「カインズ」オリジナル食品がヘルシーでおいしい
null「くらしに、ららら。」のキャッチコピーで、くらしをよりよくする商品がそろうホームセンター『カインズ』。オリジナル食品を発売したのは2000年ごろのこと。以来、くらしをより豊かにするため、手に取りやすい価格で質のよい商品を追求し、今では健康を意識した、ヘルシーでおいしい商品などを中心に、幅広い食品やドリンクを開発・展開しているそうです。
ナッツやドライフルーツが豊富
null『カインズ』のオリジナル食品では、自然な味わいを生かしたナッツやドライフルーツも豊富です。筆者のお気に入りは、無塩のくるみ・アーモンド・カシューナッツが450gも入って1,080円(税込)の「ミックスナッツ」。そのまま食べても、お菓子づくりや料理にも使えて、ヘビロテしています。
ほっくりとした味が恋しくなる季節、子どものおやつにも

芋栗カボチャなど、やさしい甘みの食材が一層おいしくなる季節に食べていただきたいのが、「CAINZ 有機むき甘栗」と「CAINZ 焼き干し芋」(50g×4袋入り各398円・税込、50g×10袋入り各980円・税込)。どちらも保存料・着色料無添加。お子さんにも安心して食べさせられると人気のシリーズです。

どちらも素材そのまま。「CAINZ 有機むき甘栗 50g×4パック」は100gあたり185kcal、「CAINZ 焼き干し芋 50g×4袋入」は100gあたり250kcal。
「CAINZ 有機むき甘栗」は、ほっくりと素朴な味わいです。そのまま食べるのはもちろん、電子レンジで温めると焼きたての風味がたのしめるのだとか。また、栗ごはんにしたりアイスクリームのトッピングにするのもバイヤーさんのオススメ。
「CAINZ 焼き干し芋」は、高温蒸気で一気に蒸したサツマイモを、天日干ししたあと遠赤外線でじっくり焼き上げているのだとか。一口サイズにカットされていて食べやすく、むちっとした食感。甘みの中に、焼き芋の香ばしさも感じられます。
栗好きに朗報!

2025年11月発売「マロングラッセ」398円(税込)。
2025年11月には、ブランデーで風味付けした「マロングラッセ」(398円・税込)も発売されます。
一足お先に試食したところ、小粒ながら一粒のインパクトが強い! ブランデーが使われているからでしょうか? お酒っぽさは感じませんでしたが、「有機むき栗」が素朴なおいしさなら、「マロングラッセ」はリッチな味わい。
そのままでも十分おいしいですが、ホイップクリームを添えたりバニラアイスにのせたりすれば、立派なデザートになると感じました。お酒好きなら、ブランデーを垂らしたバニラアイスにのせれば、ほろ酔いスイーツとしてもたのしめそうです。
朝食や軽食にも食べやすい焼き菓子
null甘いものといえば、はずせないのが焼き菓子でしょう。一方で、焼き菓子の多くはカロリーが高かったり油分が多かったりして、なんとな〜く手が伸びにくい……。でも『カインズ』オリジナルには、体にうれしい雑穀類をふんだんに使ったものがあるんです。
ごまや雑穀類をたっぷり使ったお菓子


バイヤーさんが「まぁ、まずは食べてみてください」と差し出してくださったのが、「五穀ビスケット 3枚×10袋」(398円・税込)。サクッと頬張ると……ごまの豊かな風味がフワ〜ッと広がります。
その理由は、小麦・きび・もろこし・オーツ麦・大麦という5種類の穀物に、落花生、黒ごまも加えているから。とくに黒ごまは、開発中に「もっとごまの風味を感じたい」という声が上がり、ふんだんに加えたそうです。

筆者は「Kiri」をサンド。
コーヒーや紅茶、ホットミルクなどといただけば、1袋でしっかり満足できそうな味わいです。
でもバイヤーさんのオススメは「バニラアイスを挟んでください」。わぁ、なんと悪魔的な! しょっぱいものが好きな筆者は「絶対に合うはず」とクリームチーズを挟んでみたら、大正解。乳製品のコクとさわやかな酸味が加わり、もう一袋開けてしまうところでした。


