キャロットケーキの魅力、それは生地のバランス、フロスティングとのハーモニーでしょうか。筆者はスパイス系が大好きなので、スパイシーで生地が適度にもっちりしていて、ニンジンが入ってる感のあるアメリカンなキャロケが好みです。
最近はマフィンタイプやベーグルタイプなどもあり、いろんな場所でキャロケを目にするようになりました。
あの「モンテール」がキャロケに乗り出した!
nullこれまでに「カントリーマアム」のウマ娘コラボでキャロケ味が期間限定で出たことはあったのですが、一般的にそこまで浸透していなかったキャロットケーキ。
それが、スーパーのスイーツ売り場で人気の高い『モンテール』がキャロケを手掛けたと、しかもパッケージはムーミンだと聞いたときは、浮足立ちました。『モンテール』といえばシュークリームがポピュラーですよね、それがマニアックなキャロケに手を出すとは意外だったのです。
早く味見をせねば!と思ってコンビニやスーパーをはしごしたのですが、なかなか見つからず……。しかし、沿線の大手スーパーで発見しました。
いざ、実食!
null思わず全パッケージを購入してしまいました。
さあ、実食してみましょう。と、おもむろにパッケージを開封したところ、フロスティングの上のプラシートがパッケージと一体化していて、取り出す際もスムーズ!
ケーキを食べるときについているプラシートを外したり、それをごみ入れに捨てる作業って、地味に面倒じゃないですか?
このキャロケのパッケージはプラシートと一体化しているので、いちいちはがす必要もなく、ごみが増えることもないんです。こういった細やかな工夫が、さすが『モンテール』。
そして、お皿にキャロケを取り出します。
ひとくち食べてみると、ほんのりスパイスとナッツの歯ごたえが。ニンジン感はそこまでしなかったのですが、クセのないキャロケという味わいでした。
フロスティングもそこまでクリームチーズが強くない、さっぱり目なクリーム。
個人的にはスパイスががっつり効いている生地もっちり系キャロケが好きなので、若干物足りなさはありましたが、『モンテール』のキャロケは万人受けする印象です。
アメリカンなキャロケというより、パッケージのムーミンからも伝わるように、北欧のほっこりとしたコーヒータイムのお供にどうぞという作り手の意図が感じられました。
こちらのキャロケは2024年2月29日までの期間限定販売です。ぜひ、また来年もキャロケを出してほしいな~、『モンテール』さん。他メーカーさんもお待ちしております。
無印にもキャロケがあるよ!
nullキャロットケーキは『無印良品』からも出ています。
とはいえ、こちらはどちらかというとキャロットケーキ風?スライスケーキという感じ。フロスティングはなく、バナナケーキの亜種みたいなシルエット。
にんじんのペーストとにんじんのチップを練り込んで焼き上げているそうで、オーツミルクを使用するなどヘルシー志向の方に向けているスイーツのようです。
生地はわりとパサっとしていて、ほろほろと崩れてきます。個人的には、自分でクリームチーズを乗せて食べるとキャロケ感が出るような気がしました。
アメリカンな味を求めるなら『DEAN & DELUCA』
nullアメリカ発祥だから?なのかわかりませんが、『DEAN & DELUCA』にもキャロットケーキがあります。こちらは、スパイス、フロスティング、生地のバランスがとても良い一品。
たまに無性にキャロケを食べたいときに、駆け込みます。ここに行けばキャロケがある!という安心感があるお店です。
2024年も地道にキャロ活に励みたいと思っています。みなさんのおすすめキャロケがありましたら、ぜひ編集部までお知らせください!
神保町で働く編集者。少女漫画からファッション、テレビ、トレンド情報、堅実女子、アウトドアなどの専門メディアを経て、kufuraへ。音楽と旅とアートと山とゴルフとサウナが好きです。一度ハマると長めです。2024年現在、ビリヤニとキャロットケーキを追いながら、あんことおはぎにも熱視線を送っています。