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「やらなきゃよかった大掃除」TOP3!骨折り損のくたびれ儲け…散々な目にあった理由は?

今年も大掃除の時期が近づいてきました。新年をスッキリと迎えたい!と、普段の掃除では手をつけない場所の掃除を予定している人も多いと思います。そこで、実際に“難関”に挑んだ20〜70代の男女501人に、もっとも後悔した大掃除体験を教えてもらいました。その結果から、「やらなきゃよかった」指数がとくに高かったトップ3を紹介します。

やらなきゃよかった!「換気扇」の大掃除

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「換気扇の羽を外すのに分解しすぎて、もとに戻すのにものすごく時間がかかった」(67歳女性/金融)

「換気扇を掃除し始めたがなかなか終わらず、そのまま年を越すことになった」(52歳女性/コンピューター関係)

「換気扇の掃除をしたらファンが回らなくなってしまい、買い替える羽目になってしまった」(31歳男性/その他)

1年分の油と埃がこびりつき、想像を超える頑固な汚れに悪戦苦闘した人が続出で、「やらなきゃよかった」のダントツ1位に輝きました。一度手をつけたが最後、「終わりが見えない」「業者に頼めばよかった」というコメントもあり、早めに大掃除を済ませたほうがよい場所であることは確かなようです。

やらなきゃよかった!「窓」「網戸」の大掃除

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「台所の窓ガラスの掃除。ずっと掃除してなかったので、外して洗って移動させていたら、落としてしまい割れた。それから窓ガラスがあった場所はベニヤ板をはめ込んでいる。暗い」(29歳女性/学生・フリーター)

「窓。マンションなので外からは掃除できず、窓の向こう側を拭くのに体をかなりねじらなくてはならず、ギックリ腰のような症状になって散々だった」(54歳女性/その他)

「この際だから……と網戸を取り外して洗っていたら、紫外線で劣化していたのか網が破れて大仕事になってしまった」(71歳男性/公務員)

「ベランダの窓の掃除のついでに網戸の掃除をしたら破ってしまい、ホームセンターで網を買って修理する羽目になってしまった。おかげで丸一日潰れました」(47歳男性/その他)

その他、「拭いても拭いても汚れが気になる」「ピカピカにしたのに、翌日強風が吹いて粉塵にまみれた」「極寒の中、ずっと外にいて風邪を引き、寝正月になった」など、まさに“徒労”を実感する声が多く寄せられました。また、意外だったのが「網戸」。掃除中に破ってしまったという人が多く、ゴシゴシ拭くのはNGのようです。

やらなきゃよかった!「エアコン」の大掃除

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「エアコン掃除に挑戦してみたけれど、スプレーをかけてはいけない場所に洗浄剤がかかったらしく、その後、エアコンが動かなくなった」(51歳男性/その他)

「慣れないエアコン掃除をして、埃をまわりにまき散らして家族に嫌がられた。こんなことなら業者に頼めばよかった」(29歳女性/主婦)

「自動洗浄つきのエアコン。説明書をみながら掃除をしたが、スイッチを入れても作動せず、原因がわからずに結局、業者に修理をしてもらうことに」(76歳男性/その他)

多くの人が「業者に頼めばよかった」の結論に達したのが、エアコンの大掃除。フィルターの埃は簡単に取れますが、本体の掃除となると、ちょっと素人の手には負えないのが実状のよう。万が一、故障してしまったら寒〜いお正月になってしまうかも……。

このほか、「押し入れの中のものをつい全部出してしまい、気づくと寝る場所がなくなっていた」「ベランダで長時間掃除をしていたら風邪を引き、元旦を布団の中で迎えた」「洗濯機を移動して排水溝を掃除したら、ヘドロの巣窟になっていて、その後1週間ほどドブ臭が消えなかった」……など、大掃除が原因でかなりツラい新年の幕開けとなってしまった人も。

 

「大掃除は1日にして終わらず」。また、換気扇やエアコンなどのひどい汚れは、プロへの依頼を一考する価値もありそうです。

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