「飼い主さんに甘えたい」とっておきのアピールのしぐさ
null「“おて”と人間が手を出すと、前足でなくあごを手に乗せてくる」(53歳/女性/公務員)
「お尻を突き出して尻尾フリフリでおしりをなでてとおねだりしてくる」(43歳/女性/主婦)
「撫でているとなぜか低く唸り続ける。気持ちよくて嬉しいらしい」(33歳/女性/総務・人事・事務)
「早くなでると喜んで飛び跳ねるが、ゆっくりなでると目を閉じて寝てしまう」(41歳/男性/その他)
「地面がかわいている時はお腹を向けてくるけど、濡れていると向けられなくてソワソワしているのがかわいい」(15歳/女性/学生)
思わず「いったいどこで覚えてきたの?」と聞きたくなるユニークなしぐさが集まりました。犬は飼い主さんの気を引くために、あの手この手を使ってアピールします。なかには偶然の行動もありますが、家族が笑ったりほめたりすれば「甘え作戦成功!」と繰り返すようになるわけです。
「みんなが驚くほどのやきもちやきさんでした。私の手と子どもとがちょうど密着しているその隙間に顔を押し付けて入ってこようとし、自分も抱っこしてもらおうと必死になっていました笑」(47歳/女性/主婦)
「スマホを見ているとスマホを押しのけて自分の顔を突っ込んできてなでろと主張してくるのは可愛かった」(53歳/女性/金融関係)
甘えたい気持ちが強すぎて、子どもやスマートフォンにまでやきもちをやいていたというエピソードも。日ごろから飼い主さんが愛情深く接しているからですね。
「食いしん坊バンザイ」ごはんのためならいつでも全力!
null「ごはんの時間に、非常に正確。5分前後くらいで、催促してくる」(60歳/男性/その他)
「栽培しているインゲンを自宅に持ち帰ると、玄関からずっと後を付けてきます。インゲン入りのおかずを食べていると、隙を見て皿からインゲンをすっと抜いて食べます」(52歳/女性/その他)
「餌を食べる時に容器の周りを回りながら食べます」(56歳/男性/その他)
「ごはんを食べるときに家族を呼んでずっと見ていてもらうのが可愛い」(32歳/女性/弁護士)
「ご飯のあとの歯磨きガムをあげるとき高速回転する」(52歳/女性/その他)
「何故か身欠きニシンが好きで、与えると食べないで、ソファーの座面と背もたれの間に隠す」(69歳/男性/会社経営・役員)
旺盛な食欲は健康な証拠ですが、腹時計の正確さには驚くばかりですよね。また、犬は野生動物のように保存食として食べ物を隠すことがあります。衛生面が心配であれば犬が見ていないときに回収しましょう。目の前で回収すると、大切な食べ物を奪われたと勘違いさせてしまうかもしれません。
「おやつを“待て”をしながら、顔に近づけたら、絶対見ないようにすること」(45歳/女性/その他)
まるで「食べたいけど我慢しなくちゃ」と思っているかのよう。長すぎるおあずけに対して「本当にくれるのかな?」と不安を感じる犬もいるので、ほどほどにしてあげたいですね。
「まるで人間みたい」いつの間にか覚えた不思議な行動
null「犬なのに犬嫌いで人間好きで自分のことを人間と思っているのかもと思ったことがある」(43歳/女性/主婦)
「ドイツ生まれの犬だったので、日本語で呼びかけてもはじめは理解できなかった」(66歳/男性/その他)
「話しかけるとたまによく聞こえないのか首を横に傾げて人間みたいなポースをとるとき」(40歳/女性/その他)
「“こしゅん”と言ってくしゃみをしているところ」(53歳/男性/総務・人事・事務)
「散歩は喜んで歩くのに、どうしてわかるのか予防接種の時は家から一歩も歩かない」(67歳/男性/その他)
「ワンコも夢を見るのか? ソファーで寝ていていきなり手足をバタつかせて走っているような仕草。相当ダッシュしているようだ」(58歳/女性/主婦)
愛犬の行動を見て、ついに「自分を人間だと思っているのではないか」と疑惑を抱く飼い主さんも出てきました。じつは犬に人間の真似をさせるトレーニング方法もあるので、もしかしたら飼い主さんの振る舞いを真似していたりして?
