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ZARAのアルパカ混ニット(5,990円)のポップなピンクとふわふわ素材にキュン!【4ケタアイテムで叶えるオシャレvol.19】

こんにちは! editor_kaoです。この連載では、ファッションエディターの私が、いいなと思った4ケタ(1万円未満)アイテムを、手持ちのワードローブと組み合わせながらご紹介しています。

鮮やかなピンクでも、メランジ(霜降り)だから着やすいんです

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秋になると、どうしてもコーディネートが落ち着きがち。

印象も重く、暗くなるのが悩みのタネでしたが、今シーズンは心配なーし! 各ブランド、どうやら鮮やかなカラーのアイテムが豊富な模様。積極的に取り入れたいですねー。

そういうわけで、今回私が推したいアイテムは、こちら! ZARAの「アルパカウールセーター」です。クルーネック、そしてラグランスリーブのゆったりシルエットがストレスなさそう。「チューイングガムピンク」という色名も洒落ていて、気持ちが弾みます。

アルパカ、ウールなどの混紡素材。サイズは、もともと程よいゆとりのあるシルエットだったので、サイズを上げることなく、通常着ているMにしました。
アルパカ混ならではの、ふわっとした素材も優しげ(ただし、白い毛がほかのアイテムに付きやすいので要注意)。ポップなピンクですが、メランジの風合いが印象を和らげてくれます。

この秋のカラーアイテムは、ニットやパンツ、ワンピースが多いのですが、例年よりビビッドな色調が目を引く印象。秋とはいうものの、ブルーやグリーンといった寒色系も数多く出ています。

ZARAも、さまざまな素材やデザインのカラーニットが展開されていて、どれを着ようかと見ているだけでワクワク。本当に着るのはもう少し先になりそうですが、新しい季節への準備として、ぴったりな一枚ではないでしょうか。

ピンクでもギャル化させない!大人の女性のための着回しコーディネート

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とはいうものの、これだけ鮮やかなピンクだと、組み合わせを間違えるとギャルっぽくなる可能性も……。大人の女性として、それだけは避けたい。

いろいろ試してみたのですが、大事なのは、ナチュラル感ではないかという結論に至りました。

【Style01】個人的ベスト!明るいブルーデニムでヘルシー&クリーンな印象に

デニム/MUJI Labo ネックレス/ノーブランド バッグ/雑貨屋で購入 靴/アンティローザ ホリディ

このニットのベストコンビネーションは、明るいブルーデニム以外考えられませんでした。

濃いインディゴやブラックデニムとももちろん合いますが、明るいブルーだと、よりヘルシーでクリーンな印象。ピンクのニットが悪目立ちせず、大人が着ても自然に映るのではないかと。

ちなみにこのネックレス、私が20年くらい前に原宿で買ったもの。この物持ちのよさを褒めてもらいたいくらいなのですが、ベーシックなパールネックレスでも応用が効くと思います。

【Style02】カーキのフレアスカートで大人のカジュアル感を演出

インに着たカットソー/ヘインズ スカート/フレームワーク 眼鏡/ジンズ バッグ/ドラゴン 靴/ダイアナ

さっきのデニムもそうですが、ニット自体がかなり主張するので、合わせるボトムは、あまり色調が強くないものを選んだほうが得策です(あえて強い色と合わせるクレイジー配色も興味はありますが、難度が高そうなので、そちらは個人のインスタでやってみますね)。

カーキは、ちょっとワークテイストを感じさせる色なので、ピンクをカジュアルに見せる効果が。だからカーゴパンツも相性がいいと思います(私はもってないけど)。インナーや足元に白を散らして、全体が沈まない工夫もしました。

秋冬、着たことのない色を試してみると、オシャレがもっと楽しくなる

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気がつけば……の話なのですが、私は毎年、秋冬にビビッドな色のニットを買い足しています。昨年はイエロー、おととしはグリーンでした。どれも、今まで着たことのない色だったので、勝手なチャレンジ企画です。

ベーシックカラーの落ち着いた着こなしも好きだけど、冬になると同じアウターをずっと着ることになるので、コーディネートに飽きちゃうんですよね。複雑なレイヤードも上級者すぎますし、手っ取り早くワードローブを活性化させるなら、差し色がいちばん!

その日会った人にほめてもらえることも多いので、会話も弾むんです。 最初に書いたように、オシャレは積極的にいきたいけれど、トガったりイキったりするのは苦手。そんなときに、着たことのない色を取り入れてみてはいかがでしょう。特にニットは展開も豊富なので、好きな色を見つけやすいですよ。

今日も、いいお買い物できました!


editor_kao

エディター。大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。現在Domaniでも「今日からは、自分のために服を着たい」を連載中。また、インスタグラム@editor_kaoでは、私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。

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