鮮やかなピンクでも、メランジ(霜降り)だから着やすいんです
null秋になると、どうしてもコーディネートが落ち着きがち。
印象も重く、暗くなるのが悩みのタネでしたが、今シーズンは心配なーし! 各ブランド、どうやら鮮やかなカラーのアイテムが豊富な模様。積極的に取り入れたいですねー。
そういうわけで、今回私が推したいアイテムは、こちら! ZARAの「アルパカウールセーター」です。クルーネック、そしてラグランスリーブのゆったりシルエットがストレスなさそう。「チューイングガムピンク」という色名も洒落ていて、気持ちが弾みます。
この秋のカラーアイテムは、ニットやパンツ、ワンピースが多いのですが、例年よりビビッドな色調が目を引く印象。秋とはいうものの、ブルーやグリーンといった寒色系も数多く出ています。
ZARAも、さまざまな素材やデザインのカラーニットが展開されていて、どれを着ようかと見ているだけでワクワク。本当に着るのはもう少し先になりそうですが、新しい季節への準備として、ぴったりな一枚ではないでしょうか。
ピンクでもギャル化させない!大人の女性のための着回しコーディネート
nullとはいうものの、これだけ鮮やかなピンクだと、組み合わせを間違えるとギャルっぽくなる可能性も……。大人の女性として、それだけは避けたい。
いろいろ試してみたのですが、大事なのは、ナチュラル感ではないかという結論に至りました。
【Style01】個人的ベスト!明るいブルーデニムでヘルシー&クリーンな印象に
このニットのベストコンビネーションは、明るいブルーデニム以外考えられませんでした。
濃いインディゴやブラックデニムとももちろん合いますが、明るいブルーだと、よりヘルシーでクリーンな印象。ピンクのニットが悪目立ちせず、大人が着ても自然に映るのではないかと。
ちなみにこのネックレス、私が20年くらい前に原宿で買ったもの。この物持ちのよさを褒めてもらいたいくらいなのですが、ベーシックなパールネックレスでも応用が効くと思います。
【Style02】カーキのフレアスカートで大人のカジュアル感を演出
さっきのデニムもそうですが、ニット自体がかなり主張するので、合わせるボトムは、あまり色調が強くないものを選んだほうが得策です(あえて強い色と合わせるクレイジー配色も興味はありますが、難度が高そうなので、そちらは個人のインスタでやってみますね)。
カーキは、ちょっとワークテイストを感じさせる色なので、ピンクをカジュアルに見せる効果が。だからカーゴパンツも相性がいいと思います(私はもってないけど)。インナーや足元に白を散らして、全体が沈まない工夫もしました。
秋冬、着たことのない色を試してみると、オシャレがもっと楽しくなる
null気がつけば……の話なのですが、私は毎年、秋冬にビビッドな色のニットを買い足しています。昨年はイエロー、おととしはグリーンでした。どれも、今まで着たことのない色だったので、勝手なチャレンジ企画です。
ベーシックカラーの落ち着いた着こなしも好きだけど、冬になると同じアウターをずっと着ることになるので、コーディネートに飽きちゃうんですよね。複雑なレイヤードも上級者すぎますし、手っ取り早くワードローブを活性化させるなら、差し色がいちばん!
その日会った人にほめてもらえることも多いので、会話も弾むんです。 最初に書いたように、オシャレは積極的にいきたいけれど、トガったりイキったりするのは苦手。そんなときに、着たことのない色を取り入れてみてはいかがでしょう。特にニットは展開も豊富なので、好きな色を見つけやすいですよ。
今日も、いいお買い物できました!
editor_kao
エディター。大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。現在Domaniでも「今日からは、自分のために服を着たい」を連載中。また、インスタグラム@editor_kaoでは、私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。