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暑くて大変!「夏にやりたくない家事」TOP5…洗濯物干しもお風呂掃除もエアコンなしで汗だく

まだまだ暑い日が続いていますが、あまりに暑いと料理や洗濯、掃除などの家事をやるのもおっくうになりますよね。ちょっと家事をするだけで、汗が吹き出てとにかく不快で嫌になるという人も多いのでは? そこで『kufura』では、既婚女性141人にアンケートを行い、「夏にやりたくない家事」を調査。その理由とあわせてランキングでご紹介していきます。

第5位(同率)「掃除機がけ」・・・6票

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「掃除機がけ。窓を開けて掃除をするので、とにかく暑くて大変です」(55歳/その他)

「夏は掃除機をかけるだけで汗だくになるので、本当に嫌です」(42歳/主婦)

「掃除機をかけること。エアコンがついている部屋を出て、暑い家の中でそこそこ力のいる作業をするのは、とにかく大変です」(51歳/主婦)

掃除のメインともいえる、掃除機がけをやりたくないという人もけっこういました。たしかに、掃除機がけはそれなりに力を入れなくてはいけないし、けっこう汗だくになりますよね。夏場は家中の掃除機がけを一気にやらずに、今日はリビング、明日は寝室などという風に、少しずつやったほうが負担が少なくていいかもしれません。

第5位(同率)「トイレ掃除」・・・6票

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「トイレ掃除。エアコンがないので、ものすごく暑くて嫌になります」(55歳/主婦)

「クーラーがなくて暑いので、トイレ掃除がいちばん辛く感じます」(64歳/主婦)

「エアコンがない場所なので、とにかく暑くて暑くてたまりません」(42歳/主婦)

同率で同じく第5位にランクインしたのは、トイレ掃除。トイレは一般的に狭くて、クーラーもないので、夏場は熱気がこもりがち。窓がないトイレも多く、とにかく暑くてたまらないという人が目立ちました。汚れをため込むと、掃除に時間がかかってしまうので、毎日こまめに掃除をして、ササっと短時間で切り上げられるようにするのがおすすめです。

第4位「お風呂掃除」・・・8票

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「お風呂掃除は浴室内に熱がこもるので、額から汗が吹き出し、その汗が目に入ったりしてすごく不快です」(29歳/主婦)

「お風呂掃除が嫌。うちの浴室は蒸し蒸ししていてとにかく暑いし、夏は面倒くさくて本当にやりたくありません」(54歳/主婦)

「エアコンのないお風呂の掃除が、夏は特に大変でやりたくないです」(57歳/主婦)

お風呂掃除も、先ほどのトイレ掃除と同様、クーラーがないので暑くてやりたくないという意見が目立ちました。最後にお風呂に入る人が出る前に掃除をする、こすらずに汚れを落とせる洗剤を使う、水で掃除をするなど、いろいろと工夫しながら夏のお風呂掃除を乗り切りたいものですね。

第3位「洗濯物干し」・・・13票

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「いちばん嫌なのは、洗濯物干し。涼しい部屋からベランダに出るだけで、暑くて体が溶けそうです」(36歳/主婦)

「外に出るだけで汗が吹き出るし、シワシワの洗濯物をピンと伸ばして干すときに、また汗が出てきてしまうので、不快でたまりません」(65歳/主婦)

「洗濯物を干すこと。暑くて汗が出るのはもちろん、短時間でも日焼けもするので最悪です」(44歳/主婦)

「洗濯物を干すときに、気をつけてはいても、夏はしょっちゅう蚊に刺されてしまうのが嫌でたまりません」(69歳/その他)

暑い中、わざわざ外に出てやらなければならない洗濯物干しも、夏にやりたくない家事の1つ。クーラーの効いた部屋から暑い屋外に出ると、一気に汗が噴き出して本当に不快ですよね。また、短い時間であっても外に出ることで、日焼けもするし、虫に刺されることもあるので、とにかく洗濯物干しだけはやりたくないという人も多いようです。

