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40代以上が「ネットで服を買うとき」に注意していること。サイズ感や色味はこうしてチェック

服は実店舗で試着をしてから購入することもある一方で、オンラインでしか買えないものや、近くに店舗がないブランドなどもあります。そうなるとネットでの購入になるのですが、届いた服を見て愕然とすることも。実物を見ることができないからこそ、注意するポイントがありますね。

そこで『kufura』では、40代以上の男女500人にネットで服を買う時に気をつけていることを聞きました。その結果をお伝えしていきます。カッコ内は(年齢性別/職業)となっています。

試着はできないけれど…「サイズ感」はこうしてチェック

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サイズが合うかわからない。小さいと着ることができないのでワンサイズ上の商品を注文する」(60歳男性/その他)

外国サイズは大きいからサイズの見分け方に注意する」(54歳女性/主婦)

サイズが合うか、今ある服とメジャーで測って比べる」(41歳女性/その他)

サイズフリーしか買わない」(49歳男性/その他)

ネットで服を買う場合、試着をすることができません。試着ができれば自分の体型に合うかどうか、丈の長さやフィット感もわかるのですが、ネットでの購入は自分で確かめられないのがネックになってきます。

サイズに関しては、小さいと着られませんが大きければ着ることができますから、ワンサイズ大きめを買うのも手ですね。また同じMでもブランドやメーカー、デザインによって異なるので、手元にある服をもとにしてサイトに書かれている服のサイズを確認することもできそうです。

実物を見ることができない。「色味」に気を付ける

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イメージと実物の色の印象が違うこともあるので、色が写真通りかどうか、写真写りと実物にズレがないか気を付ける」(47歳男性/その他)

実際の色と多少違ったりイメージが違ったりすることもあるので、多少違っても大丈夫そうな服を選ぶ」(60歳男性/会社経営・役員)

自分の好きな色(ネイビー)を選ぶようにしている」(73歳男性/その他)

パソコンやスマホで服を見ると、実物と色味が微妙に異なることもあります。サイトにも商品を見ている環境で色味が違ってしまうこともあり、自分が思ったような色ではない場合もあるのでしょう。色味を正確に知るのは難しいのかもしれませんが、商品写真をよく見るのは大前提になりそう。

また万一色味が違うとなっても、返品などをせずに着られるように無難な色や、いつも買っている色を選ぶという意見もありました。

購入者の「レビュー」で確認

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クチコミのコメントで、生地の厚みとカラーイメージの差異を確認します」(54歳女性/その他)

実際に素材を見てみないと素材感がわからないので、口コミなどをよく見て参考にしています」(65歳女性/その他)

オンラインストアの多くは、ユーザーが商品のレビューを投稿できるようになっています。実際に使った人の意見なので、サイズや生地、カラーなども参考にできますね。加えて着用したときの感触、そして「ここはちょっとダメかも」というマイナスの意見もあるので、購入時の参考にすることが可能です。

同じ商品でもサイトで「価格」が違う!

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価格。少なくても2つのサイトで価格を確認してみる」(84歳男性/その他)

サイトによって価格が大きく違うので、いろいろと見ることが必要かと」(85歳男性/その他)

同じメーカーの商品が複数のサイトで販売されていることも少なくありません。価格が同じならいいですが、割引やクーポンなどで価格に違いができることも。またサイトによってポイント還元率にも違いがありますから、トータルで見て比較するとよさそうですね。

購入する「場所」を絞り込む

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服は同じブランドでしか買いません。自分のサイズがわかっているからです」(51歳男性/その他)

同じアパレルの公式サイトで買うようにしている。そうしたら、だいたいサイズ感も同じだし、生地なども想像できるから」(55歳女性/主婦)

同じメーカーやブランドにすることでサイズや生地の感じがつかみやすくなり、サイズミスや色味の違いなどを回避することができそうです。新商品が発売になってもイメージがしやすいですから、購入する際も安心感がありますね。

色味、素材感、サイズなどで合わないと思ったら、気軽に返品や交換ができるサイトでしか買わない」(58歳男性/その他)

購入するサイトを絞り込むという意味では、返品に対応してくれることも重要になってくるでしょう。タグを取ったり着用したりした場合の返品は難しいでしょうが、たとえばサイズが合わない場合には交換ができれば、購入した服も無駄になりません。

できれば「実物を確認」してからネットで購入

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できるだけ実店舗で確認してから購入するようにしている」(73歳男性/その他)

もし近くに欲しい服を販売しているお店があるならば、一度実物を確認してからの方が安心ですね。試着をしてサイズを確認、色も直接見られますから、間違いを防ぐことができます。

そのままお店で買えばいいのでしょうが、オンライン限定のクーポンがあったり、ポイントがついたりすると、ネットで購入したくなるもの。届くまでには少し時間がかかりますが、急ぎでないならばこのような方法もアリなのでしょう。

 

ネットでは服を直接見たり触ったりできないので、思ったものと違うということもあるかもしれません。でもそのリスクを少しでも減らすためには、いくつかの方法がありますね。

購入ボタンをポチッと押せば家まで届けてくれるメリットは大きいですから、今回紹介した注意点をネットでの購入時の参考にしてみてください。

川崎さちえ
川崎さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。

2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。

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