第10位:ちくわぶ・・・11票
null「ちくわぶ。お腹が膨れるし味が染みてる」(48歳男性/デザイン関係)
「ちくわぶ。もちもちした食感は具材の中で唯一無二」(49歳男性/コンピュータ関連技術職)
魚のすり身よりも安価な小麦粉を主原料とするちくわぶ。ちくわの代用品として生まれたともいわれますが、今回のアンケートでは、本家ちくわ(6票)を制してトップ10にランクインしました。出汁の旨味がしっかり染みこんだもちもちの生地がたまりません!
第9位:えのき・・・12票
null「えのき。シャキシャキしてきのこ好きだから」(40歳男性/その他)
「えのき。きのこの中で鍋に入れたらダントツに美味しいと思う」(23歳女性/営業・販売)
きのこ類のなかで、一番人気だったのは、えのき。シャキシャキ食感が絶妙なアクセントになってくれますよね。えのき以外では、しいたけ、まいたけ、エリンギ、シメジを推す声もありました。
第8位:牛肉・・・13票
null「牛すじ。和牛の牛すじをしっかり煮込むことで柔らかくなり、その柔らかい牛すじと出汁のコラボレーションが最高です」(43歳男性/営業・販売)
「すき焼きの牛肉。すき焼きのたれが、肉にしみ込んでおいしいから」(43歳男性/コンピュータ関連技術職)
「牛肉。やっぱり鍋にはお肉が欲しいです。鍋の種類にもよりますが豚肉よりも牛肉が好きです」(51歳男性/その他)
少々、時間はかかりますが、トロトロになるまで煮込んだ牛すじは格別! 他方、ごちそう鍋といえば、やはり上質の牛薄切り肉を使ったすき焼きを連想する人が多いのではないでしょうか。
第7位:卵・・・18票
null「煮卵。出汁とからしで最高」(57歳男性/その他)
「たまご。白身と黄身の2種類を味わえるから」(55歳男性/その他)
鍋、というかおそらくおでんファンからの支持を集めたのは卵。涼しくなるにつれて、味の染みた熱々の煮卵が無性に恋しくなるのは、きっと筆者だけではないはず!
第6位:豆腐・・・25票
null「豆腐。柔らかい食感で、高たんぱく。ヘルシーなイメージがあるので」(53歳男性/公務員)
「お豆腐。旨みをたっぷり吸って熱々なのがおいしいから」(59歳女性/その他)
「豆腐です。濃い味つけの鍋が好きですが、その中でも他に左右されずに口直しにもなります」(56歳男性/金融関係)
つるんとなめらかな舌触りでどんなスープにもなじみやすい豆腐。肉などのメイン食材が少なめなときも、豆腐たっぷりならば食べ応えがありますよね。
第5位:豚肉・・・28票
null「薄切り豚ロース。臭みがなくさっぱりおいしい」(48歳女性/研究・開発)
「豚バラ肉。あっさりしたお鍋で豚バラの脂身の甘味をこってり感じずに食べられて好きです」(50歳女性/総務・人事・事務)
「豚肉、ウインナー。おいしいしどんな鍋にもあうから」(48歳男性/公務員)
さっぱりからこってりまで部位によってさまざまな味わいを楽しめる豚肉。筆者も昨年の冬に“ウインナー鍋”にハマりました。チゲ系の辛い鍋にも合いますが、醤油など和風のあっさり鍋でも、ウインナーのスパイスのようなものがスープに溶けだして何とも美味!
第4位:ネギ・・・29票
null「ネギ。火を通してトロっと甘くなったのが好きなので」(52歳女性/コンピュータ関連技術職)
「ネギです。必ず入れます。ネギが無いとピンぼけな感じで絶対に必要です」(57歳/営業・販売)
「ネギ。水炊きからすきやきまでなんでもあって、味もよいので」(47歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)
ピリリとした薬味の役割も果たしつつ、加熱すると甘みも感じられるネギ。食感もよく、鍋の名脇役といっても過言ではありません。
第3位:大根・・・34票
null「大根。お鍋と言ったら、おでん。おでんと言ったら大根なので」(44歳女性/その他)
「大根。全ての食材の旨味を吸い込んでくれる」(56歳男性/金融関係)
「大根。ダシを吸った大根にからしをつけると本当に美味しい」(46歳男性/研究・開発)
第7位の卵同様、おでんの具材の代表格ともいえる大根。箸で切れるほど柔らかく、出汁がシミシミになった大根のおいしさたるや、想像しただけで生唾がわいてきます。
第2位: 鶏肉・・・47票
null「鶏のもも肉。良い出汁が出るし、白菜や人参、大根、ネギ、春菊などのどの野菜とも相性が良いと思うから」(53歳男性/研究・開発)
「鶏の手羽元、旨い」(49歳男性/その他)
「鶏だんご。ショウガたっぷりにするとうまい」(30歳女性/デザイン関係)
牛・豚・鶏の肉対決を制したのは鶏肉! “出汁がおいしくなる”との声が続出したのに加え、鶏だんごも票を伸ばしました。比較的、お財布に優しいのも嬉しいですよね。
第1位:白菜・・・72票
null「白菜。シャキシャキ食感が残っていても、出汁をよく吸って柔らかくなっても、どっちでも美味しい」(29歳女性/パート・アルバイト)
「白菜。何にでも合うし、沢山食べれる」(52歳男性/公務員)
「白菜と豚肉。ミルフィーユ鍋にして食べるのが我が家の定番」(28歳女性/コンピュータ関連技術職)
“好きな鍋の具材”ランキングの第1位は冬野菜の白菜! スープのしみこんだ白菜を噛み締めると、それだけで「あ~、鍋っておいしい……」というしみじみとした口福感に満たされます。
また、他の具材との相性もよく、とりわけコメントにもあるミルフィーユ鍋は、冬の鉄板メニュー。優しい甘みで箸が止まらず、一玉あっという間にペロリですよね。
その他、こんな具材も外せない!
null「はんぺん。安くて、出汁で膨張して腹持ちが良いので」(59歳男性/会社経営・役員)
「しらたきです。味がしみて柔らかくておいしいです」(23歳女性/その他)
「餅巾着。味が染みて食感がいいから」(59歳男性/営業・販売)
「春菊。癖のある苦みが好きです」(50歳女性/デザイン関係)
「もつ鍋のキャベツ。美味しいのに罪悪感ない」(40歳女性/その他)
「じゃがいも。やわらかくて、ホクホク感があり、美味しいから」(59歳男性/その他)
「イワシのつみれ。味が出て、全体にも旨味が加わるため」(43歳男性/営業・販売)
「エビ、カニ。自分の好物だからもありますが、鍋のスープに良い出汁が出てシメの雑炊まで美味しく食べられるので」(58歳女性/その他)
「シメの麺。私はとにかく炭水化物が好きで、シメの麺は外せない。うどんでもラーメンでも可」(58歳男性/総務・人事・事務)
そういえば、あれもこれも……! 鍋の容量が許す限り、何でも入れたくなっちゃいますね。
以上、“好きな鍋の具材”ランキングをお届けしました。「なんだか冷え込むし、今晩は鍋でも……」という日が増えるこれからの季節、ぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか?
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。