気遣いの人・江美子さん
null徳を積んでおくと、信頼につながります
null山田シャルロッテです。
お金の扱いにまつわるモヤモヤって、多いですよね。
「お釣りのないように」と事前にアナウンスされているのに、用意してこない人が意外と多くて困る……という現象、あるあるです。別に借金するわけではないけれど、用意して来ない人の数が予想外に多すぎると、けっきょく貸し借りが生まれたりしてややこしくなる。
そういう時にジャストな金額を用意してきてくれる人、とても助かりますが、実は漫画の江美子さんのように「夜中にわざわざお金をくずしに外出した」くらいの手間をかけてくれていたかもしれません。筆者にも「うっかりしていて、くずすのが間に合わなかった」という時はありますが、なるべく意識して用意しておきたいと思います。
「お金の貸し借り」も、少額でも、人間関係に溝を生むタネになったりします。借りたのに、大きな金額ほど重要視せず、貸した人から言われてやっと「あ、ごめん忘れてた~」と、気軽に笑って支払う人とか。大人同士、大っぴらに表さないものの、静か~に、貸してくれた人の、更には周囲の信頼も失ってしまいます。
そもそも貸し借りをしないことが一番ですが、心がけていても「うっかり」が起きる時も……。漫画では、普段の行いの良さのおかげで同行者に貸してもらえましたが、実は筆者、一人で近所で外食した際、この「うっかり」をやってしまった事が……。
「無銭飲食になっちゃう!? どうしよう……」としばし悩み、お店の方に正直に話して「30分以内にお金を用意してお支払いに戻るので、その間、身分証明書を預かっていただく形で信用していただけませんか?」と交渉し、承諾してもらえました。
お金の扱いは金額の大小にかかわらず、というか、少額のときもテキトーに考えないことが、とっても大切だと思っています。
ライター&イラストレーター・漫画家。1児を高齢出産後、都内で子育て中。
仕事をしながら子どものお稽古事やスポーツ活動の委員、PTA活動などもけっこう参加するので、ママ友多数。