行き先は、山梨県にある『VISION GLAMPING Resort&Spa 山中湖』。
2022年12月にオープンしたばかりのグランピング施設です。
富士山が目の前に広がるこちらのグランピング施設は、山中湖インターから車で5分というアクセスの良さも魅力のひとつ。
また、富士山駅からシャトルバスでの送迎もあるので、電車での旅行も可能なのも嬉しいですね。
さて、まだ記事も序盤の序盤ですが、いきなり結論から申し上げます。
子連れ旅にグランピングはオススメです!
その理由を体験記に交えてご紹介していきたいと思います。
チェックインからいきなり“子どもフレンドリー”
nullチェックインを済ませると、リストバンドが人数分手渡されました。
施設利用者のしるしでもあるこのバンド、なんと、子ども用サイズも。
こういった“大人と同じアイテム”は子どもが喜ぶポイントですよね。
親目線でも、「ここの施設は子どもフレンドリーな施設なんだ」という印象をチェックインの段階で受け、これから始まる滞在への安心感へ繋がりました。
キャンプに比べて荷物の量が少ない
nullチェックイン後はさっそく、今回滞在するお部屋へ。
ご覧の通り、荷物の量はホテルステイと同じ量です(ちなみに、普段のキャンプでは軽のミニバンいっぱいの量を運んでいます……)。
キャンプの非日常感とホテルの快適性
nullドーム内は空調が効いて暖かく、まさにキャンプの非日常感とホテルの快適性の良いとこ取り。
ちなみに、こちらのグランピング施設は17時チェックインなので、『富士急ハイランド』や山中湖などでめいっぱい遊んだ後、着いてすぐにベッドにゴロンなんてこともできちゃいます。
周りを気にしなくていいプライベートなお風呂
null子連れでキャンプに行く時に毎回悩むのが、お風呂です。
だいたい温泉施設が近くにあるキャンプ場を探して行くのですが、大きなお風呂にはしゃぐ子どもが、周りに迷惑をかけないかヒヤヒヤしっぱなし。
せっかくの温泉もゆっくり入れたことは、ほぼありません……。
ですが、こちらは、さすがのグランピング。
プライベートエリアに清潔感のあるオシャレな脱衣所と洗い場を完備。
ここなら、どんなにゆっくり着替えても、子どもがシャワーをダイナミックに使っても周りを気にせず、ストレスフリーで利用できます。
クレンジング、オリジナルの化粧水や乳液、シートマスク、環境に配慮したリサイクル素材を使ったアメニティ類もそろっていました。
ちょっとした気遣いがきいているところも、さすがグランピング!
子どもも一緒に楽しめるプライベートサウナ
nullそして、こちらのグランピング施設には、なんと、プライベートサウナも!
フィンランド製のサウナストーブからモクモクと暖かい蒸気と優しいアロマの香りが立ちこめます。
薪ではなく電気を使用しているので、安全性も高く、何度でも楽しめるのも嬉しいところ。
サウナに興味はあっても、温泉やスーパー銭湯では温度が高すぎたり、人が多かったりで、なかなか体験できなかった子どもも、初ロウリュウに挑戦!
家族みんなでサウナを楽しめるのは、こちらの施設の醍醐味。
サウナから出たら、露天風呂(人工温泉)と水風呂も満喫。
水風呂好きの子どもも、好きなだけ水風呂と温泉を行き来できました。
夜は満天の星の下で心も体もゆったりほぐれました。
ちなみに、サウナーも大満足の“ととのい椅子”も完備。
子どもが寝た後や、早朝も、ととのい放題です。
ほぼ調理済みの食事が用意されている
nullお風呂の後は、キッチンルームへ。
地元の食材を使った絶品イタリアンは、冷蔵庫から出して並べるだけで、この豪華さ!
そして、キャンプの楽しみのひとつ、BBQも。
お肉や野菜、魚介類をBBQグリルでジューッと焼いたら、出来立てをいただきます!
