ごはんを作れないとき、駅弁に頼っています!
null実は私、疲れてどうにもごはんを作れないとき、駅弁を買って帰り、家族で食べています。なぜわざわざ駅弁か?
それは普通の“買い弁”にはない、駅弁ならではの魅力がたくさんあるからです。
非日常感を味わえる、いろんな種類がある、パッケージがかわいい&おもしろい、いろんな県のものがあるので会話にもつながる……駅弁にはわくわくの要素がたくさんあり、ただ市販のお弁当を買って帰るより、ずっと食卓が盛り上がるんですね。
だから新幹線で夫の実家に帰省するときも、必ず早めに東京駅に着くようにし、駅弁屋さんをチェックします。
とはいえあまりに種類が多すぎて「時間もないのに、一体なにを買ったらいいのかわからない~!」というママもいらっしゃると思います。そこで、おすすめ駅弁をご紹介します!
盛り上がるのは、おもしろ弁当箱に入ったもの
null子どもたちが食いつくのは、やはり“おもしろい形のお弁当箱”に入った駅弁。
写真左から、「桃太郎の祭ずし」(1,000円)、「だるま弁当」(1,080円)、「山陰鳥取かにめし」(1,350円)。
「桃太郎の祭ずし」など店に並んでいるときは紙箱に入っているので、わからないのですが、この箱から出すとピンクの桃形のお弁当箱が登場!
このギャップがおもしろく、つい買ってしまう駅弁です。
味もおいしいんですよ!
写真右から
●山陰鳥取かにめし
かにと白米(と調味料など)というシンプルさ。かにのエキスで炊き込んだごはんの上にかにの身、爪がのっかっている、まさに“かにまみれ弁当”。それだけに満足感も高いんです。
●だるま弁当
1960年から販売されているロングセラーのお弁当。茶飯風の炊き込みごはんの上に、鶏肉やこんにゃく、たけのこなどを甘辛く味付けしたおかずがのっています。私も最初は形だけに惹かれて買ったのですが、思いのほかおいしく、今ではうちの定番駅弁になっています。子どもたちもこの駅弁が大好き。食べ終わったあと、このだるまの容器は貯金箱としても使えます。
●桃太郎の祭ずし
こちらも1963年からあるロングセラー駅弁。中には岡山県の郷土料理である“ばら寿司”が入っています。
酢飯の上に錦糸卵、えび、たけのこ、たこ、れんこん、ままかりやさわらの酢漬けなどがのっていて、簡単にいうとちらし寿司なんですが、ままかりやさわらの酢漬けが使われているところが岡山らしいんです(夫の故郷が岡山なのです)!
そしてもちろん食べ終わったあと、これらのお弁箱を破棄することなど子どもたちが許すわけなく……当然、持ち帰ります。
そして学童弁当に再利用。でも、これが楽しいんですよね~!
レトロなパッケージが“電車旅”にぴったりの2選
nullこの2つのパッケージは、駅弁売り場でもかなり目立ついいセンス!
気分の問題だと思うのですが、電車の中で食べるお弁当って、あまり垢抜けたものよりも、ちょっと郷愁をそそるデザインのほうが萌える気がします(笑)。
●八ヶ岳名物「丸政のチキンカツ」(600円)
1970年から小淵沢駅で販売されている、同じ「丸政(まるまさ)」の「高原野菜とカツの弁当」に入っているチキンカツだけをピックアップした“おつまみ弁当”。ナポリタンが入っているところも実にツボ。しかもこの量がビールのつまみに最適。そのせいかすごくリピーターが多いといわれているお弁当です。
●東海軒「元祖 鯛めし」(750円)
こちらなんと1897年、明治生まれの静岡の駅弁。
その中身は、潔いほどのシンプルさ。しょうゆ味の炊き込みごはんに、しっかり甘さがついた鯛のそぼろがかかっているものとたくあんだけ。
なのですが、やけに懐かしい味でついつい箸が進んでしまう魅惑の駅弁。緑茶より、ほうじ茶と合わせて食べるのが大好きです。
パン派なら「天のや」の大人味玉子サンドがおすすめ
null昔から「天のや」の甘くない玉子サンドが大好きでした。関西風のだしを使っただし巻き玉子を
何年か前の出張のとき、新幹線の中で食べる駅弁を東京駅で探していて発見!
「玉子サンド・6切入りハーフサイズ」(700円)として売られていました。以来、東京駅を通るたびに普段の日も買っています。
きっと今週末から帰省ラッシュが始まりますね!
駅弁情報、ぜひ買うときに役立ててみてください。
撮影/中田ぷう
※掲載商品はすべて中田さんが個人的に購入されたものです。
※価格は、記載があるもの以外は税込み価格です。