「飴は最後まで舐めるor途中で噛む?」
null飴の食べ方について三択で回答してもらったところ、結果は以下のように。
「途中で噛んでしまう」・・・179票(49.9%)
「最後まで噛まずに舐める」・・・94票(26.2%)
「飴によって途中で噛んでしまうものもあれば、最後まで噛まずに舐めるものもある」・・・86票(23.9%)
今回の調査では、ほぼ半数の人が「途中で噛んでしまう」とのこと。他方、「最後まで噛まずに舐める」のはおよそ4人に1人と少数派です。
ちなみに、筆者は「最後まで噛まずに舐める」派。かつ、それが当たり前だとこれまで信じて疑ったことがなかったのですが……。「途中で噛んでしまう」派にここまでの大差を付けられたことに正直驚きを隠せません!
「途中で噛んでしまう」理由は?
null途中で飽きるから、早く食べ終えたいから

「長く舐めておくことが苦痛」(49歳女性/総務・人事・事務)
「ずーっと舐めているのがまだるっこしくなってしまう」(33歳女性/弁護士)
「1分も舐めないで噛んでしまう。なくなるまで待っていられないから」(51歳女性/その他)
「途中で舐めるのが面倒くさくなってしまい、7割くらい小さくなったら噛む」(50歳男性/その他)
「舐めるのに疲れたり飽きたりするし、途中で他の飲み物や食べ物を食べたくなるから」(31歳女性/その他)
“途中で噛んでしまう”派からは、舐めているうちに飽きたり面倒になったりするなど、せっかちな意見が続出!
なお、“途中”といってもそのタイミングはさまざまで、最短ではなんと「10秒くらい」との声もありました。それじゃ舐めるよりも噛むのがメインなんじゃ……と“最後まで舐める”派の筆者としては思わずツッコミたくなりますが、食べ方の好みは人それぞれですね。
小さくなった飴が好きじゃないから

「うっかり喉につまるのがいやで噛んでしまう」(56歳男性/コンピューター関連以外の技術職)
「小さくなってくると舌が痛くなるので」(52歳女性/主婦)
「小さくなってきたものが歯にはさまることがあるから」(42歳女性/主婦)
「小さくなってきたら舐め心地が悪くなるから」(62歳女性/総務・人事・事務)
小さくなった飴の食感などに難色を示す人もいました。逆に、筆者の場合、食べ始めの口いっぱいに飴の味が広がる感じも、終盤のはかなく消えゆく感じも好きで、その変化も楽しみたいくらいなのですが……。やはり“途中で噛む”派と“最後まで舐める”派の間には深~い溝があるようです。
硬い食感が好きだから
「噛み砕いた方が味が濃くなって美味しい。ガリガリ感が好きで噛んでしまいます」(26歳男性/学生・フリーター)
「歯ごたえを求めているのかもしれません。噛んだときのガリっとした食感がたまらない」(36歳男性/デザイン関係)
「舐めるのと噛むので、一粒で二度美味しい的な味わい方をしているつもり」(60歳男性/会社経営・役員)
「自分の歯で噛み砕ける大きさになれば、歯を使わないと食べた感じがしないから」(67歳男性/その他)
途中で飽きるなどのネガティブな理由ではなく、飴の硬い食感をポジティブに楽しむ声もかなりありました。なるほど、「舐めると噛むで一粒で二度おいしい」とは“最後まで舐める”派には全く思いつかない発想です。
なんとなく…
「無意識だと思う。気が付いたらガリガリやってる」(48歳男性/その他)
「柔らかくなってくると噛んでしまう。子どものころからの癖」(54歳男性/その他)
「1分くらいすると習慣で噛んでしまう」(42歳女性/総務・人事・事務)
「特に理由はない。噛めるから噛むのだと思う」(53歳女性/その他)
「自分でも最後まで舐めたいと思っているが、噛まずにはいられない!」(45歳男性/営業・販売)
飴を途中で噛んでしまう理由として最も多かったのは、これ「特に理由はないがなんとなく」。たしかに、飴はいつでもどこでも気軽に口に放り込めるものですし、理屈抜きで食べたいように食べているというのが実情かもしれません。
最後まで舐める理由は?
null
「飴は口のなかでじっくり味わうのが楽しい。途中で噛んで食べる意味が分からない」(53歳女性/その他)
「なるべく長時間飴を舐めていたいので途中では噛まないです」(67歳男性/その他)
「途中で噛んだらそこで飴がなくなってしまい、楽しみが終わってしまうから」(69歳男性/総務・人事・事務)
「噛んでしまうこともあるけど、噛むと歯にくっついたりして気持ち悪いので、舐めきるようにしている」(61歳男性/その他)
飴を最後まで舐める理由として圧倒的に多かったのは、「長く味わいたいから」。そして、「噛むと歯にくっつくのが嫌だから」との声も聞かれました。
もちろん、飴の食べ方に正解はありませんが、途中で噛む派も最後まで舐める派も両者ともに譲れないこだわりがコメントの端々から感じられます。
途中で噛んだり最後まで舐めたりする理由は?
null
「その時の気分です。人と話しているときや電話が掛かってきたときは、急いで噛んで食べ終わります」(54歳女性/その他)
「硬い飴は最後まで噛まずに舐める。柔らかめの飴は噛んでも歯を傷める心配がないので途中で噛んでしまう」(61歳男性/その他)
「ソフト系の飴は最後まで舐める。ハード系の飴は途中でかみ砕いてしまう場合が多いです」(51歳女性/その他)
「滑らかな舌触りの物は最後まで舐めるが、中に何か入っているものや大きめのものは噛む」(62歳女性/主婦)
「お菓子は噛むが、のど飴は噛まない」(41歳男性/コンピューター関連以外の技術職)
そのときの気分や状況しだい……との声が多数。なかには、飴のサイズや硬さ、味などによって途中で噛むか最後まで舐めるか分けているとのこだわりコメントもありました。
舐めても噛んでもおいしい飴。敢えて普段とは逆の食べ方を試してみるのもおもしろいかもしれません。今回のアンケート結果をぜひご参考にしてみてくださいね。

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。