あえて「少し古い卵」を使う
null「少し賞味期限の古い卵を使う」(48歳/主婦)
買ってきた新鮮な卵よりも古い卵の方が、剥きやすいようです。その理由として、新しい卵の白身には“炭酸ガス”が多いのが関係しています。JA全農たまごによると、お湯で温められると炭酸ガスが膨張し、卵殻膜が殻に密着してしまうので、殻がむけにくくなるそうです。
賞味期限内で試してみるのもよさそうですね。
ゆでる前にしていること
下準備としてゆでる前にちょっとした工夫をされている方も多かったです。
「殻に穴をあける」
穴をあけると、卵殻膜と茹で上がった卵白との間に、水が入るので、後々、剥けやすくなるそうです。空ける部分は卵のお尻(尖っていない方)です。
「100円ショップで売っている“たまごの穴あけ器”を使うとスルリと剥ける」(34歳/コンサルタント)
「画鋲を刺して穴をあける」(57歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「茹でる前に針で小さな穴を開ける」(66歳/主婦)
など空ける方法は様々でしたが、100円ショップのアイテムを利用されいてる方が多かったです。
茹で上がったら冷水で一気に冷やす
null「茹でたらすぐに冷水で冷やす」(30歳/その他 )
「沸騰したお湯に一気に入れ、茹で上がり後冷水につける」(53歳/主婦)
との声が多く集まりました。とにかく一気に冷やすことが大事なようです。
「流水で剥く」「タッパーを使う」人も!
null「流水で剥く」
「ゆであがったらスプーンで殻を叩いて全体的にヒビを入れて、水につけてしばらく置く。粗熱が取れた頃に流水をかけながら剥く」(41歳/主婦)
「ヒビを無数に入れ、一気に水道水で流す」(53歳/主婦)
「殻を潰さない程度にもんで、片方の穴に水を流しながらむく」(33歳/主婦)
「タッパーに入れて振る」
「タッパーに水と一緒にいれて振る」(31歳/主婦)
タッパーに入れてシャカシャカ振ると、卵同士がぶつかり無数のヒビが入ります。これは、特に数が多い時におすすめ。ただし半熟卵だと卵がつぶれてしまうので、この方法は使えませんね。
その他、「すぐ冷水にとって、冷えたら溜めた水の中で殻と殻をぶつけてむく」(42歳/会社員)、「尖っていない方から剥くとキレイに剥ける」(64歳/その他)という意見もありました。
その他、子どもの力を借りるという方も!
null「幼稚園児の子供に手伝ってもらう」(38歳/その他)
数が多かったり、なかなか剥けない時は、子どもにお手伝いをお願いするという方もいました。とはいえ、剥きづらいのに無理矢理剥こうとして身がなくなりボロボロになる危険もあるので、剥きやすくなるよう、ゆでる前から工夫しておいた方がよさそうですね。
アンケートには「色々試してもダメだった」「いつもボロボロになる」という声もありました。
簡単そうに思えて、実は奥が深いゆで卵。上述した方法を試して、ゆで卵剥きストレスをなくしましょう!
文/鳥居優美
【参考】