寝苦しい夏、何を着て寝てますか?
nullとにかく近頃の夏の暑さは「ツラい」のひとこと。気温が高いだけでなく、暑い期間も長くなってきています。2023年の東京の熱帯夜の回数は過去最高となり、昼も夜も逃げ場のない暑さ。
ユニクロの調査によると、季節別の睡眠満足度について聞くと、夏は「あまり満足していない」「全く満足していない」と答えた人を併せると59.3%と、4つの季節の中で最も睡眠に満足していない結果になりました。
「寝間着は着古したTシャツ」が多数派だけど…?
さらに「夏の寝間着には何を着ていますか?」の質問には、7割が「Tシャツ」と回答。しかもそのうちの3分の1以上の人が、そのTシャツを10年以上着ているそう! 寝るときに着る服は、ずっと同じものを愛用していて更新しないという人がかなり多くいることが分かります。
何を着て寝るかで「睡眠の質」が変わる!
null東京疲労・睡眠クリニックの梶本 修身先生によると「眠るときに着る衣類は睡眠の質を左右する重要なアイテム。特に夏はその機能性を重視してください」とのこと。
「夏に質の高い睡眠を得るには、脳の温度(深部体温)を下げる必要があります。脳の温度が下がると脳が休むことができて疲れが回復、翌朝すっきりと起きることができるんです。
しかし、日本の夏は蒸し暑く汗が蒸発しにくいため、脳温度が低下しにくい環境です。その結果、脳が休まらず睡眠の質が悪くなり、起床時の“睡眠休息感=朝目が覚めたときに睡眠によって十分に休息がとれたという感覚”が乏しくなってしまいます。
脳の温度を下げるには、冷房によって部屋の温度を下げることと同時に、“湿度”も重要な鍵になります。
人は寝てる間に200ccほどの汗をかくのですが、その汗が乾く際に気加熱を奪うことで体温を下げてくれる仕組みがあります。湿度が低い部屋だと、汗が乾きやすいのでより体温も下がりやすくなりますね。
また、寝ている際の汗を吸収して素早く乾かすには、寝まきの素材が重要になります。
汗を吸収する力や乾かす力は、素材によってかなり差があります。汗をかいた際に、素早く乾く素材であれば速やかに体温も下げてくれますが、いつまでもじっとり湿っている素材だと寝苦しいままに。また肌あたりがサラッとした生地の寝まきなら、不快なベタつきも解消してくれて熟睡につながりますね」
洗濯した際、“すぐ乾く”素材とそうでもない素材を考えると、速乾性があるかどうかはわかりやすいですね。筆者も寝るときは着古した肌なじみのいいTシャツが一番!と思っていましたが……。高い機能性を追求した素材だからこそかなえられる快適さがあるんだ!と、目からウロコのお話でした。
ユニクロ「エアリズム 夏パジャマキャンペーン」が開催中!
null梶本先生も話されていた「速乾性」といえば、ユニクロのエアリズムシリーズ。6月6日から、各店舗でより快適な睡眠のための「夏パジャマ」を提案しています。
キャンペーンスタートに合わせたイベントには横澤 夏子さんも登場! 4歳、2歳、1歳と3人のお子さんのお母さんでもある横澤さんも、毎日家族でエアリズムのパジャマを愛用されているそうです。
「子どもは大人に比べて体内の水分量が多く、汗もかきやすいので、より寝るときの素材が大切ですね!」と梶本先生。
色・柄も豊富に揃う「エアリズム」のパジャマ
WOMANはなめらかな手触りで、360度伸びる「ウルトラストレッチ」で、寝返りを打っても動きを妨げられないラクラクな着心地。また、パンツの丈が長めなので、エアコンの風などで足元が冷えるのを防いでくれます。KIDSはコットン混のやさしい素材。カラーやサイズのバリエーションも豊富に揃います!
夏の寝苦しさが今から憂鬱……という人は、まずはパジャマを更新してみるのはいかがでしょうか。