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私だけ…?「実家や義実家」に行ったときに気になる“小さなこと”。汚れや匂い以外にも

お盆には実家や義実家に訪問したり帰省したりする人も少なくありませんが、以前暮らしていた実家であっても、ちょっとしたことが気になってしまうかもしれません。また義実家でも、同じように気になる部分が出てくることもあるでしょう。

そこで『kufura』では、20〜50代の女性120人に、実家や義実家に泊まったり訪問したりするときに気になる「小さなこと」についてアンケートを行いました。この記事で理由とともに「気になること」を紹介していきます。

「掃除」が行き届いていない

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水回りの汚さが気になる」(40歳/その他)

お風呂のカビを退治していないので、少し汚い」(50歳/総務・人事・事務)

部屋が汚くて嫌になる」(32歳/総務・人事・事務)

床に埃がたまっていること」(23歳/主婦)

キッチンのシンクやお風呂、洗面台など水を使う場所は汚れやすいもの。ヌメリやカビが発生することもありますが、それが放置されている場合もあるそう。定期的に掃除をすれば防げるのでしょうが、それを怠っているのかもしれません。

また床に埃がたくさんたまっていたり汚れたままだったりなど、床の掃除もしっかりとされていないこともあるようです。夏は素足で家に上がることもありますから、少し躊躇してしまいますね。

夫の実家は猫を飼っていたので、猫の毛と臭いが気になった」(31歳/その他)

義実家でペットを飼っているので毛が気になる」(37歳/主婦)

自分もペットを飼っていればそれほど気にならないのかもしれませんが、そうでない場合には実家や義実家でのペットの臭いや落ちている毛が気になることも。またペット用トイレが室内にあると、トイレの臭いも気になるかもしれません。

これって清潔なの?「不衛生さ」を感じてしまう

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バスタオルをなかなか洗ってくれないので汚いのが嫌」(55歳/その他)

バスマットにカビが生えている」(42歳/主婦)

トイレに便座カバーが付いているが、きれいなのか気になる」(52歳/主婦)

キッチンのスポンジが汚い。キッチンの手拭きタオルがいつも洗ってない感じで汚れている。食器が汚いなど、気になる小さなことが満載です。私は汚いのが本当に嫌なので」(56歳/主婦)

実家や義実家でトイレを使ったりお風呂に入ったりするときに使うタオル類が、あまり洗っていないように見えることもあるようですね。

またトイレの便座についているカバーも、定期的に洗ったり交換したりしていないように見えると、トイレを使いたくないと思ってしまうもの。直接肌が触れるものに関しては、不衛生さを強く感じてしまうのかもしれません。

さらにキッチンのスポンジが汚れていると、そのスポンジで洗うの?と思ってしまいます。いくら洗剤をつけても、きちんと洗えていないのではないかと疑いの目で見てしまうことも。

そして食器が汚れていると、それにおかずを盛り付けるのにも抵抗を感じるものです。とにかく不衛生という点が、とても気になっていることがわかります。

「もの」が多すぎる

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冷蔵庫の中がカオスで、何がどこにあるのか全くわからない」(49歳/総務・人事・事務)

冷蔵庫ごちゃごちゃ」(44歳/主婦)

義実家はそれなりに整理整頓されてはいるけれど、とにかくもので溢れているのがたまらない」(57歳/主婦)

スーパーの小袋などなんでも取っておいてあるので家が雑然としている」(48歳/パート・アルバイト)

実家や義実家に住んでいる人の性格にもよるでしょうが、ものがたくさんあっても整理ができていないこともあるようですね。例えば冷蔵庫。

限られたスペースの中に色々な食材を詰め込んでいるので、余裕がないくらいパンパンになっていたりどこに何が入っているのかわからなくなっていたりするそう。賞味期限が切れた食材も眠っているのかもしれませんね。

またものを捨てられない人の場合は、もらいものなどが増えてしまい、家中にものが溢れている状態に。足の踏み場もないとまではいかなくても、雑然としていて圧迫感があるのではないでしょうか。

義実家の人への「気遣い」

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義実家で、喉が渇いて飲み物を飲みたくても、勝手に冷蔵庫を開けにくく遠慮してしまう」(44歳/主婦)

料理などを振舞ってもらっているが、なにか手伝いますというべきか」(20歳/営業・販売)

実家では気心が知れた親がいるので、あまり遠慮はないでしょうが、義実家となるとそうはいきません。飲み物が欲しくても、冷蔵庫を開けることもできませんし、飲み物をくださいとも言いづらいですよね。

また義実家で料理を振る舞ってくれるならば、何か手伝ったほうがいいのかと悩むこともあります。手伝うとしても勝手がわからないので邪魔になるかも知れませんし、逆に手伝わないと何か言われるかも知れない。そう考えると、どうしたらいいのか困ってしまうものですね。

「お線香の匂い」が気になる

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義実家には仏壇がありお線香臭いのが気になる」(54歳/主婦)

実家には仏壇がなかったのでお線香には馴染みがなく、義実家のお線香の匂いが苦手」(54歳/主婦)

実家や義実家に仏壇があると、日々お線香をあげる習慣があるかもしれません。またお盆にも仏壇に手を合わせるでしょうから、お線香の煙や匂いが家中に漂うこともあります。お線香の匂いにもいろいろありますが、苦手な人にとっては我慢の時間になるのでしょう。

普段の生活に「欠かせない」ものがない…

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Wi-Fiがないから不便」(53歳/主婦)

エアコンがないので、夏場は暑いこと」(54歳/その他)

ネット環境を作るためにWi-Fiを活用しますが、実家や義実家にはWi-Fiがない場合も。SNSやネットでの検索くらいなら問題ないでしょうが、動画を見たりするのは難しくなる可能性もあります。特にお子さんが一緒の場合は、スマホやタブレットを使うこともあるでしょうから、Wi-Fiがないと困ってしまいますね。

さらにエアコンがないと、扇風機などで暑さを凌ぐことになります。もともと気温が低めの地域ならよいでしょうが、酷暑の中では扇風機でも厳しい場合も多いでしょう。普段の生活スタイルと違ってしまうと、居心地が悪くなってしまいますね。

 

お盆に実家や義実家に訪問する際に、小さなことが気になる人も少なくないようです。汚れが気になったり気遣いが必要だったりと、抵抗を感じるシーンはそれぞれ違いますが、多少のことは期間限定のこととして受け入れることも必要になりそうですね。

川崎さちえ
川崎さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。

2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。

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