牛乳を多めにする
null「牛乳を多めに入れて作ります。 ミルク感が味わえます」 (28歳/その他)
「ホワイトシチューのときはほとんど水を使わないで低脂肪牛乳で仕上げる」(59歳/その他)
「水を少なめにして、牛乳の量をふやす。全体の水分もへらし、やや濃いめにする」(48歳/主婦)
「最後に入れる牛乳は濃厚なものを使うと、まろやかさが増して美味しい」(50歳/主婦)
市販のルーを使う場合もイチから手作りする場合でも、クリームシチューに欠かせない牛乳ですが、規定量よりも多めに入れ、その分、水は控えめに調整することで、まろやかさがアップ。牛乳が余ってしまったときの消費にもおすすめです。
あえて牛乳を使わない
null「牛乳と豆乳を混ぜるとまろやかになります」(35歳/主婦)
「牛乳をいれる代わりに豆乳をいれる。カロリーが低いのに、生クリームみたいにこくもでる」(58歳/主婦)
クリーミーだけど牛乳とはまた違った風味を楽しめる豆乳。牛乳よりも低糖質・低脂質な傾向があるのもうれしいポイントです。
バターを惜しみなく使う
null「バターで材料を炒め、仕上げにまたバターを落とすとコクが増して美味しい」(53歳/その他)
「人参とバターを多めに入れると甘みが溶け出してコクが出るので美味しいです」(33歳/主婦)
「美味しいバターを使うこと。これだけでコクが増す気がします」(46歳/金融関係)
バターをホワイトソース作りだけでなく、具材を炒めるのにも使ったり、仕上げに加えたりすることで、クリームシチューの風味がよりいっそう豊かに。リッチな味わいを堪能したいときには、ちょっと奮発してみてはいかがでしょうか。
シチューのとろみを出すには?
nullシチューの好みはサラサラ派とドロドロ派に分かれますが、後者の気分のときは、以下の方法をお試しあれ。
「すりおろしたじゃがいもを入れてとろみを増す」 (37歳/主婦)
「面倒なのでめったにやらないが、野菜の具材を、全てミキサーにかけて、クリームシチューを作る。肉以外は全て形を残さないことで、味が全部スープに入り、これをご飯にかけて食べるのが私にとってのベストのシチューです」(54歳/主婦)
「市販のルーは油分が気になるのでホワイトソースから手作りしますが、とろみをつけるのは絹ごし豆腐とかサイリウムを活用してます」(45歳/その他)
「うちはごはんにかけたいので粘度を強めにするために小麦粉をちょい足ししています。ルーを多めにすると味が濃くなりすぎるけど小麦粉なら粘度だけを強められてよいです」(55歳/主婦)
じゃがいもなど、具材の野菜をすりおろして入れることによって、シチューがベジポタ濃厚に! どろりとして食べ応えのあるスープは、ご飯にかけても美味です。
このちょい足しでコクや風味をアップ
null「仕上げは牛乳とクリープを適量。濃厚さと、まろやかさが出て美味しくなります」(43歳/主婦)
「ヨーグルトいれてコクを出す」(44歳/主婦)
「ホワイトチョコレートを入れる。 甘いアクセントがついて濃厚な味わいが増して美味しくなる」(32歳/営業・販売)
「仕上げにパルメザンチーズを入れる。コクが出て風味豊かになります」(58歳/その他)
「最後にコンデンスミルクを入れます。隠し味的な。クリーミーになる」(40歳/その他)
「ルーを2種類入れる。メーカーとタイプが違う方がコクが出る」(45歳/総務・人事・事務)
市販のルーを使って規定通りに作るだけでも十分おいしいシチューができますが、ちょい足しマジックでより自分好みにアレンジ自在。何をどれくらい入れるかでどのように変化するのかという味見も楽しそうですね。
こんな具材もクリームシチューにおすすめ
null「マカロニをいれるとちょっとグラタンっぽいかんじがします」(56歳/コンピュータ関連技術職)
「じゃがいもではなくさつまいもを入れてるとすごく甘くなって美味しい」(51歳/主婦)
「カボチャのシチューで、カボチャの歯ごたえを出すために最初から入れておく分と、仕上げの直前に入れる分と二つに分けている」(48歳/総務・人事・事務)
「トマトを入れる。酸味が良いアクセントになる」 (39歳/金融関係)
ホワイトシチューはさまざまな具材を優しく受け止めてくれる懐の深さも魅力。上記以外に、ブロッコリーやゴーヤ、パプリカなどを推す声もありました。キッチンの余りもの野菜を何でも投入することで、具沢山で彩りも豊かなシチューに!
鶏肉をよりおいしく仕上げるには?
null「鶏肉を炒める前に塩をふって、揉み込み、下味をつけておきます。鶏の味を濃いめにする事でコクが出ます」(48歳/総務・人事・事務)
「下ごしらえで塩麹につけ込んだ鶏もも肉を入れるとお肉がとても柔らかくジューシーでうまみが出ておいしくなります」(56歳/主婦)
「鶏むね肉を圧力鍋で柔らかく煮込むこと」(52歳/主婦)
鶏肉をよりおいしく仕上げるには、ただ煮込むだけでなく、その前段階のひと工夫がカギを握るようです。下味をつけたり焼き目をつけたりで、旨味をとじこめたジューシーなチキンとクリーミーなスープとのハーモニーがたまりません!
以上、「クリームシチューを家庭でおいしく作るためのコツ」をお届けしましたが、いかがでしたか? いずれも特別な調理テクニックなどは不要なアイディアですので、ぜひご参考にしてみてくださいね。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。