「オーツ麦配合ホワイトミルク風味 150g」と「オーツ麦配合クランチチョコレート風味 150g」(各398円・税込)は、オーツ麦を使ったクランチチョコレートのようなお菓子です。「オーツ麦」といえば、グルテンを含まず、タンパク質と食物繊維が豊富な麦として、ダイエッターにも支持されています。低GI食品としても知られますよね。

一口いただくと…お〜、軽い! とはいえ、100g当たりのカロリーは522kcal、1個あたり約52kcalと、食べすぎは禁物(笑)。
バイヤーさんのオススメは、時間がないときや忙しい朝の栄養補給。「栄養豊富なオーツ麦を使っているので、気軽にヘルシーに、エネルギーチャージできますよ」とのこと。
筆者も一口いただくと、お〜、軽い! その理由は、断面を見るとオーツ麦がたっぷり。サクッ、ホロッとした食感で、甘さもくどくなく、スイスイ食べられる軽やかな味です。
個包装で、袋に包んだまま食べられるので、デスクワーク中の小腹満たしとしても手が汚れません。
「大容量」「個包装」のものが多い
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「カインズ」オリジナル食品の特徴が、一つは「大容量」なこと。しかも、たっぷり入って価格は数百円〜1,000円前後と、コストパフォーマンスも抜群です。
なおかつ、「個包装」が多いのもポイント。一度に食べきれなくても湿気たりする心配がなく、家族や友人と分け合ったりおすそ分けしたりもしやすいですね。その上、食べすぎも防ぎやすい(はず)。どれだけヘルシーなお菓子でも食べすぎては元も子もないので、『カインズ』のオリジナル食品はパッケージも含めて健康的と言えそうです。


また、賞味期限も比較的長め。
レトルトパウチの「むき栗」と「焼き干し芋」は、筆者の手元にあるもので2026年8月まで。「オーツ麦配合クランチホワイトミルク風味 150g」と「オーツ麦配合クランチチョコレート風味 150g」、「五穀ビスケット 3枚×10袋」は365日とのこと。
防災用品として、ローリングストックに加えてもよいと感じました。
マフィンが食べられるお店も!
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以前、筆者が娘と食べたマフィン。左から「ブルーベリーチーズ 糖質低減」「アップルカスタード」「あんバター」。
『カインズ』の店舗によっては、「CAFE BRICCO(カフェブリッコ)」というカフェがあることをご存知ですか? ここでは店内で焼き上げたマフィンや、オリジナルブレンドコーヒー、フローズン?が楽しめるんです。
中でも筆者のお気に入りはマフィン。一つが食べやすいサイズで、広〜い店内を歩き回った疲れを癒すのにちょうどいい。おやつはもちろん、手土産にすることも。
体脂肪・内臓脂肪が気になる人に「MCT」入りプロテインとコーヒー

写真左:「CAINZ MCTプロテイン 240g」1,980円(税込)、写真右:「CAINZ MCTコーヒー 20袋」980円(税込)。
最後に、こんな商品もご紹介!
なんと『カインズ』では、体を気づかう人たちが摂っている「MCT(中鎖脂肪酸)」入りプロテインとインスタントコーヒーを2025年春に発売。MCTは消化吸収が速く、体内でエネルギーに変換されやすいため体脂肪になりにくいといわれるオイルです。気になって、試飲してみました。
30日分入りの「CAINZ MCTプロテイン 240g」(1,980円・税込)は、ミルクティー味です。一口飲むと…あま〜〜〜〜〜〜い! 喉越しはとろっとしています。1日分(8g)あたりのカロリーは40kcal(100ccの水で溶いた場合)。タンパク質の含有量は0.6gとそこまで多くないので、MCTに期待して、朝食やおやつに取り入れるとよさそう。
「CAINZ MCTコーヒー 20袋」(980円・税込)は、甘さ控えめのカフェラテのような味です。1袋(5.2g)あたりのカロリーは25.5~36.96kcal(100cc程度の水またはぬるま湯で溶く)。日常的に飲むのはもちろん、登山やキャンプのお供にするのもいいかも。
甘いもの欲が満たされつつ、体も気づかえるのは嬉しいですね。
このほかにも、お店によっては地場の野菜や卵を売っていたりと、実は食品も豊富な「カインズ」。気になる方はチェックしてみてください。
【取材協力】
カインズ

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote