春採りの赤根ほうれん草
nullこんにちは。楠みどりです。暖かい日が増えて、街歩きが楽しい季節になりましたね。
「神楽坂野菜計画」の店頭でも、フレッシュなスムージーや、華やかでボリューム満点のサラダが曜日限定で販売されているそう。
新生活で疲れやすい今の時期こそ、野菜をたっぷり食べて、体の中から元気に過ごしたいものですね。今回もお店の方のおすすめの野菜を詳しくご紹介していきます!
さて今回は「ほうれん草」。「神楽坂野菜計画」では、茎が細く生食できるサラダほうれん草や、寒さの厳しい時期に出回るちぢみほうれん草など、様々な種類のほうれん草を取り扱っています。その中から、赤い根元が特徴、自社農園で栽培されているという「赤根ほうれん草」をご紹介します。
ほうれん草の旬はおよそ11~3月とされますが、それ以外の時期でももちろんおいしいほうれん草は入手できます。このほうれん草は、太陽の光が1株1株に届くよう、通常より株ごとの間隔を広くして育てているそう。しっかりと光合成ができるため、元気いっぱい。
ほうれん草は緑黄色野菜の中でも栄養価が高く、抗酸化作用の高いβカロテンやビタミンCの他に、貧血の予防・改善に役立つ鉄や骨を健康に保つカルシウムなども含まれています。根元の部分には、骨の形成に重要なマンガンが豊富に含まれています。甘みもありおいしいので、切り落とさずによく洗って調理するようにしましょう。
ほうれん草の選び方・保存方法
nullほうれん草を選ぶ際には、葉が肉厚で緑色が濃く、葉先がピンとしてみずみずしいものを選びましょう。
保存する際は、湿らせたキッチンペーパーに包んで、冷蔵庫で立たせて保存します。
茹でてから水にさらしてアク抜きしますが、さらしすぎると旨味も栄養分も損失してしまうのでほどほどに。茹でたものを使いやすい長さに切り水気を絞ってから、冷凍保存するのもおすすめです。
おすすめの食べ方は?
nullお店の方のおすすめの調理法は、定番のおひたしやナムルのほか、ミルクスープに入れたり、細かく刻んでドライカレーに入れたり。ほかにも、ソーセージや卵と一緒に炒めると朝食やお弁当のおかずにもぴったりの一品になります。
栄養豊富でいろいろな調理法が楽しめるほうれん草。常備したい野菜ですね!
4月の畑通信:ルッコラの種まきが進行中!
nullこんにちは。畑通信担当の阿部です。
3月下旬から、私たちの畑の主力作物のひとつ、ルッコラの種まきを開始しました。真冬や真夏はハウスでの栽培となりますが、今の時期は露地の畑にまくので、雨の前日を狙います!
ルッコラ、からし菜、わさび菜なども同時に進行中。冬の葉野菜は甘みが乗っていますが、暖かくなると辛みが増し、パンチのきいた味になってきます。お肉やお魚料理に添えるのにもぴったりです。
今日は畑の雑草対策について。冬の畑では雑草を活用することもあるというお話を以前にしましたが、これからの季節は、作物の周りに雑草が増えることで、作物の周囲の湿度が上がり、蒸れて株が弱ってしまうという影響が出てきます。
その対策として、中耕(ちゅうこう)といって、畝(うね)の土の表面を浅く耕す作業をします。土に空気を入れて蒸れを防止し、雑草の根を切って生えにくくするという目的があるんです。雑草との付き合い方も季節により変わってくるんですね。
4月末からの収穫が楽しみです!
【取材協力】
神楽坂野菜計画
東京都、神楽坂にある八百屋さん。取り扱うのは、全て農家直送の無農薬栽培/特別栽培の野菜。野菜のほか、無添加調味料・お店の野菜を使用したオリジナル食品などの開発も。
年間700種類、常時250種類の野菜・加工品を揃える一方、東京都日の出町にて自社農園も経営し、サラダハーブなどの栽培にも取り組む。
公式ホームページ:https://yasaikeikaku.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/kagurazaka_yasaikeikaku/