新しく買った服「着る前に洗う？洗わない？」多数派は…女性154人に聞いたざっくばらんな理由

まず、新しく買った服を着る前に洗うかどうかを尋ねてみました。結果は次の通りです。

下着・・・63人（67.7％）

キャミソールなどの肌着・・・10人（10.7％）

トップス・・・18人（19.3％）

ボトムス・・・2人（2.2％）

アウター・・・0人（0.0％）

圧倒的に多かったのが「下着」でおよそ7割となりました。そして「トップス」、「キャミソールなどの肌着」が続くといった結果に。

キャミソールなどの肌着を洗う人がトップスよりも少ないのは、個別に包装されている場合が多いからかもしれません。購入先にもよりますが、下着やトップスなどは、試着できる状態で置かれているものが多いですよね。調査から、より肌に直接触れていくものほど、袖を通す前に洗いたいと思う人が多い様子が見て取れます。

「アウター」という人がいなかったことに関しては、一番外側に着るもので肌に触れない、加えて、自宅での洗濯が難しいものもあるということが要因の一つかもしれません。

続いて、洗う・洗わない人それぞれの理由をご紹介していきます。

「下着、キャミソールなど肌に直接触れるものは洗濯する」（43歳／主婦）

「流通やお店で付いたニオイや、製造過程で使われた化学物質を落とす為です。かぶれるので」（28歳／その他）

「店頭の商品の場合いろんな人、たくさんの人が触っている可能性がある。通販の場合、保管されている場所のホコリ等がついているかもしれないから」（45歳／その他）

「パッケージされた状態ではなくハンガーにかかっただけのものなどは、だれが触ったかわからないから。もともとのにおいが苦手な場合があるから」（29歳／学生・フリーター）

「衣類の製造・運搬・保管状況は決して良い物ではない。例えば服が入っていた段ボールにダニがいる場合もある」（43歳／学生・フリーター）

「少し洗って肌馴染みよくしたい」（57歳／その他）

「汗を吸ってほしいので洗った方が吸いそうだから」（54歳／金融関係）

「新しい服の折り目がついていたりするのが目立つ事や、色落ちがあるのか確認もしたいから」（47歳／主婦）

「色移り等の懸念をなくすために着る前には2、3度洗っておきたいからです」（21歳／学生・フリーター）

もっとも多かったのが、店頭で誰が触ったかわからないからという意見。試着されているかもと考えるとどうしても気になる人もいるようで、素肌に密着する下着類はなおのこと、という声にはうなずけます。

その他、“いかにも”な新品感を避けるために洗って肌なじみを良くしたり、畳みジワをなくしたりするために洗うという方もいました。くっきりついた折り目って、たしかにちょっと恥ずかしいのかもしれません……。

「めんどくさいに尽きる」（44歳／総務・人事・事務）

「そんなことを気にしたことが有りません（笑）」（53歳／その他）

「せっかくキレイなのに、洗う意味が分からない」（57歳／主婦）

「洗うと質感が変わってしまいそうなので、とりあえず1回、洗わずに着たい」（42歳／主婦）

「シワや傷みができてしまうため。なるべく洗いたくない」（47歳／その他）

「汚れていないし、着てから洗えばいいと思うから」（41歳／その他）

「単に面倒だし、乾くまで待てずに早く着たい」（57歳／コンピュータ関連技術職）

「パリッと感を味わいたいので初めは洗いたくない」（31歳／主婦）

「新しい感覚を楽しみたいから」（54歳／主婦）

新しい服を買ったときは誰しもウキウキするもの。「早く着たい」、「新しい感覚を楽しみたい」などの言葉からも、すぐに袖を通したいという気持ちがひしひしと伝わってきます。また前項では、新品感を避けたいという声がありましたが、その逆で、真新しいパリッと感を好む方もいるようでした。その他、シンプルに面倒、中には全く気にしたことがないという方も！

さてみなさまは、どちらの声に共感できたでしょうか？

誰が触ったかわからない、でも洗うのは面倒など、どちらの言い分にも共感できる面があるのではないでしょうか。新品の服を洗うかどうかは、各々の衛生観念や、服の楽しみ方次第。これから洗濯物が乾きにくい冬に突入したら、筆者は洗わずそのまま着てしまいそうな予感がしています……（笑）。