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夜道やエレベーター、電車でもピリピリ…20〜60代女性に聞いた「危険を感じた瞬間」エピソード

毎日何事もなく生活をしているとしても、ふとした瞬間に危険を感じることがあるかもしれません。特に女性は男性よりも体力や体格など、身体的な部分で劣ってしまうので、身の危険を感じる場面が多いことも。今年の8月に神戸でも、女性が面識のないとされる男に襲われる事件があったことも記憶に新しいでしょう。

そこで『kufura』では、20〜60代の女性94人に「危険を感じた瞬間」についてアンケートを行いました。どのようなときに「怖い!」と感じたのでしょうか。いろいろなパターンがありますので、自衛のための参考にもしてみてくださいね。

夜道で後ろから足音が…

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暗い夜道を歩いていた時に足音が聞こえて気持ち悪く、走って帰りました。何事もなくてほっとしました」(64歳/主婦)

夜道で後をつけられたことがある」(29歳/コンピューター関連技術職)

「一人で夜道を帰っていたら、マンションの入り口まで後ろから尾行されていた。たまたま歩きながら電話していたが、背後から抱きつかれ、びっくりして電話相手に助けを呼ぶと、その男は慌てて逃げて行った」(44歳/その他)

夜に郵便物を見ながら階段を登っていたら、後ろにつけられていたこと」(52歳/主婦)

「終電で帰ってきた時、駅から自宅までの道で、うしろから誰かにつけられてるような気がしたんですが、後ろを振り返るのも怖くて、猛ダッシュして帰りました。自宅の門に入ってから通りの向こうに男の人がいて、こっちを見ていて怖かったです」(56歳/主婦)

若い頃、夜道を歩いていたら車が真横に停まって、“送りましょうか?”と声をかけられた。怖くて“結構です!”と全力で走って逃げた」(63歳/主婦)

夜は周囲が暗くなりますし、人通りも少なくなることも多いです。道を歩いているときに、後ろからずっと足音が聞こえてくると、後をつけられているようで不安になるものですね。怖くて振り返ることもできない状況でしょうから、余計に恐怖を感じてしまいます。

家への出入りなども油断大敵

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エレベーターで男性と2人になると怖い」(47歳/総務・人事・事務)

「オートロックがあっても、たまたま居合わせて一緒に入る人がいると、少し怖い」(30歳/学生・フリーター)

「窓の隙間から家の中を覗かれていた時」(44歳/主婦)

「オートロックなのに直接玄関のインターホンが鳴るとドキドキする」(40歳/総務・人事・事務)

「帰宅するとき、自宅のドアを開ける瞬間。周りに人がいないか確認してから開けるようにしている」(48歳/その他)

「マンションに入るとき、周囲に怪しい人がいたら疲れていてももう一周歩いてきて、その人がいなくなっているのを確認してから入るようにしている」(54歳/主婦)

安心なはずの自宅でも、またその出入りでも周囲にいちいち気を配らないといけないとなると日頃のストレスはなかなかのもの。

マンションのオートロックを住人が開けた時に一緒に入り込む手口は「共連れ」と呼ばれるそう。自分の出入りの際に不審者を敷地に入れてしまうことも怖いですし、用心するに越したことはないのかもしれません。

外出時にいや~な気持ちに…

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「男の人に声をかけられ、困っているようなので手助けしたら抱きつかれたことが人生で2回あった」(30歳/主婦)

「一人カラオケをしていたら男の人が入ってきた」(32歳/総務・人事・事務)

電車の隣に男性がきて、ずっと私の太ももをさすり続けていたこと。たくさん席は空いていたのに。怖くて声もあげることができなかった」(54歳/その他)

「電車の隣の席の男性がどんどんにじり寄ってきた」(40歳/その他)

困っている人に手を貸そうとしただけなのに、一人で楽しくカラオケをしていただけなのに……など、想定外のところで被害を受けると、ショックも倍増。

電車内などでの痴漢行為も、直接触るのはもちろんですが、不自然に近寄ってくるなどこちらに恐怖感を与える動きをされるだけでも、不快感と恐怖を強く感じることになります。

お金を取られそうになった

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自転車のカゴからカバンを盗まれた」(61歳/主婦)

ぴったり後ろをついてくる男に、バッグを狙われているのか怖かった」(63歳/総務・人事・事務)

年齢とともに、身の安全より金銭の安全が大事になった」(46歳/その他)

特に銀行やATMから出た直後は、バッグを狙われるかも、と疑心暗鬼になりますよね。

普段から身を守る意識を持とう

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ひとりで行動して危険を感じた経験はないが、常に気をつけたいと思う」(45歳/金融関係)

帰りが遅くなりそうなときは、周りを気にしてなるべく早くに帰るようにしています」(45歳/その他)

危険を感じることはほとんどないが、夜にジョキングに行くことがあるのでホイッスルを持って出る」(52歳/主婦)

自分では危険を感じたり、実際に怪我をしたりするようなことがなかったとしても、世の中ではいろいろなことが起きています。もしかしたら自分にもそのようなことが起きるかもしれないと思って、注意するに越したことはありません。

夜道では人通りが多い場所を選んだり、防犯ブザーなど音が出るものを持ったりすると、自分の身を守ることができそうです。危険な出来事はいつ起きるかわかりませんから、万一に備えることも大切になってきますね。

川崎さちえ
川崎さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。

2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。

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