シャキシャキ歯触りが楽しめる空心菜
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この日の店頭には、太陽を浴びて真っ赤に実ったトマトや、パレルモと呼ばれるカラフルなイタリアンパプリカ、バターナッツかぼちゃなども並んでいました。
残暑で体力も食欲も落ちやすいこの季節、旬の野菜で体をいたわってあげたいものです。
さて今回は「空心菜」を取り上げます。もともとは中国野菜で、茎の部分が空洞になっていることからこの名前がつきました。エンサイ、ヨウサイ、アサガオナという別名もあります。
株から伸びる若い葉や茎を食用にします。茎はシャキシャキした歯ごたえがあります。味にクセがないので、炒め物やおひたしなど、さまざまな調理法が楽しめます。
神楽坂野菜計画では、静岡県産の空心菜を取り扱っており、出荷時期は5~10月、旬は6~9月とのこと。
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βカロテンや葉酸に加え、鉄やカリウムなどのミネラル類もたっぷり。不足しがちな鉄分やカルシウムも含まれており、夏バテ予防や疲労回復にも役立ちます。それぞれの栄養素の量を、緑黄色野菜の王様と言われるほうれん草と比べてみても、栄養豊富なことが分かると思います。
加えて、ほうれん草のようなえぐみもないため、下茹で不要ですぐに調理できる点がうれしい! 旬の時期にはぜひ積極的に取り入れてみてくださいね。
茎の切り口に注目!新鮮な空心菜の選び方
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選ぶ際は、葉や茎がみずみずしい緑色で、全体的にハリがあるものを選びましょう。また、茎の切り口がつぶれたりしておらず、きれいなものがおすすめです。
保存する際は、湿らせた新聞紙などに包み、冷蔵庫の野菜室で保存します。冷凍すると苦みが出る野菜なので、冷凍保存はおすすめしません。
にんにく炒め以外には?おすすめの食べ方
null空心菜は、中華料理やタイ料理でよく提供されるように、にんにくと一緒に炒めるのがポピュラーな食べ方。空心菜特有のシャキシャキ感が楽しめ、にんにくの風味が食欲をそそります。
ボリュームアップしたいときは、肉や魚と一緒にオイスターソースやナンプラーなどで濃い目に味付けすると、ごはんが進むスタミナ満点のおかずが完成します。
こってりした味にも負けない存在感がある一方、和風だしを使ったおひたしにすれば、箸休めとしても重宝します。
8月の畑通信:まだまだ暑い中、秋冬の準備もスタート!
nullこんにちは。畑通信担当の阿部です。
自社農園では秋冬に収穫するケールの準備がスタートしています。私たちの畑の主要な作物であるケールは、ひとつの株から次々に出てくる新しい葉を1枚ずつ収穫し続けるという野菜。
私たちは春と秋の年2回新しい株に入れ替え、半年間収穫するというサイクルで動いています。現在は暑さ真っ盛りの中、秋冬用の株を育てるために畑の土を新たに耕し、肥料を調整しつつ、種まきも始めています。
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暑さに強いもの、寒さに強いもの、葉が緑のものや赤いもの、フリル系、葉が平たく丸いものなど、季節により植える品種も変わります。
夏はキリッと辛みがあり、冬は甘みが増すケール。季節ごとの品種や味わいの違いもぜひ楽しんでくださいね。
![楠 みどり](https://kufura.jp/wp-content/uploads/2020/09/AH_kusunoki03.jpg)