2023年はもっと幸せになる!そう思える作品5本
nullはじめまして。人生が豊かになる映画の素晴らしさを、1人でも多くの人に伝える活動をしているDIZです。今回は、一年間頑張ったご褒美のような、年末年始にぴったりな『Netflix』で今すぐ楽しめる5つの作品をご紹介します。きっと2023年はもっと幸せになる!と確信できる作品と一緒に、素敵な時間を過ごしていただけたら嬉しいです。
1:映画『2つの人生が教えてくれること』
null新年がさらに楽しみになる、人生の視野が広がるおすすめの映画は『2つの人生が教えてくれること』。
「 大学卒業と同時に意図せず妊娠してしまい、夢を諦めてシングルマザーになる世界線」と、「妊娠せずに夢を叶えてアニメーターになって活躍する世界線」の2つの人生を並行して描くヒューマンドラマ。
妊娠して出産し、母になる世界線と、夢を叶え、新しい恋やキャリアを追い求める世界線。そのどちらの世界線でも角度は違えど、意図しない出来事や苦しい経験、かけがえのない幸せな時間を並行して描くことで、どんな選択をしたとしても、どんな人生を歩んだとしても、絶対に幸せになれる、と絶大なる安心感で心を包んでくれるラストが最高! 自分の過去も未来も、すべての瞬間が幸せにつながっていると信頼できて、新年が楽しみになる素敵な作品です。
2:映画『愛してるって言っておくね』
null年末年始も時間がなく、忙しく頑張るあなたにおすすめの作品は、たった12分で涙が溢れる短編映画『愛してるって言っておくね』。
第93回アカデミー賞で短編アニメ賞を受賞した作品。いつもと変わらない日になるはずだった学校で銃乱射事件が発生し、突然の悲劇により我が子を失った両親の、言葉では言い表すことのできない喪失と哀しみを描く作品。
なんの前触れもなく突然愛する子どもを奪われてしまった両親の計り知れない悲しみと、生きる希望を見出すまでを、一切セリフなしのアニメーションで表現する本作は、たった12分で鑑賞することはできるけれど、込められたメッセージの重みは1週間は引きずるかもしれません。しかし、愛する家族との何気ない日々の尊さを心から感じることができ、愛する家族と年を越せる幸せを噛み締めたくなる傑作です。
3:ドラマ『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』
null久しぶりに自分だけの時間がとれて、時を忘れて没頭したい時におすすめの作品は、韓国ドラマ『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』。
高校時代に壮絶ないじめを受けた主人公が、大人になっていじめの加害者たちに人生をかけて綿密に練った完璧な復讐計画を始めるサスペンスドラマ。『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』などの大ヒット作でお馴染みの脚本家キム・ウンスクと、『青春の記録』を手掛けたアン・ギルホ監督が描く容赦のない復讐劇は、時を忘れて一気見してしまうこと間違いなしの面白さ。
キム・ウンスクが高校生の子どもを持つ親として、校内暴力やいじめに対して議論するように観客に投げかけようと思ったことがきっかけで作られた作品なので、ドロドロした憎悪に満ちた現実離れした復讐劇とは一線を画す、リアルで濃厚な人間ドラマが見どころ。いじめを受けた被害者に対して、親や周囲がすべきことについて真摯に向き合うキム・ウンスクの心から伝えたいメッセージが、観た後も深い余韻を残します。
4:ドラマ『ジニー&ジョージア』
null家族との関係がうまくいかない……と悩んでいる人におすすめの作品は『ジニー&ジョージア』。
15歳で娘を産んだシングルマザーとその娘の絆を描くドラマです。若くして母になったジョージアは“母親である前に私も人間なの”、というスタイルで自由奔放に生きていますが、街では偏見に晒され、そんな母を恥ずかしく思う娘・ジニー。そんなお互いを理解し合えない母娘が新しい土地でさまざまな試練を経験する中で、衝撃的な母の過去と裏の顔が暴かれていきます。
ママ友から「あなたは母親失格ね」と罵られるなど、母親としてこうでなくてはいけない、という世間の呪いがジョージアを苦しめますが、持ち前のメンタルの強さで乗り越えていく姿がすごくかっこいい。「この世界は男のもの。女が軽んじられる世界で生きるのは本当に大変。男が優遇されるなんておかしい」と感じながらも、子どもを守るためならどんなことでもするジョージア。世間が求める完璧な母親とはほど遠いのかもしれませんが、どんなに激しい喧嘩になろうとも娘との対話を大切にする姿勢や、型にはまらない新しいスタイルで家族の形を構築していく彼女の姿は、家族関係の悩みの突破口になるはず。
5:映画『YESデー ~ダメって言っちゃダメな日~』
null家族みんなでハッピーな気持ちになれる映画が観たい時におすすめの作品は『YESデー ~ダメって言っちゃダメな日~』!
結婚する前は常に「YES!」と答えて、あらゆることにチャレンジし人生を謳歌する最高にハッピーな女性だったのに、子どもが産まれてからは「NO!」と言ってばかりの母親になってしまった主人公。しつけのつもりで、子どもたちのしたいことになんでも「NO!」と言ってきた結果、子どもたちは反抗ばかり……。そんな不満を募らせた子どもたちのために、1日だけすべての要求にYESと答える“YESデー”を実施するコメディ。
家族全員で楽しめるハッピーな作品で、観終わった後は思わず“YESデー”を実施したくなっちゃうポジティブなメッセージが素敵。大人になるとあらゆることにリミットを設けてしまうけど、子どもたちが教えてくれる自由な発想には、幸せに生きるヒントが詰まっているのかも。あっという間に過ぎていく人生。その時しかない尊い瞬間を味わうには、「YES!」と答えることがすべての始まりだと教えてくれます。
【取材協力】
DIZ
映画アクティビスト。人生が豊かになる映画・ドラマの最新ニュースや作品紹介を自分軸で厳選してお届け。1人でも多くの映画好きを増やすため、色々な映画の楽しみ方を発信中。フリーランス2年目 。 instagram.com/diz2049/https://twitter.com/dizfilms