2位3位は変動なし、1位はアレンジの幅も広いベトナムのサンドイッチがランクイン!
nullすっかり日常の食べ物として定着しつつあるエスニックフード。みなさんがこの1年でもっともよく食べたメニューは何ですか?
日本国内のエスニック文化や食の普及活動を行う「一般社団法人 日本エスニック協会」による調査から、2020年のもっとも人気が出そうなエスニックフードランキングが発表されました。昨年から引き続き人気のメニューに加え、ここ数年のパンブームの盛り上がりやテイクアウトの広まりとともにランクインしたものも。
3位:カオソーイ 〜タイ・チェンマイの名物麺料理〜
第3位は、2019年から引き続きライクインしたカオソーイ。タイの北部、第二の都市であるチェンマイの名物料理です。レッドカレーベースのスープに卵麺を入れ、さらに揚げ麺をトッピング。カリカリの揚げ麺とモチモチの卵麺の食感の違いが楽しく、ココナッツミルクのマイルドな味に、チリの刺激が絶妙なバランスです。
カレー+ラーメンという日本人に馴染みのある2つメニューが合体した”絶対おいしいやつ!”感で、エスニック初心者でもトライしやすいのも人気の秘密かも。
2位:フムス 〜中東の代表的前菜・ヘルシーな豆料理は女性に人気〜
2019年の2位だったフムス(=ホモス、フンムス)は、レバノンやイスラエルなど中東の広い地域で昔から親しまれてきたソウルフード的存在。「メゼ」と呼ばれる中東料理の前菜を代表する一品で、ひよこ豆とタヒーニ(中東の練りごま)、オリーブオイルなどをペースト状にしたものです。
ごまと豆というヘルシー素材の組み合わせ、そのまま食べたりパンに塗ったりと気軽に食べられる点、また意外と簡単に作れるという点でもじわじわと知名度を上げてきています。
1位:バインミー 〜野菜やパテなどを挟んだ具だくさんベトナムサンドイッチ〜
野菜や肉類など、様々な具材をパンにはさんで食べるバインミーは、休日のブランチなどにもぴったりなベトナム版サンドイッチ。
にんじんや大根の甘酢漬けや豚肉のパテ、パクチーなどのハーブをたくさんはさんで、ボリュームたっぷり。バインミー専門店の増加とともに、新型コロナウイルスの影響によるテイクアウト熱の高まりも人気を押し上げました。
具のバリエーションが多いので飽きずに食べられてしかも見た目もおしゃれ。ヘルシーかつ”映え”が狙えるサンドイッチは、ランチの新定番になりそう!
意外と簡単!おうちで作れるバインミーレシピ
nullおうちで手軽にエスニック気分が楽しめる、日本エスニック協会アンバサダーの伊能すみ子さん監修のバインミーレシピをご紹介!
【材料】(2人分)
<紅白なます>
・大根 80g
・にんじん 20g
A(米酢 大さじ2、砂糖 大さじ1.5、ナンプラー 小さじ2)
<焼肉>
・豚バラ肉厚切り 40g *薄切りでも可
・サラダ油 少々
・塩、こしょう 適量
・フランスパン(約20㎝) 2本
・バター 適量
・レバーペースト(市販品) 40g
・きゅうり 適量
・パクチー 適量
【作り方】
(1)大根とにんじんを千切りにする。ボウルにAを入れてよく混ぜたら、大根と人参をひたしておく。
(2)豚バラ肉は3cm幅に切って、サラダ油をひいたフライパンで焼き、塩、こしょうで軽く味付けをしておく。
(3)フランスパンの横から切り込みを入れ、バター、レバーペーストを塗る。斜め切りしたきゅうり、焼肉、紅白なます、パクチーの順番に挟んでいく。
【伊能すみ子さんコメント】
野菜や肉類など、様々な具材をパンにはさんで食べるバインミーは、休日のブランチなどにもぴったりなベトナム版サンドイッチです。ナンプラーの風味広がる紅白なます、レバーペーストなど、具材をたっぷり入れて楽しみましょう。また、具材はハムやソーセージ、魚やオムレツなど、お好みのものを入れても良いですね。
一般社団法人 日本エスニック協会