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知らずにやってた!「包丁の切れ味」がどんどん悪くなるNG使い方4つ

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日々の料理に欠かせない包丁は、家事をする人の必需品。切れ味が悪いと、料理の味にまで影響が出てしまうので、いつも鋭い切れ味を保ち、気持ちよく使いたいものです。

そこで、1,000点以上のキッチン雑貨を扱う貝印株式会社の広報・宣伝部マネージャーの藤野倫さんに、包丁の切れ味を悪くしてしまうNGな使い方を4つ教えてもらいました。こんな使い方、していませんか?

NG使い方1:硬い食材を無理に切っている

ついやりがちですが、藤野さん(上写真)は「硬い物を無理に切るのはNG」と話します。

「例えば、手羽元の骨など硬い物を無理に切ると、刃に負担がかかり、刃こぼれの原因になります。解凍を待つのが面倒で、まだ凍ったままの食材をガリガリ切るのもNGです。

ひどいと刃にひびが入り、薄い刃先がパキッと欠けてしまうことも。こうなると、もう研いでは直せません。

また、かぼちゃは硬いので、刃を入れた状態で包丁をひねりがちですが、ひねると刃に強い力がかかって危険です。かぼちゃは、ラップをして電子レンジで数分温めると軟らかくなります。こうするとグンと切りやすくなりますよ」

NG使い方2:皿など硬い物の上で切っている

まな板の上で切るのが面倒で、皿などの上でそのまま食材を切ってしまうこともありますが、これもNG!

「皿など、包丁の刃先が当たる場所が硬いと、刃が傷む原因になります。まな板には、食材を切った時の衝撃を吸収する役割もあるので、包丁を使う時は必ず使用してください。

まな板は、衝撃をよく吸収してくれるひのきなどの木材や、クッション性のある樹脂製のものがおすすめです」

NG使い方3:火など高温で熱してはいけない

ケーキを切る時など、切りやすいように刃先をガスやライターの火で炙ってから切る人も多いと思いますが、これも包丁の寿命を縮めてしまうといいます。

「包丁の材料である鋼やステンレスは、高温で熱して冷却し、再び高温で焼き戻す作業を行うことで、硬度の高い金属に仕上げています。そのため、刃を高温で熱すると、中の金属の組成が変わってしまいます。そうすると、いくら研いでも本来の刃先の鋭さは戻らなくなってしまうんです」

ケーキを切る場合は火で熱さず、熱湯や蒸しタオルで刃先を温めて使いましょう。

NG使い方4:水に浸けっぱなしにしている

ステンレスと違って鋼の包丁は錆びやすく、水分が残った状態でまな板の上に放置しておくと、それだけで赤錆が発生することも。

「中でも、鋼をステンレスで挟む構造の割り込み包丁は、一見ステンレスに見えますが、刃先は鋼なので錆びやすい性質をもっています。

ですので、洗うのが面倒で水の中に浸けっぱなしにしてしまうと、刃先が錆びる恐れがあります。また、持ち手が木材の場合、水分を吸ってふくらみ、乾いて縮むのを何度も繰り返すと、刃と持ち手の接続部分が緩んでしまう原因にもなります」

また、洗い桶に水を溜めて食器などと一緒に放置すると、刃先が隠れてしまい、手を入れた時に危険です。いつでも刃先は見えるようにしておきましょう。

 

「包丁はその人の使いかた次第。上手にお手入れをすれば、非常に長持ちします」と藤野さんは話します。

包丁は毎日使うパートナー。だからこそ、自分の手にしっくりなじむ1本を、正しく使って長持ちさせていきたいですね。

 


【取材協力】

貝印株式会社

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