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「里帰り出産しなかったママ」121人の実体験を追跡!乗り切るために備えたこととは?

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出産後の女性の体は、ひどくダメージを受けています。体の状態によっては、新生児のケアと家事を両立することが難しくなることも。今回は、実家のサポートを受ける“里帰り出産”をせずに産後を乗り切った経験がある女性たちに、里帰り出産をしないメリットやデメリット、さらに無事に産後を乗り越えるための心得についてうかがいました。

里帰り出産をしないメリットは?

前回は、里帰り出産を経験した女性たちに、産後を振り返ってもらいました。続く今回は、「里帰り出産をしたことがない」「里帰り出産をした時と、しなかった時の両方の経験がある」と回答した女性121人のアンケート結果をご紹介します。

まずは、皆さんが感じた「里帰り出産をしない産後のメリット」からお届けします。

(1)産後から夫が育児に関わることができた

「夫が育児に積極的だった」(27歳・公務員)

「夫が立ち会えた。夫と離れる期間がなかった」(34歳・主婦)

「夫が立ち会えたこと。出産するまで間近で夫がみていること。家事は大変だけど、それをみて手を差し伸べるか、口うるさく言うかで男の器が見える」(39歳・その他)

121人中20人の女性は、自宅で産前・産後の生活を送ることで、夫に父親の意識が早く芽生える点が良いと回答していました。里帰り出産をした女性の多くがデメリットとして「夫婦関係の不安」をあげていましたが、逆の結果となりました。

(2)自分のペースで過ごすことができた

「1人の時間が好きなので1人になれてよかった」(37歳・主婦)

「夫に買い物を全て任せて簡単なご飯にしていたので、自分のペースでゆっくり産褥期を過ごせました」(36歳・主婦)

「親や祖父母からのアドバイス等にイライラしなくてすんだ」(30歳・広報・宣伝)

「親に迷惑が掛からない」(42歳・主婦)

産後を静かに過ごしたい女性は少なくありません。17人の女性は家族からのアドバイスや干渉から自由に過ごせたことをメリットだと感じていました。

(3)環境の変化による負担が少ない

「健診に通いやすかった」(33歳・その他)

「赤ちゃんを長距離移動させずにすむ」(45歳・主婦)

「いつもの環境で暮らせるのはよい。上の子も保育園にいっていたのでなおさら」(42歳・主婦)

里帰り出産によって通う病院を変えたり、大荷物をまとめて長距離の移動をする必要がない点は、母体や赤ちゃんにかかる負担を減らしてくれる場合もあるようです。

里帰り出産の2つのデメリットとは?

一方でデメリットをあげた人は、121人中23人と思いのほか少数でしたが、2つの意見に集約されていました。

(1)夫の協力が得られない場合は大変

「旦那の帰りが遅いから1人では大変」(33歳・主婦)

「夫が家事をまったくしなかった」(39歳・主婦)

「夫が1人で出かけるのが恨めしいと思う。自分は赤ちゃんとセットとなって行動してるのに」(46歳・総務・人事・事務)

(2)体力的にきつい

「息抜きができない。たまにはラクしたくてもなかなか手抜きできない」(38歳・主婦)

「休む時間があまりなかった」(25歳・主婦)

「なんでも自分でしなくてはいけない」(39歳・主婦)

「子育てプラス家事全般を一挙にしないといけなかった」(46歳・主婦)

今回の調査では、121人中9人の女性は自分の両親と近居や同居のため「里帰り出産の必要がない」と回答しています。それ以外の場合、やはり“夫頼み”となる産後ですが、夫の家事スキルの習熟度によっては、サポートしてもらえなかったケースも見受けられました。

「里帰りなしの出産」に備えておくべき5つのこと

続いて、これから里帰り出産をせずに産後を乗り切る女性に向けて、体験者からの5つのアドバイスをご紹介します。

(1)夫との協力体制の構築

「夫に頼ることになるので、あらかじめ夫の職場に根回しして休めるようにしておく」(45歳・公務員)

「産前に父親教室に行って夫に色々と経験しておいてもらう」(32歳・主婦)

「提出すべき書類などは全てまとめておいて、夫に分かりやすくしておく」(33歳・その他)

(2)1人のときに陣痛がくるケースに備える

「タクシーの電話番号は携帯に入れておいた方がいい」(36歳・主婦)

「夫が不在のことも考えて、陣痛タクシーを調べておくと安心」(42歳・その他)

(3)家事・買い物の外注先の確保

「自分の仕事を極力減らす為にも、宅配スーパーやお弁当の宅配など、安く便利に使えるサービスを事前に調べておくといいと思う」(44歳・主婦)

「子育てはアクシデントの連続なので、疲れたお母さんの為にもいざという時手助けしてくれるサービスがあると心に余裕が生まれます」(44歳・主婦)

(4)産後の体を甘く見ない

「産後の養生を甘くみず、家事は手抜き。食事は外注して休むべし」(27歳・公務員)

「産前の元気な時期になるべく体力づくりをしておいた方が良い」(34歳・主婦)

(5)夫が頼りにならないパターンを想定しておく

「夫が頼れない前提で全てを先回り準備しておいた方がよい」(32歳・営業・販売)

「人に頼ろうとしないこと。頼りたいと思うから助けがないと絶望してしまう」(48歳・主婦)

赤ちゃんの健康状態や、産後の母体の回復の具合は、“その時”が来るまでわからないことが数多くあります。いろんな事態を想定しておいて、夫と協力しながら買い物外注先、家事代行サービスなど、情報収集をしておくといざというときに安心かもしれません。

最後に、里帰り出産をせずに産後を過ごした経験がある121人の女性に「次回、もし出産をする機会があれば、里帰り出産をしたいと思いますか」と聞いてみました。結果は以下の通り。

里帰り出産をしたい・・・13.2%

里帰り出産をしたくない・・・51.2%

わからない・・・35.5%

半数以上が「里帰り出産をしたくない」と回答しています。親の年齢や上の子の生活を配慮する声、赤ちゃんとの接し方に慣れているため、親のサポートは不要といった声が集まりました。

 

以上、今回は里帰り出産をせずに産後を過ごした女性の体験談をご紹介しました。

出産を控えて里帰り出産について迷っている方は、どの環境が最もストレスや負担が少ないのかさまざまなパターンをシミュレーションをしたうえで、自分が納得できる選択をしたいものです。

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2019年9月末までの記事内の「税込み価格」につきましては、増税前の税率(8%)での価格となっておりますので、ご了承ください。

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