第2位「アイロンがけ」・・・20票

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「クーラーの温度をだいぶ下げてアイロンがけをしますが、それでも汗だくになってしまうので、夏は本当にやりたくないです」(53歳/主婦)

「アイロンがけをすると、アイロンからの熱気で、暑くて汗が止まらなくなってしまうのが困ります」(55歳/主婦)

「夫の服は大きいためアイロンをかける範囲が広く、私の動きも大きくなるので、運動並みに汗をかくのが嫌です」(50歳/主婦)

「夏は暑くてアイロンがけをしたくないので、なるべくアイロンなしで着られる素材の服を選ぶようにしています」(63歳/その他)

熱が発生するアイロンがけも、夏はやりたくないもの。アイロンの熱気はもちろん、服のシワを伸ばすために力を入れてアイロンをかけることで、体温が上がって汗もどんどん出てきてしまいます。クーラーの効いた部屋でアイロンがけをするのはもちろんですが、夏はアイロンいらずの素材の服を選んで、アイロンがけを減らすのがいちばん良さそうです。

第1位「料理」・・・63票

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「ただでさえ暑い家の中が、キッチンで火を使うことでさらに暑くなるので、本当に料理だけはしたくありません」(31歳/主婦)

「そもそも台所は熱がこもって暑いのに、さらに火を使うことで暑さが増すので、まるで地獄のようです」(47歳/主婦)

「火を使う料理。揚げ物なんて絶対にしたくないし、お茶を作るためのお湯を沸かすことすら、暑くてやりたくありません」(47歳/その他)

「IHコンロを使っていますが、火がなくてもやはり調理中は料理の熱気で暑くなるし、特に揚げ物は台所が一気に暑くなるので、絶対にやりたくありません」(71歳/主婦)

「煮込み料理。長時間火を使うと室温もどんどん上がるし、料理の蒸気で湿度も上がって本当に不快です」(37歳/主婦)

2位に大幅な差をつけて、ぶっちぎりの1位に輝いたのは、料理でした。火を使うことでキッチンの室温がどんどん上がるため、料理中はクーラーを使っていてもあまり効果がないことも多いもの。室温が上がりやすい揚げ物や煮込み料理は、特にやりたくないという人がたくさんいました。なるべく調理に時間をかけずに済むよう、夏は火を使わない料理やお惣菜などを上手に取り入れていきたいですね。

ほかにはこんな家事もやりたくない!

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「食材の買い物。外に出るのが暑くて嫌だし、お店の中と外の温度差で体調が悪くなってしまうのも困ります」(40歳/主婦)

「ベランダ掃除はとにかく暑いし、日焼けもするので本当にやりたくないです」(49歳/総務・人事・事務)

「庭の草取りは、気温が高くて大変だし、涼しくなる夕方にやると蚊に刺されてしまうので困ります」(56歳/主婦)

「台所の排水口掃除。夏場は排水口が臭ったり、ヌメリやカビが発生しやすくなるため、頻繁に掃除する必要がありますが、生ゴミのニオイが苦手なので辛いです」(55歳/主婦)

「換気扇の掃除。夏にやるほうが汚れが落ちやすくてラクだと聞きますが、ベタベタして時間がかかるし、暑すぎて本当にやりたくありません」(61歳/主婦)

「2階の部屋の掃除。夏は、熱気が上にのぼって2階がすごく暑くなるので、普通に掃除するのも一苦労です」(66歳/主婦)

ランキングには入らなかったものの、ほかにも夏にやりたくない家事はいろいろ。特に、食材の買い出しやベランダ掃除、庭の草取りなど、外に出なくてはいけない家事はやりたくないという声が目立ちました。また、排水口の掃除や換気扇掃除など、手がヌルヌルしたり、ベタベタするような不快感のある掃除も、暑い夏はやりたくないと感じるようです。

いかがでしたか? 夏は暑くて家事は何もやりたくないというのが本音だと思いますが、どんなに暑くても、家事をやらないわけにはいきません。暑い季節もあと少し。いろいろと工夫したり、適度に手抜きをしたりしながら、快適に家事をこなしていきたいものですね。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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