.7インチTFTカラー液晶モニター
  • フラッシュ内蔵
  • 幅約91.5×高さ56.5×奥行22.9mm
  • 106g(本体のみ)
中山夏美
中山夏美

山形県出身在住。一児の母。出産を機に2020年に東京からUターン。アウトドアとエンタメを得意とするライター。雑誌やWEBメディアに携わる。

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