換気・乾燥でカビの原因となる湿気を撃退
nullお風呂のカビ予防策として、ほとんどの人がやっていたのが浴室の「換気」と「乾燥」。カビの原因となる湿気を浴室からしっかり取り除くことができれば、カビの発生をかなり防ぐことができそうです。
「入浴後は必ず窓を開けて換気扇を回す」(47歳/主婦)
「お風呂から上がったら浴室乾燥機を必ずつける」(37歳/営業・販売)
「普段から浴室のドアを開けて湿気がこもらないようにする」(45歳/主婦)
「換気扇をこまめに回して乾燥させる」(59歳/その他)
皆さん、換気扇・浴室乾燥機の使用や窓や扉の開閉によって浴室に湿気がこもらないようにしていましたが、換気する時間の長さは「入浴後の数時間」「翌朝まで」「1日中24時間」と人それぞれ。とにかく、きちんと換気をして浴室内をしっかり乾燥させることがポイントのようです。
また、「換気扇を常にきれいに保つようにする」(30歳/主婦)というように、換気扇をきちんとフル稼働させてしっかり湿気を取り除くために、ホコリなどがたまりやすい換気扇の掃除も忘れないことが大切です。
拭き取り・水切りで水滴をしっかり除去
null入浴後の浴室内の水滴をしっかり取り除くことも、カビ予防策として効果なようです。
「浴室を使用した後は必ずタオルで水けを拭き取る」(44歳/その他)
「毎回、吸水力のある専用のタオルを使って壁などの水滴を拭く」(18歳/学生・フリーター)
「お風呂から上がるときに水切りワイパーを使って水滴を取り除く」(28歳/学生・フリーター)
お風呂上りに毎回、浴室全体の水滴を拭き取るのはかなり大変な気がしますが、これさえやっておけば、カビの発生をきちんと防ぐことができそうです。「毎回はちょっと大変」という人は、数日に1度の割合でやってみてもいいかもしれません。
入浴後は冷水or熱湯で全体を洗い流す
null意外に多かったのが、お風呂上りにシャワーなどを使って、冷水もしくは熱湯で浴室全体を洗い流すという予防策。
「お風呂上りに水シャワーで浴室全体を洗い流します」(59歳/主婦)
「使用後は必ず壁や床のタイルに熱湯をかける」(53歳/その他)
「週に一度、50度の熱湯を全体にかけてカビ予防をしています」(36歳/その他)
圧倒的に多かったのは、「冷水をかける」というものでしたが、カビは熱に弱いので、「熱々の熱湯をかける」のも浴室全体の殺菌に役立ちそうです。
掃除にはこだわりの洗剤類を使用
nullカビ予防策として「浴室内をこまめに掃除する」(43歳/その他)というのは、基本中の基本ですが、その際に使う洗剤類にこだわる人も多くいました。
「定期的に防カビ燻煙材を使ってカビ予防」(34歳/デザイン関係)
「入浴後は重曹水をまいてお掃除」(33歳/主婦)
「お風呂グッズは月1回『オキシクリーン』で漬け置き洗い」(37歳/その他)
「浴室掃除のあとは酢水で全体を拭く」(24歳/学生・フリーター)
「浴室天井は2カ月に1回程度エタノールで拭くようにしています」(42歳/主婦)
こまめに掃除をするのはもちろん大事ですが、カビ予防に効果のある洗剤を使って定期的に掃除をすることで、よりしっかりとカビを防ぐことができそうです。
ほかにもまだある!こんな対策も
null今までご紹介した以外にも、まだいろいろなカビ予防策がありました。
「浴室内のゴムパッキンにロウソクのロウを塗り、カビの発生を防ぐ」(18歳/学生・フリーター)
「お風呂掃除を『ダスキン』に頼む」(45歳/総務・人事・事務)
「脱衣所に除湿器を置いて浴室を乾燥させる」(32歳/その他)
掃除のスペシャリストである業者に頼んでお風呂掃除をしてもらうというのも、たしかにいいアイディアです。特別な掃除器具や強力な洗剤ですみずみまできれいにしてくれるので、万一カビが発生してしまったときなどに、ぜひお願いしたいところです。
いかがでしたか? お風呂のカビ予防策は「換気」「乾燥」「こまめな掃除」で、浴室内に湿気やカビのもととなる菌の発生を防ぐことがいちばんのポイントのようです。ぜひ、皆さんもしっかりとお風呂のカビ予防をして、イヤ~な梅雨の季節もカビ知らずの快適なお風呂で、のんびりと1日の疲れを癒してください。