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「夏の雨の日、何履く?」濡れてもいつも通り、雨用の靴にチェンジ…20~50代女性に聞いた足元事情

地味に悩む雨の日の靴問題。雨の量や靴の種類によっては靴の中に雨がしみこんできて、内側がびっしょり……そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。靴の中が不快ですし、靴を洗って乾かすのも面倒。でも雨の日用の靴ってみんなどれくらい用意しているの?

そこで『kufura』では20〜50代の女性105人に、夏の雨の日の通勤や買い物などでどんな靴を履いているのかをお聞きしました。

雨の日用の靴を用意してます!

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普通の膝丈の長靴。濡れないのが1番なので」(57歳女性/その他)

レインブーツを履く。濡れるのが嫌だから」(39歳女性/総務・人事・事務)

ワークマンのレインシューズを履いています。デザインが可愛いので」(37歳女性/主婦)

レインブーツ(長靴)やレインシューズなど、「雨の日専用靴」を使用している人たち。膝下まで長さがあったり、足首をカバーする長さだったりするので、雨が降っても足が濡れにくいです。

実用性だけでなく、おしゃれで可愛いレインシューズもたくさん。ファッションアイテムとして取り入れることも可能です。

ゴム製のスニーカー。水がしみ込まず好きです」(27歳女性/その他)

合成皮革のバレエシューズ。濡れても浸透しない素材だから」(30歳女性/その他)

撥水機能付きのレザースニーカー。撥水機能がついている上に歩きやすい」(46歳女性/営業・販売)

「レインパンプスを使用。中にしみこみにくいから」(40歳女性/その他)

レインブーツのように膝下まで覆えるような靴ではないとしても、雨の日の使用にも対応している防水・撥水性のある靴ならば安心です。デザインもさまざまで、スニーカーやバレエシューズのような普段履く靴と変わらないデザインのものも、探してみるとたくさんあります。

できるだけ厚底のスニーカーを履いている。濡れにくいし歩きやすいから」(49歳女性/総務・人事・事務)

靴のデザインからの視点で、厚底のスニーカーを選ぶ人もいます。水たまりに入ってしまっても、底が濡れるだけならば、靴の中に水が入ることもない! 新しい視点かも。

濡れることを前提に。サンダルやクロックス

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濡れても大丈夫なサンダルを履く。濡れても足をふけばいいから」(31歳女性/主婦)

靴下をはかず、乾きやすいサンダルを履く。洗いやすいし、乾きやすいから」(44歳女性/その他)

裸足でクロックスを履いている。帰ったらクロックスごと足を洗う」(53歳女性/主婦)

雨の日に外出をすれば足が濡れるのは仕方ない。最初からそう考えて、濡れても問題がない靴を選ぶのも考え方の1つです。長靴などは「足が濡れないようにする」靴ですが、「足が濡れても洗ったりタオルで拭いたりすればOK」な靴を履くのもひとつの方法。

サンダルは、布製のスニーカーや革靴に比べて乾きも速いです。濡れた後でも手間がかからない靴を選ぶということも大切かもしれません。

いつものスニーカーを履く理由

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雨の日でも普段履いている靴を使うという意見も少なくありません。その理由は大きく4つあります。

履き慣れているから

普段のスニーカー。どんな状態でも変えない。履き慣れた靴で移動したいから」(23歳女性/その他)

特に雨用ではなく、歩きやすいスニーカーにしている。いつも通り歩きやすい方がよいから」(43歳女性/その他)

もう20年ぐらいニューバランスのスニーカーしか履いてないので、濡れたら仕方ない。履きやすい、歩きやすい、靴擦れをしない」(46歳女性/その他)

天候に関係なく、常にスニーカーを履いている。1番動きやすいから」(49歳女性/営業・販売)

いつものスニーカーを変わらず履く。靴を変えると足が痛くなるから」(51歳女性/主婦)

普段から履いているスニーカーを雨の日でも履くのは、履き慣れていて歩きやすいから。雨の日は路面が滑りやすくなっていることもあるので、慣れている靴の方がしっかりと歩けますね。

またずっと同じブランドの靴を履いていると、違う靴にした時に靴擦れを起こすこともあるようです。雨でもいつもと同じにすることで、安心して歩くことができるのでしょう。

汚れても洗えばいいから

特に変わらずいつもと同じ靴を履きます。ノーブランド品のスニーカーです。汚れても問題ない靴なので」(25歳女性/出版・マスコミ関係)

スニーカーで気にしない。汚くなったら洗うので」(55歳女性/その他)

スニーカーを履いていく。洗いやすいから」(33歳女性/弁護士)

いつも履いているスニーカーは、汚れても気にしないと割り切って全天候で使用、特にお手頃価格のスニーカーならば、容赦なく履き倒すことができそう。また自宅で洗えるようなスニーカーならば、メンテナンスもしやすいですね。

小さい子どもの動きにあわせるから

いつもスニーカーを履いている。小さい子どもがいるからスニーカー以外の選択肢がない」(32歳女性/総務・人事・事務)

小さい子どもと出かける場合には、ママも動きやすさを重視しますね。子どもが急に走り出したりすることもあるでしょうから、それに合わせるには普段履いているスニーカーがよいのでしょう。子どものことを考えると、雨の日とはいえ履く靴は限定されるようです。

防水スプレーで対処しているから

普通のウォーキングシューズです。年中ですが防水スプレーをしています。歩きやすさが一番です。撥水されるので、水たまりに足を取られなければ問題ありません」(54歳女性/その他)

スニーカーは通気性がよくなるようにメッシュ素材が使用されることもあります。そうすると雨が降った時に濡れてしまいますが、防水スプレーで加工していれば普段と同じように歩くことができます。防水スプレーは市販されていますから、スプレーできる素材を確認しながら使っていくのもよさそうです。

 

全体でみると、雨の日用の靴を別で用意していて天候により履き替えているという人はおおよそ半数以下となりました。

「夏であればすぐに乾くので、特に靴は変えない。いちいち変えるのが面倒だから」(44歳女性/主婦)

という意見に代表されるように、夏は特に「あまり気にしない」という人も多いようですね。冬は足が濡れると寒くてつらいので、もう少し対策をする率は上がるかも。また、主な移動手段が車か、電車など公共交通機関かによっても変わりそうです。

川崎さちえ
川崎さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。

2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。

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