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「そういうこと聞く…?」ママ友の何気ない会話の中で感じる価値観の違い「ママトモ同志 #54」

コミック連載『ママトモ同志』第54話!

どんなに親しい間柄でも、ちょっとした価値観の違いはあるものです。特に顕著に表れるのが「お金」関連。お金の話を一切したくない人もいれば、あけすけにする人もいます。また、どのくらいの額までが自分にとって平気で出せるか、の基準も、ご家庭によってまちまち。価値観、特にお金がかかわる時は、要注意です。

それぞれの花粉症対策

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それぞれの「……え!?」

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ふだん仲良くしている間柄でも、価値観の違いを感じることって、ありますよね。

特に、人によって違いがあるな……と感じるのが、「値段」関連です。ざっとタイプをあげてみても…

  • 値段が高い=価値だと思ってる人
  • 値段に関係なく、自分の好みに合う=価値だと思ってる人
  • コストパフォーマンスが高い=価値だと思ってる人

などなど。

なので、ものの値段の話をしている時って、その場にいる人それぞれが、実は心の中で違う受け止め方をしている……ってこと、けっこう起こっているんじゃないかと。相手によっては、慎重になったほうがいい話題です。

今回のマンガで出てくる「持ち物の値段をたずねる」という行動ひとつとっても、人によって考え方が違うでしょう。

  1. 単純に値段の情報が知りたいので、ストレートにたずねる
  2. ひとの持ち物の値段を聞くのは失礼だと思うので、たずねない。
  3. 自分がたずねられるのはなんとも思わないけれど、相手が気にするタイプである可能性を考慮して、たずねない。
  4. 値段の話題は、相手が何に価値観を感じる性格かをはかりやすいので、たずねる。
  5. 新しい持ち物については、気付いて声をかけると会話がはずみそうなので、コミュニケーションの一環として値段をたずねる。

……あなたは、どんなタイプでしょうか?

筆者の場合は、以下の3パターンです。

1.情報として値段を知りたい場合…

「お行儀の悪い質問してごめんなさいね。それ、すごくステキだよね?どういうところで買えるの?高そうだよね?」と、エクスキューズ&相手のセンスを立てる方向で聞いてみる。

2.相手が、その持ち物について話したそうな空気を感じる場合…

理由は違うけど、1と同じ聞き方で聞いてあげる(笑)。

3.1&2の前提がある場合も、相手がめんどくさそうな人だったらアクションしない。

……まあ、いまどきは、だいたいネットで検索できるので。あえて「値段をたずねる」とするなら、積極的にコミュニケーションをとりたい相手限定にしておくのが良いかと思います。

山田シャルロッテ
山田シャルロッテ

ライター&イラストレーター・漫画家。1児を高齢出産後、都内で子育て中。
仕事をしながら子どものお稽古事やスポーツ活動の委員、PTA活動などもけっこう参加するので、ママ友多数。

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