歴代のジューサー・ミキサーは1万円以下のもの
nullスムージーの材料は、氷、バナナ、レモン、ケール、小松菜をベースに季節のフルーツを加えています。5~9月はキウイ、10月~4月はりんご、といった感じです。
それらを切り刻んで、スムージーを作って飲んでいたわけです。
ジューサー・ミキサー遍歴はこれまで2台、日本メーカーのものと外資系メーカーの1万円以下のモデルを愛用していました。これらはカップ型で、底の部分に刃があり、ボタンをプッシュしながら混ぜるというもの。
最初のうちはいいのですが、3~5年経つと切れ味が悪くなり「これはスムージーというより、みじん切りか……!?」というありさま。さらに、底に刃があるため掃除がしにくく、うっすら黒ずんでいる箇所も見受けられるといった状態でした。
正直なところ、スムージーが野菜のみじん切り状態になり、口当たりも悪く激マズになったため買い替えを真剣に検討したのです。この価格帯のジューサー・ミキサーの寿命としては、妥当なところです。
『ツヴィリング』がいいかも?と思った理由
nullブレンダーといえばアボカドの種も砕く、『バイタミックス』が有名ですよね。デザインもおしゃれで、憧れの存在……が、しかし、高い! 余裕で7万越えです。
ネットでどのブレンダーがいいのか、ひたすらリサーチする日々でした。
そんなある日、グランピング取材で『VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖』を訪れた時に、『ツヴィリング』のブレンダーに出会ったのです。
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朝食用のスムージーを作った際、そのなめらかさに感動を覚えました。設置されていた『ツヴィリング』の「エンフィニジー テーブルブレンダー 1400ml」は、ボタンひとつでスムージーができるのが快適でした。「これはいいかも?」と早速、情報を集め、価格も『バイタミックス』ほど高くないことが判明し、家電量販店に出向きました。
買うのは決めた、問題はサイズだ
null「大は小を兼ねる」といいますが、日本の住宅環境ではスペースに限りがあります。「テーブルブレンダー」のサイズは、これまでのジューサー・ミキサーよりも大きい……キッチンで存在感がありすぎる。そしてお値段も3万円近い。そこで視野に入ったのが同シリーズの「パーソナルブレンダー」です。こちらは1万3000円ほどで、サイズも1~2人分でコンパクト。機能は減りますが、スムージーは作れます。
ただ、1つ気になった点がありました。素材を入れたカップに刃のついたキャップを装着して、ひっくり返してブレンドするのです。さかさまにすることで「漏れるのではないか……?」と不安になり、家電量販店の店員さんに「漏れませんか? 液ダレとかスプラッシュ状態になったりしませんか?」と問い合わせたところ、「大丈夫ですよ~」とのこと。
「こちらのメーカーはモーターも高性能なので、ブレンド能力は高いですよ。刃物に定評のあるドイツ・ゾーリンゲンで開発されたステンレス製ブレードなので、切れ味もいいんです」とも。この人を信じてみるか……と、購入を決断しました。
使ってみて…
nullスムージーを作ってみたところ、これまでの野菜のみじん切り状態とは全く異なるなめらかな飲み物ができました。口当たりがいいって、大事だったんだ……!
カップ部分はトライタン製で、ガラス製よりも軽くて非力な筆者でも使いやすかったです。動作音に関しては、これまでと同じくらいですが、短時間で完成するので気にすることもありませんでした。
さらに、蓋の部分に刃がついていることで、とても洗いやすいのです。歴代のジューサー・ミキサーはカップの底に刃がついていたので、手を切ってしまいそうだし洗いにくかったけれど、この「パーソナルブレンダー」は違います。とてもきれいに汚れを落とすことができました。
あまり使っていませんが、付属のキャップをカップにつけて、そのまま飲むことも、冷蔵庫に保管することもできます。
とても満足のいく買い物でした。QOLが爆上がりしたのは、間違いありません。
もし今、ブレンダーを購入しようと思っている方がいたら、かなりの熱量をもって推しちゃいます。少量でいい、スムージーを毎日飲む、そんな人におすすめです。
『ツヴィリング』「パーソナルブレンダー 550ml」
サイズ : 幅約13.9cm×奥行約15.6cm×高さ約36.2cm/本体重量 : 約2.3kg/コード長さ : 約80cm
価格:1万3,838円(税込・編集部調べ)
神保町で働く編集者。少女漫画からファッション、テレビ、トレンド情報、堅実女子、アウトドアなどの専門メディアを経て、kufuraへ。音楽と旅とアートと山とゴルフとサウナが好きです。一度ハマると長めです。2024年現在、ビリヤニとキャロットケーキを追いながら、あんことおはぎにも熱視線を送っています。