今年大人気の「CACAOCAT」。売上の一部は保護猫活動へ寄付
null2021年に誕生した、北海道産のプレミアムチョコレートブランド『CACAOCAT(カカオキャット)』。今年は『イトーヨーカドー』のネット通販や百貨店の催事に登場し、ものすごい人気(実店舗は東京・白金台や「イーアス高尾」などにあります)! 先日、ある百貨店のポップアップストアを見てきましたが、お客様でごった返していました。
このブランド、すべてのパッケージに“猫”と“猫の爪痕”が描かれているのが特徴。“爪痕”は、「自由でわがままな猫でさえこのチョコレートの虜にしたい」、つまり人々の味の記憶に爪痕を残したいという思いを込めて描かれているそう。
そして缶に描かれているイラストは、すべてアーティストによるもの。“FLOWER”は、水彩やアクリル画を使用した、カラフルで優しいタッチが特徴的な利光春華さん、“黒猫”は、アーティスト・木野聡子さんが手がけています。
ふたを開けると中には、これまたカラフルな包み紙に包まれたチョコレートが全14種類(ミルク、ストロベリー、抹茶、オレンジ、カフェラテ、 ピスタチオ、ココナッツ、マンゴー、カカオ65%、ダークラズベリー、 ソルティキャラメル、黒糖きなこ、ブルーベリー、レモン)入っています。
ちなみに『CACAOCAT』の売り上げの一部は、保護猫活動に寄付されているので、購入することでちょっとした貢献ができるのもうれしいんです。
オンラインはすでに完売!ねらうならポップアップショップを
nullバレンタインシーズン限定で約20のブランドを展開する洋菓子ブランドの『モロゾフ』。その中でも今年最も注目されたのが、お花とカクテルをコンセプトにした新ブランド「花と酒とチョコレート」。オンラインで缶商品はあっという間に完売!
ただしまだ百貨店でのポップアップショップがありますので、どうしても欲しい方はそちらに賭けてみてください。私も写真のものとは違うタイプの缶も欲しいので、ダメかもしれませんが、ポップアップショップに行ってみようと思います。
税込540円で買えるチョコ缶
nullこちらも『モロゾフ』のバレンタイン限定ブランドの「TEA BAR(ティーバー)」。紅茶とチョコレートを融合させたブランドで、イチオシはこの手のひらサイズの“丸缶”。例年少しずつデザインを変えて出しているのですが、とにかくかわいいんです(女性デザイナーがデザインを手がけています)! しかもこの物価高騰の時代に1つ税込540円というお値段もありがたい。この時期のプチギフトとしておすすめです。
去年大好評の「ガルニエ」シリーズが今年も登場
null去年、バレンタインシーズン限定商品として、世界の名画とチョコレートを楽しむブランド『ガルニエ』が誕生。かわいい缶があふれる中、“美しい缶”としてSNS上でも大きな話題となりました。それが今年も登場。去年とはまた違った名画を用いています。
写真のゴッホのほか、ミュシャやクリムト、ジョルジュ・スーラやブリューゲルの作品を缶で楽しむことができます。とくに小さい方の缶は、今、海外で人気のオルゴールのような形の缶を使っており、まさに美術品のよう……!
中にはひと口サイズのチョコレートが入っています。
「チョコレートがあまり得意ではないけれど、ちょっとだけバレンタイン気分を味わいたい」という人にもこの“小箱タイプ”はおすすめです。
「帝国ホテル」のサイトではまだ買えます!
null昨年も大人気だった『帝国ホテル』オリジナルの「料理長スヌーピー」の缶入りチョコレートが今年も装い新たに登場!(こちらは東京限定)
この商品、意外なことにスーパーマーケットのバレンタイン催事で扱っていることも多く、ねらい目なんです。“スヌーピー”、しかも帝国ホテルの商品がギリギリとはいえ1,000円台で買えるのは奇跡ですよね! しかも間違いなくかわいい……あっという間に完売しちゃうんです!
でも残念に思わないでください。帝国ホテルのオンラインショップではまだ取り扱いがありましたので、ピーナッツファンはぜひそちらをご覧になってみてください。
いつの時代も最強!「キットカット」チーム
nullそして誰もが知るお菓子「キットカット」ですが、やはりバレンタインも強いです。去年、バレンタイン向けとして発売し、約1週間で完売した日本限定「ハートフルベア」、通称“クマ型キットカット”が今年も登場。
ハート缶に入ったタイプがあったのですが、もはや売り場で見ることはできず、ネットで高額販売されているだけ……。ですが、袋入りだったらまだバラエティショップなどで見かけるので、こちら、欲しい方は探してみてくださいね。
また、この時期になると見かけるようになる「キットカット」の缶入り商品もアメリカ雑貨みたいでかわいいので要チェックです。
こちらも「キットカット」商品ですが、缶などではまったくありません。アマゾンなどで売られているバラエティセット(24種類入り税込2,050円でした)。これがそろそろ復活してきた子どもの集まりなどでも、とても人気だったので「数が必要!」という方にはおすすめです。
缶はいらない!という人におすすめのプチプラ絶品チョコ
null最後はちょっと缶から離れて……。すべてスーパーマーケットの『成城石井』で購入したものです。安定の『フォション』ともう1つは、故・エリザベス女王が好んで食べていたという『キャドバリー』社の「デイリーミルクバー」などいかがでしょうか。
こちらであればバレンタイン直前ですが、入手できるかと思います。
注目のチョコ缶を中心にご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。今年のバレンタインもぜひ楽しんでくださいね!
※価格は中田さん購入時の税込み価格です
※情報は2月9日現在のものです
編集者・フードジャーナリスト。多くの料理本や暮らしの本、キャンプ本を手がける。自著に子どものごはん作りの闘いを描いた『闘う!母ごはん』、『素晴らしきお菓子缶の世界』(共に光文社)がある。 プライベートでは猫2匹&犬1匹と小学生、大学生の女の子の母。ハワイじゃなくてグアムラバー/スターウォーズマニア/アダム・ドライバーファン。Instagram