ちなみにBBQグリルは『Char Broil』のもの。
お店の人や他のお客さんがいないので、自分たちのペースで用意して、ゆったり食事できるのも嬉しいところ。
キッズメニューや、子ども用のカトラリー、割れない素材のワイングラスもあるので、子連れでも安心してグランピングらしいラグジュアリーな雰囲気を楽しめます。
お誕生日や結婚記念日などのお祝い事で利用するのも良さそうです。
朝ご飯は、キャンプで人気のホットサンド。
好きな具材をあれこれ詰めて作りました。
ちょっとぶかっこうですが、美味しい食材を使って、みんなで作り、とっても美味しい朝ご飯になりました。
メインの冷蔵庫の中の飲料はすべて飲み放題というのも嬉しいポイントです。
もうひとつの冷蔵庫は、別料金になりますが、地元のお酒やご当地ソーダなども充実していました。
初心者でも安心して焚き火が楽しめる
nullそして、お次はキャンプのメインイベント、焚き火です。
備え付けのどっしりと安定感のある焚き火台で、焼きマシュマロを楽しみました。
焚き火初心者でも火がつけやすいように、着火材は使い放題。
さらに、難燃性素材を使った『ワークマン』のダウンジャケットもお借りできるので、寒さが厳しい季節も安心して楽しめそうです。
楽しいオプションもいろいろ
nullオプションその1、「噴水ソーダポンチ」。
虹色に光るソーダのボトルにラムネを入れたら……!?
噴水のように吹き出すソーダに、子どもも大人も大はしゃぎ。
小さな子どもでもラムネやアイスを入れる体験を一緒に出来るので、吹き出した時の驚きと嬉しさはひとしお。
オプションその2、焚き火をカラフルに彩る「Art Fire」。
焼きマシュマロを楽しんだ後は、焚き火をカラフルに変身させてくれる「Art Fire」という不思議なアイテムを火に投入。
虹色に揺らめく幻想的な光は、ずっと見ていても飽きませんでした。
子どもが寝ている間も安心して大人時間を楽しめる
null翌朝は、子どもが二度寝している間に、富士山を眺めながら夫婦で焚き火をしました。
ドームテントの大きな窓から子どもが寝ている姿も見えるので、起きてもすぐにわかって安心。
ちなみに、こちらの施設のベッドは、ベッドマット直置きタイプの低いベッドなので、万が一寝ている時に転げ落ちてもケガの心配が少ないのも嬉しいポイントでした。
初めてのグランピングは、とにかく“快適”のひと言に尽きました。
楽しく滞在するためのものが全てそろっているので、とにかくラクでした。
子連れの旅は、子どもの安全への配慮や周りへの配慮など、大人だけの旅行に比べて何かと気を使う場面が多いのですが、今回訪問した施設は、完全なプライベート空間ということもあって、ストレスから解放されて、リラックスして過ごせました。
キャンプ未体験の方はもちろん、冬キャンプで悩んでいるキャンパーの方にもオススメです。
今年の冬は家族でグランピングデビューいかがですか?
グランピング体験の様子は、後日インスタグラムのリールに動画をUP予定です。
合わせてご覧ください。
撮影/藤岡雅樹(小学館)
今回の取材では訪れませんでしたが、四季折々の花々が咲き誇る『山中湖 花の都公園』も小川沿いを歩いて10分ほどの距離にありますので、散策で訪れてみても良いかもしれません。
冬期は11月下旬〜1月上旬の間、イルミネーションや屋台村を楽しめるそうです。
今回取材したグランピング施設
『VISION GLAMPING Resort&Spa 山中湖』
所在地:山梨県南都留郡山中湖村山中字栗木林1385-43
https://vision-glamping.com/yamanakako
料金はWEBサイト参照のこと。早割、学生向けプランもアリ。
*なお、子どもの料金については下記の通り。応ご相談。
3歳以下 無料・食事なし
4歳~ 3,080円・ キッズプレートと朝食付き
小学生 大人の35% ジュニアBBQと朝食付き
中学生以上 大人と同金額
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