さらに、猫や鳥みたいな犬のエピソードも届いています。
「とても寒がりで、冬はこたつの中にいるし、布団の中に入ってきた。雪の日に外に出したら、固まって動かなかった」(29歳/女性/学生・フリーター)
「ワンワン吠えないで鳥みたいにぴーぴー鳴いていたから面白かった」(61歳/男性/その他)
「忠犬はもう古い?」家族より“推し”に振り向いてほしい
null「家の犬は家族以外にはあまりなつかなかったんですが、宅配便の配達のお兄さんが好きになって、玄関のベルをその方が鳴らすと、飛びついて喜んでいました。なんでわかるのかいまだに不思議です」(73歳/女性/主婦)
「好きな犬や好きな人が近づいてくると、お腹を見せて寝転んで待ち構える」(68歳/女性/主婦)
「お友達が遊びにくると色々な反応をして、面白いのは靴の中に顔をうずめてニオイをクンクンし、気に入ると(?)そのまま靴を持ってきて嬉しそうに来た友達に渡す」(57歳/女性/総務・人事・事務)
今は犬だって“推し”がいる時代です。友人や宅配便スタッフをはじめ、散歩のときに会う青果店の人や警備員さんの大ファンという犬もいるよう。飼い主さんとしては切ないかもしれませんが、いつもいっしょにいる家族こそ“推し”の殿堂入りしているはずですよ!
「撫でて欲しいとお腹を出して撫でてアピールをするが、自分が求めていない場所を撫でていると、手足でバチーンと激しいアタックをされること。この激しいアタックが可愛すぎる」(49歳/女性/主婦)
「飼い主の顔を舐めるのが好きだが、何故か鼻の穴の中に舌を突っ込んでくる」(25歳/男性/学生・フリーター)
「うちの犬は私の足音が分かるので、家に帰ってきたらいつも玄関で待っていて、飛びついてじゃれてくる」(60歳/男性/営業・販売)
と、愛犬のツンデレなしぐさに夢中になっている飼い主さんの声も届いています。様々な愛情表現があるようです。
エアコンを催促、うんちを蹴飛ばす…気になる謎行動がたくさん
null「トリミングの際に居眠りをすること。外から見ていたらトリマーさん達に笑われていました」(41歳/女性/営業・販売)
「エアコンの冷房を催促する」(56歳/男性/その他)
「自分のイビキにビックリして起きてしまうこと」(47歳/男性/研究・開発)
「音楽を流すとお尻をふる」(34歳/女性/営業・販売)
「用を足している時にこっち見るなみたいな顔をしてこちらを見てくる」(40歳/男性/その他)
「うちの犬は、ウンチを蹴飛ばします。そのしぐさがいとおしく感じます。足のうんちを後で拭くのは億劫ですが」(49歳/男性/総務・人事・事務)
飼い主さんが教えてくれた犬のユニークなしぐさはまだまだたくさんあります。本記事を読んだみなさんも、愛犬のおもしろくもいとおしい謎行動を見つけてみてくださいね。
今回実施したアンケートでは、記事で紹介しきれないほどたくさんのエピソードが届きました。飼い主さんが愛犬と日々幸せに過ごしているからこそ気づけたことではないでしょうか。微笑ましい暮らしぶりがうかがえて、読んでいる筆者も思わずクスッとしました。幸せのおすそ分けをありがとうございます!
ライター/編集者。レコード会社と出版社を経てフリーランスになり、雑誌、書籍、Webの制作を行う。得意分野はペット、防災、医療、PRなど。甲斐犬のサウザーとおもしろおかしく暮らす。愛玩動物飼養管理士1級/防災士/いけばな草月流師範。