可愛いパッケージで値段も手軽!「喫茶店に恋して。」
nullグランスタで見つけた手土産お菓子、まずご紹介したいのはこちら。デザート専門店『銀座ぶどうの木』が、雑誌『Hanako』とコラボレーションしたお土産ブランド「喫茶店に恋して。」です。
東京駅の駅ナカ地下1階、「八重津地下中央口」の近くにあるこちらのお店。以前は少し奥まったところにあったのですが、6月末に、人通りの多い目立つ位置に店舗が移動! リニューアルオープンしました。
東京駅以外で購入できるのは、実店舗だと羽田空港・成田空港の2箇所だけ。オンラインショップでも一部の商品しか取り扱っていません。まさにお土産向き!
“喫茶店でお気に入りの本を読むひととき”をイメージしているそうで、パッケージデザインも本がモチーフ。統一感があるので、何種類か組み合わせて買うのもいいですね。
今回は、東京駅の店舗で販売していた4商品のうち、要冷凍の「生 クリームブリュレ・タルト」を除いた3種類を購入。詳しくレポートします。
見た目も可愛くて味もばつぐん!「クリームブリュレタルト」
1つめは、クリームブリュレを日持ちする個包装のタルトに仕立てた「クリームブリュレタルト」。パッケージには、クリームブリュレの上に宇宙飛行士が乗って、カラメルを割っている(ように見える)イラストが描かれています。
そう、やっぱりクリームブリュレといえば、ちょっと焦げたカラメルをパリパリと割りながら食べるのが美味しいですよね。なんとこのお菓子、あのパリパリ食感を、とっても忠実に表現しているんです!
実際に、クリームブリュレのように表面をバーナーであぶって作っているというこだわりぶり。中にもカラメルソースがたっぷり入っていて、パリパリしっとり、そして甘くてほろ苦い、限りなくクリームブリュレな味わいの濃厚なお菓子に仕上がっています。なんという再現度……!
私が購入した3種類のなかでは、これが一番日持ちが短かったのですが、それでも賞味期限は購入の1カ月後でした。
日持ちのするお菓子だと乾燥した食感のものも多いなか、このタルトはとてもフレッシュでクリーミーな味わい。これはリピートしたくなります!(ただし、しっかり甘いので、甘いものが苦手な人にはおすすめしません。)
オープンからの定番商品「ティラミスショコラサンド」
続いてご紹介する「ティラミスショコラサンド」は、2019年4月のオープン時から販売している、「喫茶店に恋して。」の第1弾商品。パッケージも、喫茶店らしいおしゃれなデザインです。
クッキーの間にサンドされている2色のクリーム状のものは、コーヒーショコラとマスカルポーネショコラ。コーヒーのビターさと、マスカルポーネチーズのコク、そしてショコラの甘さが口の中に広がります。
ティラミスという名前の通り、ほんのり苦い大人な味わいなのですが、苦すぎないのがちょうどいい! 1枚、もう1枚……と、つい手が伸びてしまいます。
ちなみに「クリームブリュレタルト(4個入)」と「ティラミスショコラサンド(6枚入)」のパッケージは、ちょうど文庫本と同じくらいのサイズ。せっかくなので、わが家の本棚に並べてみたところ、こんな感じにばっちり溶け込んでいました。
お菓子を食べたあとは、本棚にフィットする小物入れとして使うこともできちゃいます。
東京駅限定の新商品!「ハニートーストサブレ」
3つめは「ハニートーストサブレ」。こちらは東京駅の「グランスタ」でしか買えない新商品です。
こちらはパッケージも大きめで、明るい女の子のイラストが目を惹きます。小さなハニートーストから蜂や花が飛び出していたり、小さな猫が肩に乗っていたりと、細かいところまで可愛い!
箱の中身を取り出すと内側も、文庫本のカバーを外した時のようなデザインになっています。そして、本をめくるような気持ちで箱を開けると、お菓子が4個と、おまけの栞が入っています。(他の2商品も同様で、本をイメージした箱に、それぞれおまけの栞が入っていました。)
個包装の袋を開けると、中にはミニチュアのハニートーストのような可愛いサブレが! ついついテンションがあがります。
しかもこれ、可愛いだけだと思ったら大間違い。いわば“蜂蜜バタークッキー”なのですが、トーストのようなサクサクのサブレの香ばしさと蜂蜜の甘さ、そしてバターもしっかり効いていて、1個だけでも十分すぎるほどの満足感。かといってくどい感じもなく、とっても味わい深いんです。
見た目の可愛さ、特別感、そしてこの美味しさ……! 僅差ではありますが、私のなかではこの「ハニートーストサブレ」が、3種類のなかで一番の“お気に入り”です。
しょっぱさと甘さの絶妙なバランス「あんこ天米(てんぺい)」
nullぜひご紹介したいものがもう1つ!
和菓子好きの方に贈るなら、同じく東京駅「グランスタ」内にある『富士見堂』の「あんこ天平(てんぺい)」を。塩気の効いたお煎餅に、サラッとした口当たりのあんこを挟んでいて、あまじょっぱい組み合わせがやみつきになる美味しさです。
こちらも日持ちは1カ月以上なので、渡すタイミングが少し先になる場合でも大丈夫。人気すぎて、普段の平日でも正午ごろには売り切れてしまうそうなので、帰省前に事前に買っておくのもよいかもしれません。
なお、実店舗は東京駅「グランスタ」の他には、都内に5店舗あるのみ。オンラインショップはありますが、そちらも売り切れ続出となっています。
『富士見堂』はもともとお煎餅の専門店なので、お煎餅が美味しいのはもちろん、あんこ部分もとっても美味なんです。北海道産の小豆を使った「さらし餡」は、さっぱりとした味わいで、舌触りもかなりのなめらかさ。
ザクザクした食感の香ばしいお煎餅と、甘すぎないあんこの組み合わせがなんとも絶妙! “あんこ好き”も“お煎餅好き”も、大満足の逸品です。
「喫茶店に恋して。」「あんこ天米」のどちらも、味や見た目の可愛さに加えて、1000円前後から買えるという手軽さがちょうどいい! 帰省以外に、ちょっとしたお礼や贈り物として差し上げても喜ばれると思います。
東京駅を通る際は、ぜひチェックしてみてくださいね。
音楽&絵本&甘いものが大好きな、一児の父。文具や猫もとても好き。子育てをするなかで、新しいコトやモノに出会えるのが最近の楽しみ。少女まんがや幼児雑誌の編集を経て、2022年秋から『kufura』に。3歳の息子は、シルバニアファミリーとプラレールを溺愛中。