今日はどんな日?ペンギンのこたえが背中を押してくれる
null日々仕事や家事にいそがしく、夢中で過ごしているうちに「私、うまくやれているかな?」とふと心配になることがあります。
「今、大切なことは?」「明日の大事な仕事は、うまくいくかしら?」迷ったり、なやむことも。
そんなとき、私が頼りにしているのは坂崎千春さんの『ペンギンうらない』(すみれ書房)。
なやみを頭に思いうかべながらページをパラパラして、ここ!と感じるページをひらきます。
そこには言葉と共にペンギンのイラストが描かれていて、直感的に読み取るのが楽しみでもあります。
坂崎千春さんといえばペンギンのイラストが印象的ですが、開けばたくさんのペンギン(と他の動物たちも!)に出会えて、いつのまにか幸せ気分に。
この本はビブリオマンシー(書物占い)で、起源は聖書とされ、ページのなかの言葉をご神託として受け取るというものだったそう。
『ペンギンうらない カラフル』、『ペンギンうらない 金と銀』の2冊があり、どちらも100枚の絵とうらないが載っていて、何度も一期一会が楽しめます。
私はいつも会社のデスクのかたわらに2冊おいていて、その日の気分で1冊を選んではパラパラ、パッ!と、うらなっています。
例えば、「今日の仕事はうまくいくかな?」
パラパラ……。
パッ!
「明日ネット予約するチケット、取れるかな?」
という調子です。
なんだか、うまくいきそうな気分になってきました!
「こたえ」は直接的なものではないことが多いので、自分の好きなように解釈していいそうです。そんな使い方も自由で気に入ってます。
出た言葉を自分なりに消化することで気持ちの整理もでき、勇気が出てきたりするから不思議ですね。
どんな言葉がでてもペンギンたちに癒やされて、ご褒美をもらった気分に。
しかも、なぜか当たる! と評判なんだとか。
カラフルのほうには「ラッキーカラー」も出ていますから、「今日は何色の服がいい?」のような使い方もできますね。
気分をあげたいとき、背中を一押ししてほしいとき、よりそってくれるお守り本です。
編集部・工藤葉月
幼児雑誌の編集を20年ほど経て、2021年秋kufura編集部担当に。夫、娘と3人暮らし。スイーツ好きでごはんはぬいても甘いものは切らさない派。韓国ドラマ、映画、食べ物好きで娘と韓流情報を交換するかわたら、最近は2.5次元に沼りはじめて推し活スタート。