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「アイスクリーム」と「シャーベット」なにが違う?【食べ物の違い豆知識】

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知らなくても困らない…でも、知ってると誰かに話したくなるような【食べ物の違い豆知識】を紹介するこのシリーズ。今回は大人も子どもも大好きな、ひんやりスイーツ。料理研究家・時吉真由美さんからのプチ知識も合わせて読めば、さらに詳しく!

「アイスクリーム」と「シャーベット」の違いって…

子どものころ、夏になるとよく、母親がおやつに「シャービック」を作ってくれました。あれは果たして、アイス?それともシャーベット?そんな疑問を解決するべく調べてみると……。

アイスクリームは「乳製品」の仲間!

アイスクリームは乳製品。まず、そこが大きな特徴です。牛乳などに卵、砂糖や香りづけの香料を加え、かき混ぜてふんわりと気泡を入れながら、凍らせて作ります。

乳製品の一種。クリーム、牛乳または乳製品を主原料として、鶏卵、砂糖、香料または果実加工品の香味成分、色素、ゼラチンや植物ガムのような乳化安定剤を配合し、攪拌{かくはん}して気泡を含ませながら冷却凍結したもの

【出典】日本大百科全書(ニッポニカ)

シャーベットは「氷果子」。フルーツの果汁入りが基本です

シャーベットって、シャリシャリもガリガリも、ときに柔らかくジューシィなものもありますよね……。
シャーベットは果汁を使った「氷菓子」という分類なので、そこに何を加えて凍らせたかによって、口当たりはそれぞれに。

果汁を主材料として砂糖、香料、そのほか牛乳や卵白、ゼラチンなどを加えて凍らせたものを一般にシャーベットという。食品の分類上は氷菓で、材料に牛乳や生クリームなどを用いたものでも使用量が少ないので乳製品としては扱われない。

【出典】日本大百科全書(ニッポニカ)

で、つまり「アイスクリーム」と「シャーベット」の違いは…

アイスクリームは牛乳やクリームを使った「乳製品」、シャーベットは果汁からできている「氷菓子」、何から作られているか、その「主原料の違い」なのでした。

シャーベットの中には、もちろん乳製品が入っている種類もあるのですが、その含有量が少ないので乳製品(=アイスクリーム)とは扱われないんですね。

作り方にも、違いがあるんです!

原材料の違いはもちろんだけど、この二つの違いはそれだけではありません。

アイスクリームを作るときは、クリーミィに仕上げるために、凍らせている途中で何度か取り出してかき混ぜます。そうして空気を含ませることで、凍っても口どけの良い、柔らかさのある仕上がりになります。
シャーベットは、型に液体を入れてそのまま凍らせることが多いので、手がかからずカンタン。いわゆる氷っぽい、シャリっとした仕上がりに」(以下「」内、時吉さん)

確かに! アイスクリームはとろけるようなクリーミィさがあって、シャーベットはシャリシャリ食感のイメージですよね。

ちなみに、ジェラートやラクトアイスなど、他にも似たような「冷たくて甘くて美味しいもの」ありますよね…。

「ジェラートはイタリアが発祥ですね。果汁や果肉などをふんだんに使っているため、いわゆるシャーベットに比べると濃厚でなめらかな口当たりのものが多いけれど、乳脂肪分は多くないので、アイスクリームには分類されないと思います」

乳脂肪分って濃厚な美味しさに直結する部分でもあるけれど、一方でカロリーが気になったり……。ちなみに厚生労働省の規格では、アイスクリームは乳固形分15.0%以上に対し、シャーベットは乳固形分3.0%未満とのこと。
カロリーが気になるならシャーベットを選ぶのが正解?その色々の違いや特徴を知った上で、選べるといいですね。


【取材協力】

料理研究家 時吉真由美

(株)Clocca代表取締役 cooking Clocca代表
土井勝料理学校をはじめ各地の料理教室講師のほか、ZIPMOCO’Sキッチン」「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」などTV・出版物等のフードコーディネートや、料理、レシピ制作などで幅広く活躍中。

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