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NISAって何の略?「N」が何の頭文字か知っている人は51%でした!【意外と知らない正式名称】

よく目にするアルファベットの略語。なんとなく知っているつもりでも、いざ何の略かと聞かれるとわからないものも多いのではないでしょうか。『kufura』では、そんな“意外と知らない正式名称”についての調査を実施。今回のお題は「NISA」です。

20~60代の男女585人に、「NISA」が何の略称であるか知っているかを尋ねたところ、73%の人が「知らない」と回答しました。「「NISA」が何のことかわからない」(5.8%)と答えた人と合わせると、約8割の人が「NISA」の正式名称を知らないことが分かりました。

「NISA」とは、イギリスの「ISA」(Individual Savings Account)をもとに作られた造語です。「N」は何の頭文字かご存知ですか?

「NISA」の正式名称は?

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【問題】
「NISA」とは、イギリスの「ISA」(Individual Savings Account)をもとに作られた造語です。「N」は何の頭文字だと思いますか?(回答者数:585人)

正解は…

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【答え】
NIPPON(日本)

答えは「NIPPON」。「日本」と答えた人と合わせると、正答率は50.6%で、585人中296人が正しく答えていました。

「NISA(ニーサ)」(少額投資非課税制度)は個人投資家のための税制優遇制度のことで、毎年、一定金額の範囲内で購入をした金融商品から得られる利益が非課税になるもの。現在は120万円までが非課税枠となっています。

イギリスの「ISA」(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、「NISA」(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。

NISAが日本でスタートしたのは2014年1月のこと。現行の「NISA」では、「一般NISA」と「つみたてNISA」があり、どちらかひとつを選択しての利用が可能です。どちらも“非課税期間”が設けられており、「一般NISA」は5年、「つみたてNISA」は20年となっています。また、年間の投資額にもそれぞれ上限額があります。

2024年以降、「NISA」の抜本的拡充・恒久化が図られ、「新しいNISA」が導入される予定となっています。こちらは年間投資額が増額され、非課税で保有できる期間が無期限となるとのこと。(参考:金融庁公式サイト

アンケート回答者に、現在「NISA」をやっているか聞いたところ、「やっている」と回答した人は32.1%、「やろうと思っている」人は19.3%と、約半数の人が「NISA」に関心を持っていることが分かりました。

既にNISAを始めている人も多い。

「N」の間違い回答、1位は「National」でした

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「NISA」の「N」は何の頭文字? の回答で、間違った単語やスペルミスとして多かったものには、以下がありました。

National・・・71人(12.1%)
new・・・26人(4.4%)

また、「わからない」と回答した人は148人(25.3%)でした。

2024年から新NISAになります。金融機関を変更する場合は、12月中頃までの手続きが必要です。

今回は2人に1人が正しく回答していました。いつも何気なく使っているアルファベットの省略でも、意外と正式名称を知らないものは多いのかもしれません。いざというときに困ることのないよう、今のうちに覚えておきましょう!

ナカムラミカ
ナカムラミカ

エディター/ライター。大学在学時からライターとして活動、気付けばもうすぐフリーライター歴20年。webサイトや書籍の編集・ライティングなどを担当。料理と暮らしまわりの手仕事が趣味。根っからのインドア派だが、3児の母となりアウトドアの楽しさにも目覚めたところ。

 

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