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「俺のご飯は?」以外にも…家族が体調不良の時にありえない!と思った夫の言動

自分や子どもが体調を崩してしまったけれど夫は元気、という場面ありますよね。本来なら家族を支えてほしいところですが、逆にその言動に目を丸くしてしまうことも……!?

『kufura』では、20〜50代の共働きの妻125人に、「家族が体調不良の時にありえない!と思った夫の言動」についてアンケートを実施。寄せられたエピソードを通して見えてきたのは、どこか他人事な夫の姿でした。

「なんか俺も具合悪いかも…」謎の体調不良マウント

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「俺も体調悪いかもと、何度も体温を測るが平熱」(44歳/主婦)

「“なんか俺も具合悪いかも”と言い出す。家事・育児をやりたくないだけ」(22歳/学生・フリーター)

「熱もないのに1人で自室にこもって“オレ、なんか調子悪いから隔離しとくわ”って寝ていたことがありました。今は、元気な子を連れ出せる夫に進化しました」(43歳/公務員)

今回のアンケートで多く聞かれたのが、夫の体調不調アピール。本当に具合が悪い場合を除き、そこには家事・育児を避けたい気持ちが透けて見える……という妻が多くいました。どうやらその場合、いくら体温を測っても平熱、というところまでがお決まりのようです。

飲み会、ジム…なんで出かけられるの!?

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「夫が飲み会に出かけたこと。子どものことよりも付き合いが大事なのか!」(51歳/総務・人事・事務)

「子どもが高熱なのに“俺はご飯食べてくるわ~”って普通に外食しに行った」(30歳/広報・広告・デザイン)

「家の中が大変な状況でも“俺は元気だからジム行ってくるね”と出かけてしまった」(24歳/パート・アルバイト)

「仕事でだが接待パーティーに出掛けて、有名人に会ったとか料理の話を振ってきたが、こちらは具合が悪くて話を聞くどころではなかった」(51歳/主婦)

看病や家のこと……やってほしいことはあるのに、自分の都合を優先させて出掛けてしまうことに、「ありえない!」の声が多数。たとえ仕事だとしても、家族の状況を見てスマートに切り上げて、サポートしてほしいものです。

「俺のご飯は?」自分本位な言動&食べ物ミスマッチ

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「具合がだいぶ良くなって、少し食欲が出てきたのでご飯をお願いしたら、カレーライス、焼肉弁当、海鮮丼など、病み上がりにはきついものを作ったり買ったりしてきたとき」(45歳/主婦)

「ありえないだらけです!俺の夕飯どうなるの?自分も実は具合が悪い……など、ありえないだらけ!!!買い物に行ってくれたけど、自分の物しか買ってこなかった!びっくり呆れました!」(56歳/主婦)

「自分の食事だけ食べるために弁当をひとつだけ購入したこと」(58歳/主婦)

「“夕飯作る元気ないから外で食べて帰ってきて”と言ったにも関わらず、惣菜を買って帰ってきて“ご飯ある?”と聞かれた時にイラッとした」(45歳/専門職)

「俺のご飯は?」発言、ネタではなく実際に言われたという方がいました! 気遣いができないばかりか、家事をする気のない自分本位な発言にイラッときてしまいそう……。買い物に行ってくれたとしても、自分の分だけ買ってきた、チョイスが病人には重いものだった、と食事にまつわる残念な声も少なくありませんでした。

思わず溜め息…家事・育児に非協力的

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「子どもが泣いてるのに爆睡された」(44歳/主婦)

「私がインフルエンザで高熱を出している時に、子どもの保育園のお迎えをお願いしたら、仕事だから無理と言われた」(46歳/公務員)

「熱が出ても家事をしているのに携帯を見ながら笑っていた」(32歳/総務・人事・事務)

「ある程度回復して起きて行ったらリビングがぐっちゃぐちゃだった」(43歳/主婦)

指示待ちなのか、無関心なのか、気を回してくれないのか……。体調が悪い時こそ、家族で助け合いながら家事も育児もまわさねばなのに、元気な夫が非協力的だと怒りを通り越して呆れてしまいそう。妻たちの溜め息が聞こえてくるようです。

思いやりはどこへ…?心無い言動

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「しんどいのに自分に対して冷ややかな態度を取られた。仮病だと思ってるの?こっちだってしんどいんだけど!と腹が立った」(32歳/専門職)

「大丈夫?とかの言葉はなしで、マスクして!とまず言ってきたこと。自分の時は咳をしていてもマスクは絶対にしないのに」(45歳/主婦)

「うつすなよとバイキン扱いされた」(53歳/主婦)

「旅行が中止になったときに悪態をついたこと。心配より先に“もったいない”という発言にがっかりした」(46歳/その他)

夫まで病に倒れるとさらに大変なのは理解できるものの、あからさまに迷惑といった態度を取られると、腹立たしく悲しいもの。しんどい思いをしている時こそ、思いやりの心をもって接してもらいたいものです。

ありえない夫の言動は他にも!

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「趣味でいじっていた車のパーツを購入したからと、ダウンしている私に振込を頼んできたこと」(50歳/パート・アルバイト)

「だるかったのに、模様替えの助手にかりだされた上に、“使えねえな、寝とけ”って、言われた……」(50歳/主婦)

「胡椒はどこ?◯◯はどこ?……ゆっくり休めない」52歳/主婦)

「“オレは大丈夫!”といってマスクをする等の感染対策をしないこと。あんたもダウンしたらどうするのよと思うので、最低限の感染対策くらいは積極的にしてほしいと思う」(49歳/パート・アルバイト)

体調が悪いのに手伝いに駆り出される、謎の自信で感染対策をしてくれない、なかなか休ませてくれないなど、夫への不満は尽きません。体調不良の時でなくても、こんな対応をされたらイラッときてしまうかも!?

 

以上、家族の具合が悪い時にありえない!と思った夫の言動を見てきましたが、どこか他人事という印象を受けてしまいました。「それはありえない!」と共感する人も多かったのではないでしょうか。

しかしアンケートでは、同様のシーンで夫にしてもらって嬉しかったことを挙げてくれた人もいました。食べられるものを買ってきてくれた、家事一切をやってくれた、と気遣ってくれたこともあるよう。だからこそ、ムラのある対応をされると余計に「なんで!?」という思いが強まりそうです。(いやいや、ありがたかったことなんてまったくないんですよ!という方もいましたよ……)

しんどい時にほしいのはちょっとした思いやり。家族がダウンしている時こそ家庭に目を向けて、サポートし合える関係を築いていきたいですね。

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