この季節の定番商品!なかでも注目は?
null毎年、子どもたちがハロウィンのパレードに参加する関係で、ここ15年ほどスーパーマーケットで売られる“ハロウィン限定”のお菓子チェックに余念がありません! 「キットカット」に「ホームパイ」、「ばかうけ」に「ミニルマンド」、このあたりはもはやこの時季の定番商品!
中でも「キットカット」は中の個包装のデザインも毎年かわいいんです! メッセージが書いてあったり宛名を書けるスペースもあって、非常に凝っています。だからこの時季、ちょっと人に渡すのに大活躍!
そしてここ数年、かわいさを増しているのが「ホームパイ」。今年は中の個包装が去年よりもさらにかわいくなっていました。ひとつひとつがモンスターの顔になっているんです。これは「キットカット」と張るかわいさです!
「いかフライ」にハロウィンバージョンが登場!しょっぱい系もズラリ
nullそして今年は“しょっぱい系のおやつ”のハロウィンバージョンを見かけるようになったことが大きな特徴な気がします。私が今まで気づかなかっただけかもしれませんが、やはりハロウィンと言ったら“甘いお菓子”が主流で“しょっぱい系のおやつ”はあっても数が少なかった気がするのです。
いちばんびっくりしたのが、『なとり』の「いかフライ」ハロウィンバージョン! まさかこのお菓子でハロウィンバージョンが出るとは思わず……(笑)。こういう発想、大好きです!
「歌舞伎揚」に「おにぎりせんべい」、「バンザイ山椒」の仲間たちに「ポテコ」までもが、“ハロウィン”になって登場。和テイストが強い「歌舞伎揚」や「おにぎりせんべい」からハロウィンバージョンが出るだなんて思いもしませんでした(笑)。
そして注目は、「岩塚のハロウィンアソート」。見てください、中の個包装のパッケージ。……めちゃくちゃゆるいイラストで、そこがやけに今っぽいんです(笑)。この感じの悪い「ブラックキャット」なんて最高ですよね!
子どもたちに安定の人気を誇るお菓子のハロウィンバージョン
null「オレオ」に「ハイチュウ」、「サク山チョコ次郎」……etc.このあたりは子どもたちに大人気なので押さえておきたいラインナップ。「蒟蒻ゼリー」は去年もハロウィンバージョンが出ていました。
まずは「サク山チョコ次郎」。大袋の中は他のお菓子同様、個包装になっているのですが、問題はその中のチョコビスケット。書かれている言葉にすべて「チョコ次郎」の「チョ」が使われていて、「チョウモリ(こうもり)」「フランケンチョタイン(フランケンシュタイン)」「ハチョウィンパーティー(ハロウィンパーティー)」になっていて、子どもたち大ウケ! 食べながら爆笑していました。チョコ次郎パワー、すごい……。
そして子どもたちだけでなく、若い女の子たちの間でも話題になっているのが、「オレオ」。「オレオ」が3枚入った個包装のパッケージが、「モンスターアイマスク」になっているんです。これはかわいいですよね~! SNSキャリア世代は絶対に飛びつくお菓子だと思います。
「ハイチュウ」と「蒟蒻ゼリー」の個包装もカラフルでかわいらしいですよね。「蒟蒻ゼリー」はこの時季、限定パッケージをお弁当につけるお母さんもたくさんいらっしゃると思います。
そして最後にご紹介するのは、「明治ミルクチョコレート」のビッグパック! これは今年初の試みだと思います! 個包装のパッケージにモンスターが描かれており、2つつなげると全身像になるという“絵合わせゲーム”になっているのですが、ちょっとおまぬけな顔をしたモンスターたちばかりでかわいいんです!
すっかり秋を楽しむ行事となったハロウィン。仮装をしなくても、おうちで楽しくてかわいいお菓子を楽しんでみませんか。
撮影/中田ぷう
※価格は中田さん購入時・購入店舗での税込価格となります。
編集者・フードジャーナリスト。多くの料理本や暮らしの本、キャンプ本を手がける。自著に子どものごはん作りの闘いを描いた『闘う!母ごはん』、『素晴らしきお菓子缶の世界』(共に光文社)がある。 プライベートでは猫2匹&犬1匹と小学生、大学生の女の子の母。ハワイじゃなくてグアムラバー/スターウォーズマニア/アダム・ドライバーファン。Instagram