「病気になりませんように」はNG!? 祈願するなら正しい言い方をマスターせよ！気学風水鑑定家に聞く2024年開運法

早速、2024年はどのようなことを意識して過ごせばいいのかをうかがいました。

「2024年は、九星気学の『三碧木星（さんぺきもくせい）』の年。方位でいうと東なのですが、東は太陽が昇り始める方角のため、新しい始まりやおめでたい雰囲気に包まれる1年になりそうです。

さらに、2024年はもう1つ始まりを意味しているものがあります。それは『六十干支（ろくじっかんし）』という、簡単にお伝えすると天の気と地の気を合わせたものであり、2024年は『甲辰（きのえたつ）』となります。甲は十干の1番目にあたり、これも始まりを意味しているんです。始まりが意味されているものが重なっているので、星の動きでは、2023年までの混沌としたものが切り替わって、色んなものが明るくなっていく兆しが見えるという1年になるでしょう。

鬱々とした気持ちのままでいると、2024年にいいスタートを切ることができません。始まりを意味する2024年ですから、個人でも気持ちを『切り替える』ことが大切になってきます。」（以下「」内、生田目浩美.さん）

2024年のいいスタートに向けて気持ちを切り替える方法は、何があるのでしょうか？

「気持ちを切り替えるには、何か新しいことを1つするたびに“初”という言葉をつけることです。そうすることで、気持ちやエネルギーが切り替わりやすくなります。方法は簡単で、年が明けてからテレビをつければ“初テレビ”、お風呂に入ったら“初風呂”という風にいってみてください。もっと色んな動作に“初”をつけても構いません。お茶を飲むときも“初茶”、お酒を飲むときには“初お酒”、新年で初めて外に出るときには“初外出”など。自分の中で“初めて”ということを意識することになるので、切り替わるエネルギーが働きやすくなります」

“初”という言葉は、口に出したほうがいいのでしょうか？

「自分の中で意識することが大切ですので、心の中で唱えるだけでも構いません。また、書いてもいいですね。一番パワーがあるのは、書いて読み上げることになります。これは、願い事を書くときにも関係してくるもので、願い事を書いたら、必ず読み上げることをセットにしてみてください。目で見て、手で書いて、口で読んで、それを耳で聞いて、五感のうちの4つを使うことで、ストンと心の中に入りやすくなります。しかし、外で行う場合は難しいですよね。イメージするだけでも効果はありますので、とにかく“初”を意識していただければと思います」

とはいえ、不安な気持ちなどは切り替えが難しいという人も多いのが現実です。そんな人は、どうしたらいいのでしょうか？

「不安などを取り除く簡単な方法として是非おすすめしたいのが、呼吸法です。呼吸法と伝えると特別な方法があると感じてしまうかもしれないのですが、深呼吸で構いません。三碧木星の象徴する時間帯が朝の5時から7時になっていますので、起きたら窓を開けて、冬場は寒いのですが最低45秒換気をしてください。これで家の中に、いい気が入ってきます。そして、最低9回ほど大きく深呼吸をしてみてください。

呼吸法のやり方は、まずは最初に空気を吐き出します。吐き出すときに自分が抱えてしまっている不安や、鬱々としたものを全部外に出すイメージで行ってください。その後、息を吸うときに、自分がどうなりたいか、どんな素敵な自分になっているかなど、良いイメージを吸いこんでいきます。そして、吸った後に息を止めます。止めたときには、吸った際に思い描いた良い自分のイメージを体に巡らせてみてください。1回では不安な気持ちは払拭できないので、さらに、息を吐くときに再度不安や鬱々としたものをもう1回出しましょう。

心の不調だけでなく、他のことでも呼吸法を試してみるのもおすすめです。肩が上がらない、首が痛いなど体の痛みがあれば、その痛みも全部出すイメージをする。息を吸うときには新しい細胞が体の中に入ってくるイメージを持ちましょう。

他にも、お金を増やしたければ、お金が入ってくるイメージをしながら呼吸をする。この繰り返しで最低9セットやっていただくと、体に運を巡らせることができます。9セットはだいたい3分くらいあればできますので、ぜひ新年からと言わず、今日から毎日始めてみてください」

