使う量や種類など「にんにく」にとことんこだわる
null「ケチらずに、にんにくをたっぷり使う。これがペペロンチーノを美味しく作るための、いちばんの秘訣だと思います」(55歳/主婦)
「フライパンににんにくの薄切りをたっぷり入れて、焦がさないようにオリーブオイルでじっくり炒め、旨味と香りをしっかり引き出すと美味しくできます」(68歳/その他)
「香りを楽しむために、チューブではなく必ず生のにんにくを使うようにしています」(42歳/主婦)
「ペペロンチーノを作るときは、味も香りもいい国産にんにくを使うようにしています」(34歳/営業・販売)
「桃屋の“きざみにんにく”を使うと、にんにくにすでにしっかり味がついているので、自分で味付けしなくても美味しいペペロンチーノが出来上がります」(34歳/その他)
「最後ににんにくチップをかけると、にんにく度が増して、より美味しくなります」(51歳/主婦)
美味しく作るためには、とにかくにんにくをたっぷり使うことが大切。そして、焦がさないようにじっくり炒めることで、にんにくの風味と旨味たっぷりの美味しいペペロンチーノが出来上がります。チューブではない生のにんにくを使う、国産にんにくを使う、味付けにんにくを使う、にんにくチップを加えるなど、皆さんほかにもいろいろとにんにくにこだわって作っているようです。
コンソメ、醤油、昆布茶などを隠し味として入れる
null「味付けの際にコンソメを少し入れると、にんにくの旨味と上手く絡み合って、美味しいペペロンチーノが出来上がります」(39歳/主婦)
「隠し味として醤油を少し入れると、味が締まって美味しくなります」(30歳/主婦)
「隠し味として、粉末の昆布茶を入れることで、旨みがグンと増して美味しくなります」(43歳/総務・人事・事務)
「ウスターソースを少し加えると、すっきりしたコクが加わってペペロンチーノが美味しくなります」(40歳/総務・人事・事務)
「仕上げにめんつゆをフライパンの鍋肌からまわし入れると、風味が良くなって美味しいです」(50歳/総務・人事・事務)
「アンチョビペーストを少し加えると、味に深みが出て、ペペロンチーノがさらに美味しくなります」(41歳/主婦)
ペペロンチーノの美味しさをアップさせるために、隠し味を加えるという人も。コンソメや醤油、昆布茶、めんつゆなどをプラスすることで、風味が良くなり旨味も増すようです。またこのほか、コクをプラスしたいときはごま油やバターを、すっきり食べたいときは酸味のある梅酢やカボス、ポン酢などを加えても美味しいとのことなので、ぜひ試してみてくださいね。
ソースをしっかり乳化させて絶品ペペロンチーノに
null「最後にパスタの茹で汁少々を麺に絡ませて、しっかり油と水分を乳化させるようにすると、美味しいペペロンチーノが出来上がります」(52歳/主婦)
「パスタを加えるときに、いっしょに茹で汁も加えて、ソースをしっかり乳化させるようにすると美味しくなります」(52歳/その他)
「オリーブオイルを少し多めに使い、茹で汁を加えたあとにしっかり乳化させると、塩気のかどが取れて美味しくなります」(35歳/その他)
美味しいパスタ作りには、油と水分をしっかり混ぜ合わせる乳化が欠かせませんが、オイルベースのペペロンチーノは、特にその乳化が大切になってくる様子。ソースを乳化させることで、ソースにとろみが出てパスタと絡みやすくなり、美味しさが際立ちます。オリーブオイルでにんにくと唐辛子を炒めたら、必ず茹で汁を加えて乳化させて、絶品ペペロンチーノを作りましょう。
最後に黒コショウを効かせて味を引き締める
null「仕上げに黒コショウをかけると、唐辛子とはまた違った辛さが加わって、ペペロンチーノがより美味しくなります」(61歳/主婦)
「最後にブラックペッパーを振ると、味が引き締まって美味しいです」(52歳/主婦)
「ブラックペッパーを最後に入れると、スパイシーな香りがしてペペロンチーノの美味しさがさらに増します」(61歳/主婦)
「辛いのが苦手なので、いつもペペロンチーノは唐辛子を使わずに作りますが、その分にんにくをしっかり効かせて、さらに黒コショウをたくさんかけるようにすると美味しいです」(40歳/主婦)
美味しい作り方で意外に多かったのが、最後に黒コショウをかけるというもの。基本的に、ペペロンチーノは唐辛子を入れるので、ピリリとした辛さがありますが、黒コショウをかけると、それとはまた違った辛さが加わり、味が引き締まって美味しくなるようです。黒コショウのスパイシーな香りが加わることで、ちょっと大人な味わいが楽しめそうですね。
キャベツやしらすなど具材をプラスして美味しさを格上げ
null「キャベツをいっしょに入れると、にんにくがキャベツの甘味を引き立ててくれて、美味しいペペロンチーノになります」(50歳/デザイン関係)
「オリーブオイルをかなり多めに入れて、仕上げにしらすをのせる。しらすがオリーブオイルとよくマッチして美味しいです」(32歳/営業・販売)
「むきアサリをたっぷり入れると、アサリからいいダシが出て、美味しいペペロンチーノが出来上がります」(61歳/主婦)
「エリンギとベーコンを加えると、すごく香りが良くなるし、食べ応えが出るのも嬉しいです」(44歳/主婦)
本来ペペロンチーノには、にんにくと唐辛子以外に具材は入れないものですが、お好みの具材を加えて、新たな美味しさを楽しんでいる人も多いようです。特に人気だったのが、キャベツとしらす。それぞれ1つずつ入れても、2ついっしょに入れても美味しくいただけます。具材をプラスすることで、食べ応えが出るのが嬉しいという人もいました。
美味しく作るためのコツはほかにもいろいろ!
null「ちょっと特別な美味しいオリーブオイルと塩を使うようにするだけで、ペペロンチーノがすごく美味しくなります」(37歳/その他)
「炒める前に唐辛子を油にしっかり漬け込んでおくと、唐辛子の香りと辛さが口に広がる、美味しいペペロンチーノが出来上がります」(24歳/その他)
「ペペロンチーノは、パスタの茹で加減に注意が必要。柔らかすぎず歯ごたえのある、ちょうどいいアルデンテに仕上げるのが、美味しさのコツだと思います」(70歳/その他)
「パスタは1.4mmの細めを使い、硬めに茹でるようにすると、美味しいペペロンチーノができます」(44歳/主婦)
ペペロンチーノを美味しく作るためのコツは、ほかにもいろいろ。材料が少なくシンプルなので、にんにくだけでなく、オリーブオイルや塩にもこだわるようにすると、美味しくなるという人が目立ちました。また、スパゲティの太さや茹で加減にこだわるだけでも、ペペロンチーノの美味しさがグンとアップするようです。
いかがでしたか? ちょっとしたことにこだわることで、ペペロンチーノをより美味しく作ることができる様子。ご紹介した作り方を参考に、皆さんも美味しいペペロンチーノ作りにチャレンジしてみてください。
フリーライター。2011年よりイギリス在住。