尊い……その1
null尊い……その2
null山田シャルロッテです。
保育園や幼稚園の運動会は5月下旬~6月初旬、もしくは10~11月あたりに行われることが多いようです。この春、お子さんの初の運動会だった……という方も多いのでは?
乳幼児の時代って、毎年子どもたちの発達段階によって「できること」が変わっていくので、運動会では、学年ごとの競技の難易度が如実に違います。保育士の先生方が、一所懸命考えてプログラムを組んでくださっているのでしょう。
なんともほほえましいのが、保育園の一番下の学年、赤ちゃんばかりのクラスです。漫画にも描きましたが、「もはやいるだけ状態」の子どもがずらり……の中、たま~に月齢の高い子が少し成果を見せてくれて、担任の先生方は、その分も大振りで「どんな競技であったのかの見本」を必死に披露する……というケースが多いかと思います。たとえ我が子が「いるだけ状態」でも、親にとっては「感動の初運動会」なんですよね。
でも、前述した通り、乳幼児期の発達は、年ごとに見違えるほど変わっていきます。卒園年度の最高学年になる頃には、すごい成長ぶりに、驚きと、大きな感動が待っていると思います。
乳幼児期のレクリエーションは、「子どもの成長」をはっきりと実感できる、とても良い思い出になります。みなさま、ぜひ楽しんでくださいね!
……という「親目線」のお話はもちろん、なのですが……
運動会って意外と、ママたちが「女子目線」になる日かも。というのも「他クラスのご夫婦」が揃ったところを、一斉にみかけやすい日、という特徴があります。
室内イベントだと、保護者は客席でコンパクトに整列しますが、運動会は屋外で比較的動きやすい状態で、「観覧のベストスポットを学年ごとに譲り合う」という現象が起きます。自然と「夫婦で移動」する機会&それを見かける機会が増え、「あのママの旦那さん、あの人なのね」……となるわけです。
「なんとなく知ってる同士」の相手が「カップル」でいる状態を見かけるのって、見たからどうって話でもないんですが、学生時代に「先輩のカレシを目撃した!」的な、妙に乙女なトキメキが発動するのです(笑)。
けっこう「え!?あの2人がご夫婦!?」的な、意外なカップルが点在していたりして。
筆者が実際に見かけて驚いたのは、経理のお仕事をしている、という清楚でかっちりした雰囲気のママ+いかついリーゼントの派手めパパ……というご夫婦で、パパがママのことを「ファーストネームに『さん』づけ」で呼んでおり、ママの荷物もすべてパパが持ってあげていた……という姿。「ああ、奥様を大切になさってるのねぇ」と、いたくときめきました(笑)。
運動会、いろいろな視点で楽しいです(笑)。
ライター&イラストレーター・漫画家。1児を高齢出産後、都内で子育て中。
仕事をしながら子どものお稽古事やスポーツ活動の委員、PTA活動などもけっこう参加するので、ママ友多数。