深呼吸と換気なら、がんばればできそうな気がします。ほかに、やっておくといいことはありますか？

「朝起きた時点で、“今日が最高の1日にします”と宣言してしまうのも開運アクションになります。ポイントは“今日”という言葉です。これを付け加えることで、明日になったらまた次の日を今日として“今日が最高の1日にします”と言うことができます。

たまに“今日に運を全部使ってしまった”と考えて、マイナスなイメージを持ってしまう方がいます。そうならないためにも、“今日”が今までで一番いい日だと毎日言い続ければ、いい日がずっと続いていくというイメージを持つことができます。それを言葉にすること、つまり音にすることが2024年のエネルギーに合っているのでおすすめです」

音ということは、たとえば「今日はついてない」などマイナスなことは言葉にしないほうがいいでしょうか？

「できればいわないほうがいいですが、クセになってしまっている人もいるでしょう。その場合は、言葉にしてしまった後に、“なんちゃって”とか、“というのはウソです”と必ずいうようにしてください。
ついてないなどの言葉だけでなく、願い事するときにもマイナスの言葉はいわないほうがいいでしょう。例えば、“病気になりませんように”という言葉を口にしてしまった場合、病気になりやすくなってしまうことも。その理由は、言葉として発したときに、文字でイメージしてしまうからです。音にしてしまった場合、周囲の人にも“この人もしかして病気なのかな”と病気のイメージを持たれることになり、さらによくありません。健康運を得たい場合は、“病気”という言葉を出さずに、“私はずっと健康です”と言うようにしてください。

他にも、“お金が欲しい”と言うと、お金が何もない状態をイメージしてしまいますので、“お金を増やす”と言い換えることで、お金が増えていくイメージを持つことができます。2024年は音との相性がいい年なので、言葉の使い方に注意するといいですね」

よく願いを言葉に出すときは、過去形で叶ったような言い方をしたほうがいいと聞きますが、過去形でのお願い事をすることはどうでしょうか？

「過去形で伝えるよりも、宣言するという感覚のほうがいいと思います。例えば、過去形の場合、“100万円手にしました”となりますよね。そのときに、心のどこかで“本当は叶っていないのに”と思ってしまいませんか？　このイメージがよくありません。宣言だと、“100万円を手にします”というようになります。これから頑張るというチャレンジ精神を自分に与えることにもなりますので、宣言のほうがうまくいきやすいでしょう」

それは音としての言葉だけではなく、書く場合も含まれますか？

「そうですね。“〇〇しました”と書いてしまうと、どうしても嘘になってしまいますから。過去形ではなく、“〇〇します”というような宣言のほうがいいでしょう。

神社などは皆さんの中では願い事をする場所というイメージを持たれている方が多いのですが、神社はお願い事というよりも、自分の思いを宣言しに行く場所なんですね。なので、そこでもし“資格合格しました”と言ってしまったら、神様は“なんだもう持っているのか”と思われてしまうかもしれません。“資格に合格します”と伝えると、これから頑張るということが伝わりやすく、神様からの応援が入ってくるんです。

また、願い事はやり遂げられそうなものにすることも大切です。金運をアップしたいからといって、例えば“1億円を手にします”と宣言しても、自分の中で無理だと思ってしまうんです。明らかに無理だろうっていうものだから、叶わないことも多い。必ずやり遂げられそうな金額プラスαぐらいのことを宣言すると、イメージ的にも無理だと思いませんよね。そういう感覚で思い描いたものは、手にしやすくなります」

日本最大級の占いイベント「占いフェス 2024～THE YEAR OF THE DRAGON～」が、2024年の最強開運日でもある一粒万倍日の2024年1月13日に、東京都品川区にある「TUNNEL TOKYO（トンネルトウキョウ）」にて開催されます。

フェスは、2024年の開運プレイス。賑やかさや煌びやかさという明るさがすべて詰め込まれており、会場自体が1日限定のパワースポットに。来るだけで運気が上がる「占いフェス 2024」で1年のスタートを切ってみてはいかがでしょうか。

■開催概要
開催日時：2024年1月13日（土）11:00～20:00
開催場所：TUNNEL TOKYO（東京都品川区西品川1－1－1 住友不動産大崎ガーデンタワー9F）
入場料：無料 ※有料コンテンツあり

・「占いフェス」公式サイト

・占いチケット販売ページ（プレミアム鑑定は指名可、5分占いは指名不可）