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「かぼちゃ」男性ウケがイマイチって本当…?苦手な人に「これなら食べられる」という食べ方も聞いてみた

ホクホクとして、優しい甘味が特徴の「かぼちゃ」。そこが大好き!という人もいれば、逆にその食感や甘さがどうにも苦手……という人も。食卓に出しても、夫や子どもの反応がいまひとつだった……なんて経験ありませんか?

そこで『kufura』では、20~60代の男女500人を対象に「かぼちゃの好き嫌い」にまつわる実態調査を行いました。その結果だけでなく、苦手と回答した方に聞いた「これなら食べられるというメニュー」も合わせてご紹介します。

かぼちゃは「好き?or 嫌い?」

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まず、かぼちゃの好き嫌いについて、選択肢から選んでもらった結果がこちら。

  • 好き・・・193人(38.6%)
  • どちらかといえば好き・・・128人(25.6%)
  • 普通・・・136人(27.2%)
  • どちらかといえば嫌い・・・32人(6.4%)
  • 嫌い・・・11人(2.2%)

今回の調査では、およそ4割近くの人が「好き」と答えました。さらに、「どちらかといえば好き」「普通」という人の数も合わせると、全体のほぼ9割を占め、多くの人が問題なく食べられるという結果に。

一方で、「どちらかといえば嫌い」「嫌い」という方は、1割弱と少数派であることがわかりました。

かぼちゃ好きが多いのは女性?

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さらに、男女別でも比較してみました。結果は次の通りです。

男性(314人)

  • 好き・・・90人(28.7%)
  • どちらかといえば好き・・・91人(29.0%)
  • 普通・・・103人(32.8%)
  • どちらかといえば嫌い・・・21人(6.7%)
  • 嫌い・・・9人(2.9%)

女性(186人)

  • 好き・・・103人(55.4%)
  • どちらかといえば好き・・・37人(19.9%)
  • 普通・・・33人(17.7%)
  • どちらかといえば嫌い・・・11人(5.9%)
  • 嫌い・・・2人(1.1%)

まず、注目したいのは、かぼちゃが「好き」と答えた女性が半数以上にものぼったこと。一方で、男性の回答には圧倒的な差はみられず、「好き」「どちらかといえば好き」「普通」が拮抗する形に。

また、「どちらかといえば嫌い」「嫌い」という人の割合は、前述した全体における割合とあまり相違はなく、男女ともに1割弱程度ということがみてとれます。

男性はかぼちゃが苦手な人が多い……というイメージをおもちの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回のアンケートではその傾向は見られませんでした。

次からは、好き・嫌いそれぞれの理由を見ていきましょう。

かぼちゃが「好き」な理由

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「皮も実も両方美味しく食べられる。腹持ちもいいし、栄養価が高いので」(53歳男性/公務員)

「ただ切ってレンチンするだけで、味付けなしでも美味しい」(61歳女性/主婦)

「栗みたいにホクホクしたのに当たると最高に美味しい! もし水分が多くべちゃっとしているカボチャなら、醤油、みりん、砂糖で甘く煮ると、これまた美味しいので。お味噌汁に入れてもいい」(54歳女性/その他)

「スープにもおかずにもサラダにもデザートにも、色々な食べ方が出来て全く食べ飽きないところが好き」(35歳男性/学生・フリーター)

「ほくほくでありながら、あのとろっとした食感が好きです。特にかぼちゃの天ぷらが好きです」(64歳女性/その他)

「かぼちゃパフェやかぼちゃプリン、かぼちゃケーキなど、スイーツにしても最高に美味しくて色が可愛いところ」(42歳女性/総務・人事・事務)

「なぜか分かりませんが、かぼちゃを食べると癒されます。辛い時やストレスが溜まっている時、癒されたい時に食べています」(52歳女性/その他)

かぼちゃは、おかずやスイーツなど、いろいろな料理に使えて嬉しいとの声が聞かれました。また、皮ごと食べられて栄養価が高いことも好評なよう。中には、癒されたい時に食べるなんて方も! 優しい甘味、温かみのある色のおかげか、ほっこりした気持ちになるのかもしれませんね。

かぼちゃが「苦手」「嫌い」な理由

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「甘くておかずにならない」(62歳女性/主婦)

「のどに詰まる感じ、ぱさぱさ感が嫌い」(52歳男性/その他)

「もさもさしていて美味しいとは思えない」(53歳男性/総務・人事・事務)

「口に入れたときのねちゃねちゃ感が嫌い」(60歳男性/公務員)

「かぼちゃのコロッケが苦手。スイーツはすきだけど、お惣菜のかぼちゃは甘いので苦手」(55歳女性/主婦)

「かぼちゃの煮物が苦手。甘みがありほくほくした食感が、ご飯のおかずには合わないから」(59歳男性/コンピュータ関連技術職)

「ぱさぱさ」「もさもさ」「ねちゃねちゃ」など、その食感を敬遠する意見が目立ち、口当たりが悪いと感じている人が多いよう。そして、甘いおかずはご飯に合わないとの回答も多数でした。

では、苦手だという人たちは、どんな調理法なら食べることができるのでしょうか。そこで、“これならまだ食べられる!”というかぼちゃを使った料理を教えてもらいました。

これなら食べられそう!な、かぼちゃメニュー

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「かぼちゃサラダ」(44歳女性/主婦)

「スープにして飲む」(43歳男性/金融関係)

「パンプキンパイなど、スイーツとしてなら美味しく食べられる」(63歳男性/その他)

「かぼちゃのコロッケは、ソースをかければその味でごまかせるので食べられる」(49歳男性/営業・販売)

「かぼちゃのてんぷら。天つゆで甘さが抑えられるから」(53歳男性/総務・人事・事務)

「天ぷらは厚みが無い分、甘さを強く感じないし、柔らかすぎることがないから」(46歳女性/総務・人事・事務)

「カレーの中にかぼちゃが入っているくらいなら食べることができます」(62歳男性/営業・販売)

今回、天ぷらなら食べられると回答した方がたくさんいました。サクッとした衣で独特の食感が目立たなくなり、甘味も薄れるとのこと。その他、ソースや天つゆ、カレーなどの味で甘さを軽減させるといった手も。たしかに食べやすくなりそうですね!

 

以上、かぼちゃの好き嫌いについて、皆さんの声をお届けしました。

これから徐々に寒くなり、甘味もギュッと凝縮され美味しくなる「かぼちゃ」。好きな方はもちろんですが、あまり得意ではないなーという方も今までとは違った調理法に挑戦してみてはいかがでしょうか。旬の味をぜひ楽しんでみてくださいね。

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