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お義母さんに「母の日の贈り物」をしている人はどのくらい?贈る、贈らないそれぞれの理由

もうすぐ母の日。母親に「ありがとう」の気持ちを伝える日ですが、結婚を機に“お母さん”が増えると、ギフト選びに気を使うこともあって、母の日どうしよう……とお悩みの方も多いかもしれませんね。

今回『kufura』では、20~50代の既婚女性270人を対象に、嫁姑間の母の日事情についてアンケート調査を実施。義母に母の日のプレゼントを贈っているか、頻度やどんな物を贈ったのかなどについてうかがいました。

義母への母の日ギフト贈る?贈らない?多かったのは…

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まず初めに、「義母に母の日のプレゼントを贈っていますか?」と聞いてみました。

・毎年欠かさず贈っている・・・38.9%(105人)

・ほぼ毎年贈っている・・・12.6(34人)

・たまに贈っている・・・7.8%(21人)

・今年初めて贈る予定・・・1.9%(5人)

・贈るのをやめた・・・18.1%(49人)

・これまで贈ったことがない・・・20.7%(56人)

最多は、約4割の方が回答した「毎年欠かさず贈っている」でした。それとは対照的な「これまで贈ったことがない」が次点だったのは興味深いですね。

全体的に見てみると、義母にプレゼントを贈る&贈る予定の人はおよそ6割。贈らない人よりもやや上回ってはいましたが、結果は拮抗していると言えそうです。

「贈る」「贈らない」その理由は?

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続いて、それぞれの頻度ごとにその理由を聞いてみました。

・毎年欠かさず贈っている/ほぼ毎年贈っている

「普段から、お米や野菜などを送ってくださるので、日ごろのお礼も兼ねて毎年必ず贈っています」(30歳/主婦)

「義母は私を本当の娘のようにかわいがってくれていて、私も大切にしたいから」(26歳/総務・人事・事務)

「遠方のため顔をみせる機会がないので、気持ちだけでも伝える手段として毎年贈っている」(50歳/主婦)

「同居なので良好な関係を続ける為。義母も私の誕生日にプレゼントをくれるし結婚して10年経つけどやめる機会もないし他の義理の兄弟のお嫁さん達も義母にプレゼントをしている為」(35歳/その他)

「自分の親にだけ渡したら、夫の機嫌が悪くなりそうだから」(46歳/その他)

「結婚した当初から贈っていて、いまさらやめられないから」(40歳/主婦)

「贈らないと何か言われそうで怖い」(36歳/総務・人事・事務)

義母との良好な関係性をうかがわせるような、日頃の感謝の気持ちを伝える機会としている人がいる一方、今さらやめられない、夫や義母の顔色が気になるから……と義務的なものになっている声も聞かれ、理由には温度差が見られました。

・たまに贈っている

「子どもの進学や就職など重なる年は贈らない。何かと他でかかるから」(42歳/主婦)

「なんとなく母の日ギフトで目についたものがあるときだけ贈っています」(38歳/主婦)

「義母に『気を使わなくていいよ』と言われていて、贈ったらかえって気を使わせるかな?と思い、贈ったり贈らなかったり。贈っても一緒に食べられるお菓子やお惣菜など気を使わないようなものにしてる」(34歳/主婦)

子どもがいるご家庭では何かと物入りな年もあり、そんな時は無理せず贈らない方も多いようです。その他、毎年の恒例にしてしまうとかえって義母に気を使わせるかも、と考える方も多くいました。この塩梅が難しいんですよね……。

・今年初めて贈る予定

「今回結婚してから初めての母の日を迎えるので、これが最初の母のプレゼントになります」(32歳/主婦)

回答した5名は、今年が結婚してから初の母の日を迎えるという人。いずれも「初の母の日だから」と義母にプレゼントを贈ることに前向きでした。

・これまで贈ったことがない/贈るのをやめた

「義母が結婚時には既に他界していたため」(30歳/金融関係)

「義母とは折り合いが悪く、喧嘩してからはあっていないので贈りません」(31歳/主婦)

「以前は贈り物をよくしていたが、義父母が年金暮らしになり自分たちも養育費などお金がかかるようになったので、お互い話し合って合意の上で贈りあうのは辞めた」(49歳/主婦)

「コロナ禍になり、感染する恐れがあるから母の日は買いに行かなくて良いと義母が電話してきた年からやめました」(46歳/総務・人事・事務)

義母との関係がイマイチだと、こうしたイベント事もやはり疎遠になるようです。また、お互いが「気を使わないように」と合意の上で贈りあうのをやめた、というケースも目立ちました。義母も承知の上だとどこか肩の荷がおりたような気持になりそうですね。昨今の状況から感染リスクを考えて贈らなくなった、とコロナ禍ならではの理由も印象的でした。

義母にプレゼントした物は?気になる義母の反応は…

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最後は、母の日に義母にプレゼントしたことがある人に、贈った物と義母の反応について教えてもらいました。

5位:現金・ギフト券

「現金。欲しくないものをもらうより、自分で気に入ったものを買えるほうがいいと本人が望むから」(47歳/主婦)

4位:洋服・コスメやファッションアイテム

「お洋服を贈ることが多いです。とても喜んでくれ、それをよく着ているのを見ると嬉しいです」(55歳/主婦)

「はじめてプレゼントしたのは、ネックレス。肩がこるから苦手と言われました。次に贈ったのは、ビーズクッション。反応は良かったけれど使ってくれてるところを一度もみれず、直後の引っ越しの片付けで捨てられてしまいました」(36歳/その他)

3位:実用品

「お料理が好きな方なので、高級包丁をプレゼントしたら、料理がより美味しくなったと喜んでくれた」(50歳/主婦)

「長く使えるようなお風呂で使うマッサージグッズを贈りました。とても喜んで頂けました」(25歳/主婦)

2位:食べ物

「いつもは買わないような少し高級なチョコレート菓子。『わぁ!美味しそう!少しずつ大事に食べるわね』」(33歳/主婦)

「お花は喜ばないと夫が言うので、好物のさくらんぼを贈りました。普段自分では買わないような少し良いものを贈ったのでとても喜んでくれました」(31歳/その他)

1位:お花

「ハーバリウム、花束、プリザーブドフラワーなど。玄関に飾ってくれました」(38歳/主婦)

「カーネーションの鉢植えと、オールインワン美容ジェル。義母の好みがいまいちわからなく、私が贈った物は、いつも義妹にあげられ目の前で使われていました。それ以来、カーネーションだけ贈るようにしてます」(40歳/主婦)

あらかじめ好みをリサーチしたり、義母からリクエストされた物は歓迎されるようですが、物によってはなんとも残念な反応だったという方も。これはちょっと苦い経験となりそう……。そんな時に頼りになるのはやっぱりお花! 華やかで可愛らしい花は、総じて反応もいいようで、喜ばれる贈り物No.1のようです。

 

以上、嫁姑間の母の日事情でした。

「贈る」「贈らない」それぞれの理由からは、義母との関係性が垣間見えるようでしたね。ちょっぴり気を使う義母への母の日。あなたはどうしていますか?

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