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貯金1,000万超えの人がやっている「水道光熱費の節約術」貯め上手の習慣を真似ればお金が貯まる!?

生活費として欠かせない水道光熱費。毎月必ずかかる費用なので、上手に節約することができれば、確実に出費を抑えることができます。貯金が1,000万円以上ある人たちは、このあたりの出費についても、いろいろと考えてムダのないお金の使い方をしているはず。そこで『kufura』では、貯金が1,000万円以上ある60歳以下の男女にアンケートを行い、「お金を少しでも多く貯めるために、日々実践している水道光熱費の節約術」を調査。皆さんが、節約のためにどんなことに気をつけているのか見ていくことにしましょう。

皿洗いの仕方やシャワーヘッドの取り替えなど…水道代の上手な節約術

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まずは、特に多かった水道代の節約術をご紹介していきます。

<お皿洗いに関すること>

「食器を洗う前に、お皿の油分などをペーパーで拭き取るなど、なるべく水を使わずに洗い物ができるようにして、水道代を節約しています」(57歳・男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「皿洗いをする際は、水を張ったタライの中に皿をつけ置きしてから洗うようにすると、汚れが落ちやすくなるため、水道代の節約につながります」(48歳・男性/その他)

お皿を洗うときに節水を意識している人も多くいました。事前に汚れをペーパーなどで拭き取ったり、お皿を水につけ置きしたり。汚れが落ちやすくなるので、短時間でお皿洗いをすますことができ、水道代の節約にもつながるようです。

<お風呂やシャワーに関すること>

「シャワーヘッドを節水シャワーヘッドに取り替えることで、シャワーで使う水の量をかなり減らすことができ、水道代の節約になりました」(32歳・女性/主婦)

「お風呂は追い焚きで2日使います」(55歳・男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「シャワーを浴びるよりもお風呂に入るほうが水をたくさん使うので、水道代の節約のためにお風呂に入るのは冬場だけにして、夏場はシャワーですませるようにしています」(45歳・男性/金融関係)

「ジムに通ってできるだけジムのシャワーを使うようにすると、家でシャワーを浴びなくてすむので、水道代が節約できています」(52歳・女性/主婦)

お風呂やシャワーもちょっとした工夫で、大幅に水道代を節約することができるようです。まずは、シャワーヘッドを節水タイプに取り替えるのがおすすめ。また、お風呂は水をたくさん使うので、お風呂の水を2日続けて使ったり、夏はお風呂に入らずシャワーだけにするなど、節約のために工夫して生活している人もいました。

こまめな電源オフや冬の厚着など…電気代の上手な節約術

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次に、貯金が1,000万円以上ある人がやっている、上手な電気代の節約術を見ていくことにしましょう。

<電気をこまめに消し電源もこまめに落とす>

「電気代を節約するためには、やはり使っていない電気をこまめに消すことがいちばん大事だと思います」(54歳・男性/営業・販売)

「エアコンやパソコンなど、使わないときは電源を切るようにし、部屋の電気もその都度消すようにしています」(48歳・男性/コンピュータ関連技術職)

「テレビなどの主電源はその都度切って、なるべく待機電力を減らすようにしています」(41歳・男性/その他)

「使わない電化製品のコンセントを抜いて、電気代を節約するようにしています」(50歳・女性/主婦)

電気はやはり、こまめに消すのがいちばん。使わないときは、その都度消すようにすることで、節電につながります。また、主電源を切ったり、電化製品のコンセントを抜くなどすれば、待機電力を減らすことができるので、電気代の節約につながるようです。

<なるべくエアコンを使わないようにする>

「冬はなるべくエアコンを使わないようにして、厚着をしたり、運動をして体を温めるようにしています」(51歳・女性/主婦)

「冬は室内用としてダウンジャケットとダウンパンツを着用し、エアコンを使わないようにしています。こうすると、冬でもあまり電気代がかからなくていいです」(49歳・女性/総務・人事・事務)

「夏は扇風機を使い、冬はたくさん着込むなど、電気代節約のために、夏冬ともにエアコンの使用頻度を減らすようにしています」(47歳・男性/その他)

エアコンをなるべく使わないようにして、電気代の節約をしている人も多いようです。夏は熱中症の危険があるため、エアコンを使わないというわけにはいきませんが、冬は服をたくさん着込んだり、運動して体温を上げたりして、エアコンの使用量を減らして電気代を節約する工夫もあるようです。

<そのほかこんな電気代の節約術も>

「電気代を節約するために、家のすべての照明をLEDにかえました」(52歳・男性/総務・人事・事務)

「なるべく家族が同じ部屋で過ごすようにしています。暖房や照明などの電気を節約できるし、家族で話もできていいことだらけです」(58歳・女性/総務・人事・事務)

「夜は間接照明やキャンドルで過ごすようにして節電しています」(53歳・女性/総務・人事・事務)

電気代の節約術は、ほかにもいろいろ。照明を消費電力の少ないLEDにかえたり、間接照明などを活用すると、上手に節約することができるようです。また、電気代節約のために家族が同じ部屋で過ごすようにしているのも良いアイディアですね。

お湯の使用を制限するなど…ガス代の上手な節約術

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最後は、ガス代の節約術をご紹介。

「夏場はお湯を使わずに、すべて水で対応しています。特に問題はないし、ガス代を節約することができていいです」(55歳・男性/その他)

「何度も追い焚きしないように、お風呂が沸いたら、皆なるべく早くお風呂に入るようにして節約しています」(54歳・男性/営業・販売)

ガス代の節約として特に多かったのが、夏場はお湯を使わずに水を使うようにするという方法。ほかにも、お風呂の追い焚きを何度もしないように、お湯が冷めないうちに皆で次々に入るなどの工夫も節約につながりますね。

いかがでしたか? お金を貯めるためには、ちょっとした日々の積み重ねが大切になってきます。ご紹介した水道光熱費に関する節約術を参考にしながら、少しずつそして確実に貯金を増やしていきましょう。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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