老舗ナチュラル系ブランドの隠れた名品、見つけた
nullご紹介するのは、サマンサモスモスの「【撥水加工】こなれ感UP!ギャザーブルゾン」です。最近こういう、わかりやすい商品名が増えてますね。
襟ぐり、そで口、すそがゴム仕様になっている、ナイロン素材のブルゾン。ふっくらしたシルエットがフェミニンだけど、余計な装飾がないので、甘すぎないのが高ポイントです。撥水加工が施されているのも便利ですが、なんと洗濯機洗いが可能! 機能性も二重マルだわー。
価格:6,490円(税込)
カラー:ベージュ
素材:(表地)ナイロン100% (裏地)ポリエステル80%、綿20%
サイズ:フリー
「サマンサモスモス」といえば、ナチュラル系ほっこりブランドとしての歴史が長く(調べたら1986年生まれでした。すごい!)、ふわふわワンピースやレースブラウスの印象が強いですが、実はロゴニットやバンドカラーシャツといったアイテムも豊富。
普段お買い物をしているブランドとはやや趣が違うところが楽しくて、ときどきショップを覗いています。このアウターもかなりシンプルなデザインだから、着る人を選ばなそう。かつ撥水加工素材だなんて、お天気が不安定な昨今、大変ありがたいではないですか!
ナイロンブルゾンをさまざまな表情に着こなして
nullデザイン自体はシンプルなので、合わせるものも、ほぼ悩まずにすむのでは。さらに色合わせを大人っぽくすると、甘さも軽減されます。
【Style01】ロゴニットをインして、スポーティな雰囲気に
前回(連載【vol.72「デッサン」のロゴニット(7,997円)】)紹介したニットをインにして、スポーティな雰囲気を高めました。
千鳥格子のパンツとローファー(これも【vol.71「チャールズ&キース」のクラシックローファー(8,500円)】に登場)で、ボトムをカジュアルダウンしないようにすると、ブルゾンが程よく外しアイテムになり、こなれて見えます。
【Style02】ブルゾンの存在感が、シャツワンピースを秋仕様に
ワンピースが得意なブランドだけに、組み合わせたときのバランスはさすが。足元に(写真にはないけど)タイツやブーツを選べば、ぐっと秋の着こなしにシフトします。
アウターのシルエットがゆったりしているので、たとえばニットワンピースといった、ほかのいろんなデザインのワンピースにも羽織れるのではないでしょうか。
さまざまなアイテムと好相性なナイロンブルゾンは、一枚あると便利
null今の時期は、ジージャンやパーカ、ジャケットなど、さまざまな羽織ものが活躍しますが、私がナイロン素材のブルゾンを推したいのは、合わせるアイテムの素材を選ばないからなんです。
コットンのようにプレーンなものから、ウールのような温かみのある素材まで、ナイロンの表面がさらっとしているから、軽やかに着こなせます。だから自然と着回し度が高くなりますし、秋の行楽シーズン、旅先へ持っていくにも便利かと!
今日もいいお買い物、できました!
フリーエディター。ファッション誌の編集プロダクションに勤務の後、独立。現在は大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。現在Domaniでも「今日からは、自分のために服を着たい」を連載中。また、インスタグラム@editor_kaoでは私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。