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年齢を重ねて「似合うようになった服、似合わなくなった服」は?40~60代女性が正直回答! 

酷暑も過ぎ去り、肌寒くなってきた今日この頃。衣替えのタイミングは、手持ちの服と改めて向き合う機会でもありますよね。収納していた服を手に取って「なんだか違うかも?」と違和感を覚える人もいるのではないでしょうか?

そこで今回『kufura』では、40代から60代の女性145人に「年齢を重ねるうちに、以前は似合っていたけど似合わなくなった服」とその理由について聞きました。これからの秋冬服選びの参考にしてみてくださいね。

第1位:脚の露出に抵抗が…「スカート」や「ワンピース」

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「ワンピースは子どもっぽいイメージ。年齢とマッチしない気がする」(40歳女性/その他)

「膝上丈のスカート。脚を出すとソワソワします」(51歳女性/主婦)

「柄のワンピースは、体型カバーのために着ています!と自分から言っているようなもの」(40歳女性/その他)

「ワンピースや膝丈のスカート。また足元の靴選びの正解が分からず、もうしばらく着ていません」(43歳女性/パート・アルバイト)

「ワンピースは、体型がダルマみたいになってしまい……。手に取ることがなくなりました」(54歳女性/その他)

似合わなくなった服として最も多くあげられたのが、スカートとワンピースでした。脚の露出と丈に関する意見が大多数でしたが、中には「たとえ膝下でも、脚を見せるのに抵抗が出てきた」(45歳女性/主婦)という人も。同じアイテムでも、丈への苦手意識は人それぞれのようです。

第2位:浮いて見えてソワソワ…「甘め」の服

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「フリルの付いている服。体型が変わり太って見えるようになった」(52歳女性/主婦)

「ガーリー系が好きでしたが、40歳にもなるとフリルやレース、ふんわりシルエットの服は痛いおばさんにしか見えなくなり似合わない」(40歳女性/専業主婦)

「ふんわり系の可愛い服はもう無理」(45歳女性/専業主婦)

「レースなどがあしらわれた可愛いめの服。ボリュームがあるので、二の腕がたるんできた分だけ太って見える」(48歳女性/主婦)

続いて多く集まったのが、甘めの服でした。レースやフリルが持つ甘めの要素に加えて、ボリューム感に抵抗を持つ人が多い様子。服のボリューム感と相まって、体型が膨張してみえるというのは痛手ですよね。

第3位:体型を拾う「タイト」な服

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「ちびTシャツなど、ピッタリした服が似合わない。窮屈感を感じるようになりました」(49歳女性/事務職)

「タイトスカート。体重は変化がないのに体型が変わり、下腹がよりぽっこり見えてしまうから」(64歳女性/専業主婦)

「白いシャツ。お腹まわりがしまらないのが悲しい」(56歳女性/営業・販売)

「Tシャツやピッタリサイズのワンピース。体のラインを拾うので太って見えるようになった」(55歳女性/専業主婦)

体型にフィットするタイトな服も敬遠する人が多いという結果になりました。「ゆとりのある服はサイズ感を間違うと太って見える……」(40歳女性/パート・アルバイト)という声もあり、ボディラインを拾いすぎない服探しに苦労している人もいるようです。

第4位:「デコルテ」や「二の腕」が出るアイテム

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「Vネックの服。首まわりにシワなどのエイジングサインを感じるようになったから」(48歳女性/学生・フリーター)

「ノースリーブ。腕が太くなって自分でも見ていられない」(49歳女性/総務・人事・事務)

「丸首のTシャツ。デコルテの年齢が丸見えになるから」(63歳女性/主婦)

「タンクトップ。胸元や二の腕が露出するので、インナーとして以外は着られません」(45歳女性/主婦)

体型がふくよかになりがちな40代以上の女性にとって、Vネックや丸首といった服の形状ももやもやの要因になっていることが明らかに。若い頃にはなかったシワやたるみなどのエイジングサインに、翻弄される傾向にあるようです。

第5位:カジュアルすぎて落ち着かない…「パーカー」や「スウェット」

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「フード付きのパーカーは若者のアイテムだと思う。着ると、首元が余計にもたついて見える」(62歳女性/総務・人事・事務)

「パーカー。中でもロゴが入っているものは主張が強すぎる」(54歳女性/主婦)

「スウェットとパーカーなどは、60代には若すぎる。外には着ていきたくない」(63歳女性/主婦)

パーカーとスウェットが似合わなくなった理由として、共通しているのが「若作り」というワード。カジュアルに着られる分、歳を重ねて得た落ち着きとアンバランスさを感じる人が多い様子です。自宅やジムなどでの運動時に着るなど、シーンの見極めが快適さを左右するポイントといえそうですね。

取り入れるなら「明るい色」 or「 暗い色」?2極化する色選び

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似合わなくなった服について聞いたところ、色選びに関する意見も多数寄せられました。明るい色が似合うようになった/暗い色が似合うようになったという二極化がみられ、意外な結果に。それぞれのコメントもご紹介します。

暗い色が似合うようになった人の意見は……

「シックな色の服がしっくりくるようになった。コーディネートのアクセントとして赤などの服を好んで着ていた時もありましたが、年齢を重ねていくうちに派手見えするようになり封印」(45歳女性/その他)

「ベージュやグレーなどの落ち着いた色とデザインの服。無難なものが合うようになった」(53歳女性/主婦)

「黒やベージュの服。以前は着られている感があったけど、自然に着こなせるようになってきた」(50歳女性/自由業)

明るい色が似合うようになった人の意見は……

「原色の服を選ぶようになりました。若い頃は派手に見えて似合いませんでしたが、肌色がくすみだした今、原色を取り入れた方が顔が冴える」(48歳女性/パート・アルバイト)

「原色は似合わないと思い込んでいましたが、意外なことに白髪とマッチ」(52歳女性/主婦)

「若い頃は無難に黒色を好んで着ていましたが、最近は似合うかどうかは別として、明るい色の服をセレクト。気分がパッと明るくなります」(43歳女性/パート・アルバイト)

黒などのベーシックな色がテッパンと思いきや、あえて明るい色を取り入れるという人も。「この色は自分にはもう似合わない……!」という思い込みを取り払ってみることで、新しい自分に出会えることもあるのかもしれません。

今回は、「年齢を重ねるうちに似合わなくなった服」についてお届けしました。どのコメントも実体験に基づいたリアルなものばかりでしたね。

体型や肌の変化と同じように、服への考え方にも変化が出る40代以降。でも、自分に似合う服はきっとあるはず。似合うかどうかも大事ですが、心地よさも大切に。重ね着など、コーディネートの選択肢が増える秋冬を満喫していきましょう!

三上 六花
三上 六花

三上 六花(みかみ ろっか)。ライター。

美容ジャーナリストのアシスタントを経て独立。持ち前の旺盛な好奇心をアンテナに美容ワールドを探索中。

映画と漫画をこよなく愛し、帰宅後は隙あらば即エンタメタイムの多趣味人。週に15番組ほど聴く、生粋のラジオリスナー。

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