この夏飲みたい「成城石井のおすすめ炭酸飲料」
null朝晩は少し涼しくなり、長い長い夏もやっと終わりに向かっている雰囲気が出てきましたね。でもやっぱりまだまだ日中は暑い! 今回は、そんな残暑の時期に飲みたい、成城石井で買える爽やか炭酸飲料について。
まずはジンジャーエールを3種類。ジンジャー=生姜の風味を楽しむ炭酸飲料ですが、成城石井はジンジャーエールの種類もいろいろ。
成城石井 ジンジャーエール(500ml/162円)
こちらは国産の生姜を使用した微炭酸のジンジャーエール。上品な色、生姜の香りとレモンの酸味で清涼感があります。生姜の香りがしっかりあるので、微炭酸でちょうどいい喉越し。
原材料を見てみると砂糖も国内製造と記載があり、こだわりを感じます。甘さもほどよく、このクオリティでこの価格はうれしい1本。
成城石井 生姜10倍 エクストラスパイシージンジャーエール (410ml/270円)
生姜10倍。カレーなどの食品では見かけるフレーズ(笑)ですが、まさかのドリンク。10倍というのは成城石井さんの従来品と比べて、生姜の汁が約10倍という意味だそうです。
こちらは高知県産の生姜を使用しているそう。生姜の名産地の生姜を10倍も使うとはかなり贅沢ですね。
まず開封した時の香りがすごい! まるで生の生姜を切っているかのような強い香りが広がります。
そして色の濃さもすごい! 白濁を通り越して、生姜そのものの色といった感じです。
さきほどのレギュラーなジンジャーエールと比較すると、こんなに違います!
左が生姜10倍。ペットボトルの底には生姜の成分が沈澱しているのが見てわかるほどたっぷり。
飲んでみると驚くほどの生姜感! もはやドリンクを飲んだというより、生の生姜をかじった後かのような余韻。生姜感MAX、とにかくめちゃくちゃストロングです。
たぶん知らずに飲んだら、びっくりするくらいの刺激です。せっかくなので夫にも試飲してもらったら「なんか、効きそう」 との感想。確かに生薬を思わせるような濃厚な生姜フレーバーです。私が知る限り、過去最強に濃厚なジンジャーエール。とにかく個性が強いのです。
かなりの辛口なので、お子さんや辛いものが苦手な方には刺激が強すぎるかもしれません。大胆な商品だけあり、好みは分かれそうですが、個人的には結構この刺激は好き。ふとした時に思い出して飲みたくなるような……。
生姜好きの方なら、ガツンとした生姜本来の香りを楽しめる1本として、試してみる価値アリです。お酒好きの方ならビールやウィスキーで割って、生姜風味のカクテルを楽しんでも!
ブルックリンクラフテッド ジンジャーエール エクストラスパイシー(355ml/431円)
こちらはアメリカからの輸入品。おしゃれな瓶に入ったジンジャーエールです。原材料には100%生の生姜とサトウキビ糖を使用しているとのこと。ネーミングにエクストラスパイシーとあるだけあり、しっかり生姜の風味を感じます。
しばらく置いておくと生姜の成分が沈澱するほどしっかり生姜が入っている商品で、さきほどの生姜10倍のジンジャーエールほどではないものの、こちらもけっこうスパイシー。口の中でピリッと爽快な生姜の刺激が感じられます。
何より瓶が可愛いので、“映え”食卓の演出にはもってこい。お酒の飲めないゲスト用にはテンションあがるアイテムにもなりそう。
これまでご紹介したジンジャーエールの「生姜」を感じる度合いを5段階で比較すると、
成城石井 生姜10倍 エクストラスパイシージンジャーエール
生姜度:★★★★★
ブルックリンクラフテッド ジンジャーエール エクストラスパイシー
生姜度:★★★★☆
成城石井 ジンジャーエール
生姜度:★★★☆☆
選ぶ際の参考にしてみてくださいね!
フォンテベッラ 有機ピンクグレープフルーツソーダ、有機ブラッドオレンジソーダ(各355ml/323円)
こちらはイタリア リムニーに工場があり、近くで採水されるミネラルウォーターを使用し、ピンクグレープフルーツ果汁(左)、ブラッドオレンジ果汁(右)を加えた有機ソーダです。
瓶にはエコサート認証のマークがあります。エコサート認証とは国際有機認証機関「エコサート」が認証した商品に付与する国際的な有機認定マークで、オーガニック原料を使用している製品や商品の中でも、原料のみならず、原料の保管方法や輸送手段まで、厳しい基準を満たした製品で、環境負荷が少ない商品と言われています。
まずはピンクグレープフルーツソーダ。ピンク色が可愛いです。飲むとグレープフルーツ特有のビターな皮の香りとほどよい甘さ、炭酸も強すぎず飲みやすいです。
ブラッドオレンジソーダは赤みがかった色が美しく、まるでカクテルのよう。コクのある甘さとスッキリした酸味がバランスよく調和しています。
この2本は瓶が可愛いのでお客様にお出ししたり、暑い日の手土産などにも重宝しそう。
この2点とブルックリンクラフテッドのジンジャーエールは倉庫に在庫を持たない流通方法を取り入れている商品のため、店舗在庫限り、なくなり次第終了だそうです。日持ちもするものですし、見かけたらゲットしておくことをおすすめします!
以上、夏の終わりに楽しみたい、成城石井のおすすめドリンクでした。今回はなんと言ってもジンジャーエールの個性の強さが楽しかったです。生姜10倍ジンジャーエールの刺激は、思わず友人や家族に伝えたくなるレベル。生姜好き、ドリンク好きの方にはぜひお試しくださいね!
※以上、価格はすべて税込です。
料理研究家・フードコーディネーター。
飲食店実務経験後、野菜メーカーで家庭向けレシピ企画職を務めたのち独立。 文京区千石にてキッチンスタジオ atelier月を構え、身体にやさしい料理をコンセプトに料理教室を不定期で開催。 KEITA・神田えり子とともに料理家ユニット<C (クレッシェンドシー) のメンバーとして、食品メーカーへのレシピ提供・飲食店向けのメニュー開発のほか、食イベント対応なども行う。Instagram:@recipe_m.hattori