第10位:焼肉・・・8票
null「焼肉。おせちは基本的に冷めた料理なので、あつあつの肉は刺激になる」(59歳男性/会社経営・役員)
「焼肉。正月料理よりパンチの効いたものが良い」(58歳男性/営業・販売)
洋風アレンジ系を除く基本のおせちは肉類が少なめ。ガツンとエネルギーをチャージするべく体が焼肉を欲するのはうなずけますよね。
第9位:餅・・・9票
null「餅。腹持ちがよいから」(35歳女性/その他)
「焼いたお餅。海苔巻いて醤油つけて食べる」(41歳男性/営業・販売)
お手軽で小腹を満たすのにもぴったりなお餅。焼いて食べる以外に、お汁粉に入れて正月気分を味わいたいとの声も寄せられました。
第8位:白米・・・12票
null「おせちに飽きたら、普通のごはんが食べたい。納豆、お新香などをおかずにして」(51歳男性/その他)
「白ご飯と焼き魚。シンプルなものに戻りたくなるから」(43歳女性/その他)
意外だけど妙に納得!? おせちに飽きたら“普通のご飯”……上記コメント以外では納豆ご飯や卵かけご飯などが食べたくなるとの声も相次ぎました。正月のおめでたい雰囲気も好きだけど、日常に戻りたくなるというのはある意味、幸せなことかもしれませんね。
第7位:味噌汁、豚汁・・・13票
null「お味噌汁。飲みなれているものを飲むとほっとするし、豆腐やわらかめのシンプルなものだとなお嬉しいです」(24歳女性/その他)
「豚汁。野菜も摂れるし、一品で満足感があるので」(52歳女性/コンピュータ関連技術職)
これも日常系メニューですが、味噌汁や豚汁もおせちが一段落したときに食べたくなるメニュー。おせちが常温のため、温かい汁物が恋しくなるという心理もあるかもしれません。
第6位:雑煮・・・16票
null「雑煮。出汁のうまみがお腹にやさしいから」(56歳男性/その他)
「お雑煮。おせちは甘い味や濃い味のものが多いので、やさしい出汁と煮込まれた野菜の味が効いた雑煮が一層美味しく感じます」(43歳女性/その他)
雑煮はおせちに飽きたらというより、おせちとセットで食べたいものかもしれませんね。おせちを軽くつまんだ後、温かい雑煮をすすると「これぞ正月!」という気分に浸る人は多いのではないでしょうか。
第5位:ハンバーグ、ハンバーガー・・・17票
null「ハンバーグです。おせちに飽きるということは和食に飽きている状況ですので、少し味が濃い肉類で洋食を食べたくなるからです」(37歳男性/総務・人事・事務)
「ハンバーガー。ジャンキーで美味しい。おせちに飽きたらそういうのが食べたくなる」(36歳女性/その他)
こってりと肉汁を感じられるハンバーグ、およびバンズにはさんだハンバーガーが第5位。筆者も三が日のうち1度はマックに足を運んでしまうのが恒例なのですが、いつ行ってもお店は大盛況で「やっぱりおせちに飽きたらハンバーガーだよね……」と毎年実感させられます。
第4位:鍋・・・21票
null「タラ鍋です。冬は鍋で旬なタラを皆で食べるのが美味いし体が温まるのが良いです」(59歳男性/その他)
「鍋。しっかり野菜を食べられ、つゆをいろいろ用意してそれぞれの好みで味付けできるから」(41歳女性/主婦)
家族みんなでゆっくり鍋を囲むのもお正月の風物詩。じゅわっと出汁のしみた野菜などを噛み締めると体の芯からほっとする感覚が得られますよね。
第3位:うどん・・・22票
null「うどん。かけうどんが1番美味い。お出汁がほっとします」(40歳女性/主婦)
「釜玉うどん。シンプルな味付けで消化によくてほっとする」(28歳女性/総務・人事・事務)
「シンプルなうどん ネギなどシンプルなトッピングでさっぱりと食べる」(42歳女性/主婦)
保存食でもあるおせちは、基本的に甘辛い味付け。さっぱりとした温かいうどんで口の中を中和させたいという人は多いのではないでしょうか?
第2位:ラーメン・・・64票
null「塩ラーメン。あっさり味が食べたくなる」(51歳男性/その他)
「チキンラーメン。生卵とネギのトッピングがあれば、立派な一品として満足感を得られます」(53歳男性/公務員)
「天下一品のこってりラーメン。おせちの和風味付けに嫌気がさして仕方ないタイミングで食べると普段の何倍も美味しく感じます」(41歳男性/その他)
うどんを突き放して麺類部門の1位に輝いたのはラーメン。あっさり系かこってり系か味の好みは分かれるところではありますが、いずれにせよ、おせちとは方向性の異なる日常の味にほっとさせられます。
第1位:カレー・・・126票
null「カレー。みんな大好き。CMにもあったが、おせちに飽きたらカレーです」(59歳女性/その他)
「カレー。おせちが単調な和食味なのでスパイシーなもので刺激が欲しくなる」(52歳女性/主婦)
「カレー。そんなに好きな方じゃないんだけど、おせちに飽きた頃に食べると、妙に美味しく感じてしまう」(55歳女性/主婦)
“おせちに飽きたときに食べると落ちつくもの”ランキングの断トツ1位はカレー。“例のCM”を理由にするコメントも続出しており、もはやカレーはお正月料理の一種といっても過言ではないかもしれません。
また、ちょっとひねりをきかせて“カレーうどん”や“カップヌードルカレー味”を推す人も。おせちにはないスパイシーな味わいは、新年早々心身に活力を与えてくれ、なぜか普段以上においしく感じられますよね。
その他、こんなものを食べて落ち着きたい!
nullあっさり系
「湯豆腐。お正月は美味しく重いものを食べているので、身体にやさしいものを食べたい」(51歳男性/企画・マーケティング)
「鮭茶漬け。さらさら胃に負担がかからない」(50歳男性/その他)
「野菜雑炊。温かくてあっさりした味が胃と心を癒してくれると感じる」(47歳男性/その他)
ジャンキー系
「肉まん。ジャンキーなものを食べたくなるけど、マックとかはほっとする感じではないので、ちょうどいいのが肉まん!!」(42歳女性/主婦)
「ケンタッキーフライドチキン。ジャンキーな感じがたまらない」(50歳男性/その他)
「ピザなどジャンキーなもの」(31歳女性/主婦)
日常系
「食パン。基本的に毎朝食パンで、年始の朝のみおせちなのでいつもの日常に戻った気がしてほっとする」(29歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「粉もん。たこ焼きでもお好み焼きでも。ソースの香りがお正月感を払拭してくれます」(50歳女性/デザイン関係)
「チェーン店の牛丼。日本人ならほっとする」(38歳男性/公務員)
ポカポカ系
「カップスープ。ほっと一息入れられる」(48歳男性/その他)
「シチュー。クリスマス以降、あまり作らないし1月を過ぎると寒さも厳しくなってくるから」(44歳男性/その他)
「ポトフ。洋風で温かく落ち着いて食べられる。寒い冬にぴったりのものだと思う」(20歳女性/学生・フリーター)
それぞれ系統は異なりますが、たしかにどれもこれもおせちに飽きた頃に食べると、「こういうのでいいんだよ」とつぶやいてしまいそう……。
味覚でお正月気分を堪能できるのは、まさしく今だけの特権。みなさんの声に「あるある~!」と共感しつつ、自分の体の欲するもので胃袋も心も満たしてみてはいかがでしょうか。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。