類は友を呼ぶ?
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なりたい顔ってどんな顔?
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山田シャルロッテです。
先日、とある年配の女性有名人のブログを閲覧していた時のこと。お食事会にお友達4人が集まった……というお写真に、なんとも不思議な違和感を覚えました。全員美しくて、年代はややばらつきのある、40~80代くらいの方々なのですが……頬がみな、同じようにパ~ン!とはりつめていて、鼻筋が細く通っており、唇はキスマークのアイコンのように厚めのぷるんぷるん……血縁のような似かたではないんだけど、「でも妙に似ている!」。
というわけで、今回、その違和感を漫画に転化してみました。
美容医療が発達しまくった昨今、どこまで活用すればいいのか?の線引きが難しいですよね。
実は筆者も先日、美容医療を利用しました。顔にできてしまった大き目のシミを、皮膚科の自由診療(約3万円)でとってもらったのです。自分自身、美容的にはさほど気にしていなかったんですが(オシャレは好きだけど、年齢体質的にできちゃったシミは、外出時にはコンシーラーで整えればいいよね、くらいの感じ)、仕事先で化粧がハゲ気味になった際、ある人から「インクついてますよ」ってナチュラル勘違いの指摘をされまして。「ああ、これシミです」と答えたら、指摘した人が異様に恐縮してしまって……。で、ちょっと考えまして、「目立つシミ(でも美容医療ですぐとれそうな感じ)をほったらかしにしてることで、善意の第三者をいたたまれない気持ちにさせる危険をこの先も放置するくらいなら……」と、皮膚科へGO!したのです。
結果として、めちゃ良かったです。お値段以上だと感じてます。まず、外出用メイクのたびにコンシーラーを厚塗りする手間がなくなったし(物理的メリット)、日々の生活の中でもなにげなく鏡を見るたび「あ、あの目立ってたシミが消えてる♪」って、ちょっとアガります(精神的メリット)。ズボラで無頓着なとこがある筆者ですら「ちょっときれいになった」事のルンルン効果が目覚ましいのですから、もともと「より美しくなりたい」とか「美的におとろえたくない」って気持ちが強くて経済力もある人なら、美容医療が「日々の洗顔程度のお手入れ」化していくんだろうな~……と実感しました。
まあ、人からどう思われようが、自分の満足度が高ければ良いと思うのですが。「美」を追及するがゆえに「不自然不健康=不美」な感じがしちゃうのって、なんだか寂しい。……好きなことほど、適正なラインを見極めるのが難しいのかもしれません。

ライター&イラストレーター・漫画家。1児を高齢出産後、都内で子育て中。
仕事をしながら子どものお稽古事やスポーツ活動の委員、PTA活動などもけっこう参加するので、ママ友多数。